2007年9月 |
■ 「都市との対話」展 |
現代における「都市」は、効率的な労働や快適な生活環境、新たな文化・芸術の地盤など、その発展と共に我々に多くの利便性を与えてきました。しかし一方では、機能の集中化が思いもよらない大きな事件や事故を招いたり、個人や組織の過剰な防衛意識が非人間的なシステムをつくり出すなど、社会に歪んだ状況を与えているという側面もあります。 |
■ 日韓現代美術交流展 日程:2007年9月1日(土) -14日(金) |
本展覧会は、2006年8月9日から15日、骨董や工芸で有名なソウルのストリートである仁寺洞の耕仁美術館にて開催された日韓現代美術交流展の第二回展示です。日本と韓国、それぞれの若手美術作家が個人制作とグループワークの2つの制作形態で参加し、作り上げる展覧会です。日韓の政治的・歴史的な確執と、それとは裏腹なサブカルチャーを中心とする急速な接近。その渦中において、若い同世代のアーティストがお互いに何を感じ、どのような表現を行っているのかを、等身大で発表しあう場として、メディアのフィルターを通した情報ではないリアルな二国の関係性を追及していきます。またこの企画は、制作のテーマが自己の内側に向かう傾向が感じられる近年の日韓の若いアーティストたちに、社会的なコンテクストを意識した制作を行う機会を提供するものでもあります。展示は1年に1回、毎年日本と韓国で交互に行われます。韓国側からも可能な限り多くの参加アーティストを日本に召集し、作品陳列と同時にシンポジウムを行なうなど、より深いコミュニケーションを実践します。 |
■ チェーンリアクション展 |
ヘッドフォンで音楽作品を聴きながら、美術作品を鑑賞する。 音楽×美術のコラボレーション展覧会。 音楽作家がつくった音楽を美術作家が聴き、そのイメージを作品にする。美術作家がつくった作品を音楽作家が見て、そのイメージを音楽にする。この様な聴覚と視覚を行き来する「イメージの伝言ゲーム」に、32名の若きクリエイターが挑戦しました。参加作家は全国の美大・音大を中心に幅広く募り、展示作品は絵画、テキスタイル、立体作品など、多岐に渡ります。 参加大学 主催:chain reaction exhibition 制作委員会 問い合わせ:
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■ Y-GSA × ETH |
9月11日(火)から21日(金)まで、横浜国立大学大学院 /建築都市スクールY-GSAとスイス連邦工科大学(ETH)は、横浜の都市中心部とウォーターフロントを対象とする共同ワークショップを行ないます。期間中、市民にも公開するナイトレクチャーを横浜市の協力のもとに開催。ヨーロッパ等のウォーターフロントにおける都市デザインと建築の現状を中心に紹介し、都市・横浜における未来の都市のかたちを問いかけていきます。最終日のイベントとして、ワークショップの最終講評会を一般に公開して開催いたします。各イベントは入場無料(当日先着順入場。予約受付なし)。 http://www.ygsa.ynu.ac.jp 主催:横浜国立大学大学院/建築都市スクールY-GSA+スイス連 邦工科大学(ETH) お問い合わせ:Y-GSAスタジオ(〒231-0003 横浜市中区北 仲通4-45松島ビル3,4F)
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■ 表現者たちの未来創造スペース「御苗場」 |
「御苗場」とは、 2006年のPIE(フォトイメージングエキスポ)でも実施され好評を博したこれからの時代をつくる、新世代の表現者たちに開放された作品展示スペースです。1ブース幅1500mm×高さ1800mmの木製壁面を使って、自由に作品を展示できます。テーマは「横浜再発見!」です。
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