芸術や文化の創造性を活かした都市を目ざす創造都市横浜施策が今年で20周年を迎えました。継続できたことの感謝をかたちに、そして今後もより一層アーティストやクリエイターが活躍できる街でありつづけるように。そんな思いをかたちにするために、アーティストとクリエイターのみなさまに以下の「アバター作品」と「ビデオメッセージ」2つの参加を募集しております。
■参加条件
①横浜にゆかりのあるアーティスト、クリエイター、関係者の方 (例:横浜在住作家、レジデンスなどに参加したことがある/横浜で展示をしたことがある/横浜にある文化拠点でのスタッフ、アルバイト経験がある/横浜でのアートプロジェクトに参加したことがあるなど) ②「ビデオメッセージ」、「アバター作品」両方に参加できる方 |
①「アーティストビデオリレー」
アーティストやクリエイターのビデオメッセージを市庁舎アトリウムにある270インチの大型モニターで上映します。
条件:動画の時間は1分以内。
例:自己紹介、横浜との関わり、これからの横浜に期待することなど 画像サイズは自由。但し、モニター画面は横長ですので、横長推奨。
②「アバター作品」
5/25[土]横浜市庁舎アトリウムにて、磯崎道佳さんによる「よこはまミーティングドーム2004-2024」を行います。12×18m、高さ5mの大きなエアドームを作り、参加者の等身大シルエットを形どったアバターや、アーティストのみなさんから集めたアバター作品を貼り付けて、1日限りの大きなドームを出現させます。
参加方法A:アバター作品での参加。人型はもちろんのこと、縦横2m以内の自分を表したものでも可能です ・素材:ドームに貼り付けするので、紙やビニールなどの軽量なもの。※こちらからの推奨は、ビニール、油性カラーペン(色落ちし難い)、地域の指定ゴミ袋など ・材料は、BankART Station、黄金町バザールの会場のひとつである竹内化成ビル5F でお渡しできます。受取場所も同じです。 |
郵送費、材料補助費として、参加者に2,000円税込を支払います。作品を郵送する際に合わせて振込先情報を添付していただければ、1ヶ月以内に振込対応をいたします。
送付先:クリエイティブネットワーク事務局
(220-0012 横浜市西区みなとみらい5-1 新高島駅B1F BankART Station内)
参加方法B:データ送付での参加 データでの送付も可能です。いただいたデータを事務局で透明、または半透明シートで印刷し、ドームに貼り付けます。 印刷可能サイズは、短辺 1.1MMまで、長辺は2Mまで可能です。 |
↓応募は以下のGoogle formからお申し込みをお願いいたします。
申込締切は5月24日[金]19時まで
※送付の場合は5月24日必着でお願いいたします。
このイベントは、創造都市横浜20周年を記念して、横浜市の創造界隈拠点「BankART1929」、「黄金町エリアマネジメントセンター」、「象の鼻テラス」が行うイベントです。
問い合わせ:クリエイティブネットワーク(BankART1929、黄金町エリアマネジメントセンター、象の鼻テラス)
yokohamacreatorsnight@gmail.com
090-3172-2425
【創造都市横浜20周年記念】「磯崎道佳「よこはまミーティングドーム2004-2024」
日時:2024/5/25[土]10:30-19:00
会場:横浜市庁舎1階 アトリウム
入場・参加費無料
作家 磯崎道佳さんより 創造都市横浜が20周年になります。BankART1929も誕生して20年です。BankART初企画のひとつが私のプロジェクト「横浜かくれんぼ」(2004年)でした。今回、創造都市横浜20周年を記念して、当時行った「横浜かくれんぼ」をアップデートした20周年プロジェクト「よこはまミーティングドーム」を考えています。このドーム・プロジェクトはとてもシンプルです。参加型のプロジェクトであり作品の完成を目指していません。制作プロセスに焦点を当てワークショップを通して常に変化していきます。イベント開催中はドーム内の出入り自由です。人が集まり留まるミーティングスペースを目指しています。 そこで、横浜市民、アーティスト、美術関係者に参加のお願いがあります。 2004年5月に行った「横浜かくれんぼ」では子どもたちの「等身大コピー」を集めました。今回も皆さんの「等身大コピー」を集めたいと考えています。 アートは多様性を示すのに相性が良い表現だと思います。多様性は寛容を育て個人を尊重する社会を作っていきます。なるべくたくさんの参加者の想いをドームに加えていきたいと考えています。 一緒に「よこはまミーティングドーム」を作っていきたいです。ぜひ、参加をご検討下さい。 そして、アーティスト、美術関係者の皆様へ。 以前、現在北海道に住む私が横浜のアーティスト派遣事業で台湾に行ったことがあります。その時に横浜市関係者に質問したことがあります。北海道に住む私でも横浜市の派遣アーティストで良いのですか? 返答は「横浜で発表経験があれば横浜出身のアーティストですよ」でした。 その柔軟な返答に横浜らしいなと思いました。常に新しい人や文化が入ってくる横浜の強みを感じました。となれば、現在、表現活動をしている人の多くは横浜出身になります。 20周年を迎えた創造都市横浜にあるBankART1929、黄金町、象の鼻、横浜美術館など、様々な文化施設と協働で現代の横浜の文化イメージに寄与してきた皆さんにも、ぜび、人が集まり会話・対話が生まれる「ミーティングドーム」を一緒に作りませんか。 これからの創造都市横浜を「ミーティングドーム」を通してお見せしたいと思います。 ぜひ、参加をご検討下さい。 |
磯崎道佳 「横浜かくれんぼ/ずいっと野毛山あたり ~横浜市立東小学校と武井邸を巡って~」2004年5月22日~6月6日