M meets M 一番上に戻る

村野藤吾展

槇文彦展

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横浜3建築展開催連動シンポジウム

横浜で建築を考えるということ

−Next M世代の建築家たちの今


日時|2020年12月12日[土]+ 20日[日] 18:00〜20:00
会場|横浜市庁舎・市民協働推進センタースペースAB(定員40名)

M meets Mをはじめ、複数の建築展が開催されているいま、横浜で建築を考えることの意義や課題に目を向け、この先の可能性に繋がる議論の場をもつことは、広く次代の街や建築をデザインすることの役割を浮かび上がらせることに繋がるだろう。この機会に、横浜で設計活動を続けている建築家が会し、創造都市横浜のこれからを議論する。人数を限定したシンポジウムとし、zoom配信する。チャットなども通し、意見交換の幅を広げたい。

第1回|12月12日[土]
「これからの創造都市横浜での建築の可能性」

大沢雄城[オンデザイン]
熊谷 玄[スタジオ ゲン・クマガイ]
髙橋一平[高橋一平建築事務所]
柳澤 潤[関東学院大学/コンテンポラリーズ]

第2回|12月20日[日]
「創造都市横浜にとっての資産としての建築」

秋元康幸[都市デザインオフィス]
上西 明[上西建築都市設計事務所]
小泉雅生[東京都立大学/小泉アトリエ]
曽我部昌史[神奈川大学/みかんぐみ]
野原 卓[横浜国立大学]

内容詳細

第1回「これからの創造都市横浜での建築の可能性」

日時|2020年12月12日[土] 18:00~20:00
場所|横浜市庁舎・市民協働推進センタースペースAB

横浜をフィールドに、建築をはじめ、まちづくりやランドスケープなど、広く暮らしの場の設計にかかわる若手設計者が会し、これからの横浜が、どのようなかたちで創造都市としての豊かさを深め、次代に繋ぎうるのかを議論する。それぞれが、これまでの実践を通して得た眼差しを手がかりに、よりリアルで新しい話に発展することに期待したい。

①横浜創造都市でのプロジェクトなどおさらい
②自身の作品の紹介(横浜との関係性を含めて)
③対談:これからの横浜をどうしたいか
④質疑応答

登壇者

大沢雄城(おおさわ・ゆうき)
建築家。1989年新潟生まれ。2012年横浜国立大学卒業、同年オンデザイン。横浜の建築設計事務所オンデザインにて、まちづくりやエリアマネジメントなどの都市戦略の立案から実践まで取り組む。主な担当プロジェクトとしてDeNAベイスターズが仕掛けるまちづくり「THE BAYSとコミュニティボールパーク化構想」、ヴィンテージビルを活用したクリエイターシェアオフィス「泰生ポーチ」等。

熊谷 玄(くまがい・げん)
STGK Inc. 代表。1973年横浜生まれ。現代美術作家・崔在銀のアシスタント、EARTHSCAPEINC.を経て、2009年STGK Inc(. 株式会社スタジオゲンクマガイ)設立。ランドスケープデザインを中心に人の暮らす風景のデザインを行なっている。主な仕事は「左近山みんなのにわ」、「みなまき みんなのひろば(南万騎が原駅前広場)」、「グランモール公園」、「have a Yokohama(横浜駅西口仮囲いプロジェクト)」など。

©ToLoLo studio

髙橋一平(たかはし・いっぺい)
1977年東京都出身。2000年東北大学卒業、2002年横浜国立大学大学院修了。西沢立衛建築設計事務所勤務の後、2010年髙橋一平建築事務所設立。現在横浜国立大学、法政大学非常勤講師。作品に「河谷家の住宅」「横浜国立大学中央広場・経済学部講義棟2号館*」など。「アパートメントハウス」で第35回吉岡賞、「Casa O」で日本建築学会新人賞他(*は共同設計)

柳澤 潤(やなぎさわ・じゅん)
1964年東京生まれ。1992年東京工業大学大学院修士課程修了、1992~2000年伊東豊雄建築設計事務所勤務、2000年コンテンポラリーズ設立、現在に至る。2016年~関東学院大学建築・環境学部准教授。受賞歴は、2016年日本建築家協会(JIA)新人賞「塩尻市市民交流センターえんぱーく」、第35回福島建築文化賞復興賞「南相馬みんなの遊び場」(伊東豊雄建築設計事務所と設計JV)。

第2回「創造都市横浜にとっての資産としての建築」

日時|2020年12月20日[日] 18:00~20:00
場所|横浜市庁舎・市民協働推進センタースペースAB

この春、横浜市庁舎は、村野藤吾が設計した7代目から槇文彦がデザイン監修した8代目へと移り、新しい時代の役割を担うべく始動した。旧庁舎跡地では7代目庁舎の活用をしながら、関内の新たな拠点となるべく生まれ変わる。それぞれの立場で新旧横浜市庁舎にかかわった設計者・研究者が会し、資産としての都市や建築への視点を手がかりに、次代に向けた創造都市横浜の可能性を議論する。

①旧市庁舎活用までの流れ
②資産としての建築が創造都市へ与える影響
③対談:これからの横浜をどうしたいか
④質疑応答

登壇者

秋元康幸(あきもと・やすゆき)
横浜国立大学客員教授。横浜市立大学、他 非常勤講師。横浜市役所入庁以来、都市づくりの仕事を中心に行ってきた。都市デザイン室長、文化観光局創造都市推進部長などで、横浜都心部のまちづくり、特に創造都市政策を推進してきた。2018年に横浜市を定年退職し、秋元康幸・都市デザインオフィスを開設し都市づくりの相談を受けている。

上西 明(うえにし・あきら)
建築家。1959年東京生まれ。1984年東京大学大学院修士課程修了。1984年から1997年まで槇総合計画事務所勤務。1998年上西建築都市設計事務所を設立。主な作品に奈良県医師会センター、岩尾整形外科病院など。共著に『都市のあこがれ』、『劇場空間への誘い』、『和室学』。日本建築学会文化施設小委員会委員。日本建築家協会都市・まちづくり委員会委員。

小泉雅生(こいずみ・まさお)
建築家/ 小泉アトリエ・パートナー/ 東京都立大学大学院教授。学校建築、ホール、環境配慮建築を主軸に、住宅から公共建築、広場、まちづくりまで幅広く手がける。横浜での主要作品として、「象の鼻パーク/テラス」(2009)、「黄金町高架下スタジオ Site-D」(2011)、「港南区総合庁舎」(2017)、「横浜市寿町健康福祉交流センター/市営住宅」(2019)などがある。

曽我部昌史(そがべ・まさし)
福岡で生まれ、幼少期を愛知で過ごす。東京工業大学大学院修了後、伊東豊雄建築設計事務所勤務、東京工業大学助手を経て、1995年みかんぐみを共同設立。2005年、馬車道に事務所を移転。2006年より神奈川大学教授。主な作品に、マーチエキュート神田万世橋(みかんぐみ)、下条茅葺きの塔(みかんぐみ+神奈川大学曽我部研究室)など。

野原 卓(のはら・たく)
横浜国立大学准教授。都市デザイナー。2000年東京大学大学院修士課程修了。大手設計事務所、東京大学助手・助教を経て現職。横浜市の都市デザイン、おおたクリエイティブタウンセンター、石巻市中央一大通り、横浜市「みっけるみなぶん」社会実験等、現場とデザインをつなぐ、都市デザインマネジメントを展開している。著書に『アーバンデザイン講座』(共著)『都市経営時代のアーバンデザイン』(共著)。

アクセス

横浜市市民協働推進センタースペースAB

〒231-0005 横浜市中区本町6-50-10 横浜市庁舎1F
みなとみらい線「馬車道駅」 1C出入口直結

主催:村野藤吾建築展実行委員会、 槇文彦建築展実行委員会、 BankART1929
後援:横浜市文化観光局
企画:横浜の建築家有志+BankART1929