ときたま 1993-2010
コトバノチカラ

会期:2010年5月7日(金)-30(日)
   11:30-19:00
会場:BankART Studio NYK /1F
   Mini gallery+ BankART Pub
入場:無料



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1993年からほぼ毎週、官製ハガキに私が日々発見したコトバをプリントして送っています。もう751号(2010年3月1日現在)も続いています。コトバがバッジになったり、Tシャツに印刷されたりして増殖していくうちに「ときたま」と呼ばれるようになりました。私の表現活動のブランド名のようなものですね。
現実は見る人によって違っているけど、できるだけそこにある「事実」に近づきたいと思っています。
「ときたま」にはリトマス試験紙みたいに、いろんな反応が返ってきます。そんな波紋が広がって、みんながそれについておしゃべりしたりして、そうする事がみんなをちょっとでも幸せにしたり、世界をほんの少し居心地良くしたりするといいと思っています。コトバにはやっぱり力があると思うんです。


5月7日(金) オープニングパーテイ 19:30 - 参加費500円(展覧会カタログ付き)
5月8日(土) ときたまトークwith 中村恵一(メールアーティスト)
       16:00開場 16:30開演 500円(フォチュンクッキー&ドリンク付き)
5月15日(土)ときたまライブwith ちくわぶ(ボーカル&ギターなど) +谷口卓也( 太鼓)
       構成・かとうはるみ 
       16:00開場 16:30開演 2,000円(フォチュンクッキー&ドリンク付き)
5月30日(日) クロージングパーティ 17:00-
       ときたまはなびあげますwith 尾形曜平(建築家) +カシ マサフミ(映像ディレクター)
       500円(フォチュンクッキー&ドリンク付き)


【ときたま(土岐小百合)】
1954年生まれ。コミュニケーションアーティスト。出版社勤務、編集プロダクション社長、出版社社長(季刊写真誌『デジャ=ヴュ』発行)などを経て、1993年より「ときたま」プロジェクトを開始。2009年より「ときたま」プロジェクトに専念。

主催/ときたま(土岐小百合) 共催/BankART1929
協賛/キヤノン株式会社、株式会社タカラトミーアーツ、吉川紙商事株式会社
協力/株式会社サキ、尾形曜平(空間構成)、高橋量平

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村田 真著「アートのみかた」出版記念パーティーのお知らせ

日時:2010年5月1日[土]18:30-
会場:BankART Studio NYK 1F/ BankART Mini
参加費:5,000円




出版記念パーティー
第1部:対談 村田 真 × 森 司(東京アートポイント計画ディレクター)
第2部:パーティー
会場:BankART Studio NYK
ご予約・お問い合わせ:BankART1929
TEL 045-663-2812  Eメール info@bankart1929.com


アートの見方? アートの味方!
80年代、情報誌『ぴあ』に美術欄をつくった名物編集者として
90年代、サルの絵から現代までアートを無尽に語る美術評論家として
00年代、生徒数のべ2770人を抱えるBankARTスクールの校長として
つねにアートと最短距離にあった村田真が1646本ものレビューで2009年までのアート10年史をマルっと大紹介!

artscape1999>2009 「アートのみかた」
著者:村田 真
A5判 512ページ
定価 2,625円(本体 2,500円+税)
2010年5月1日 初版発行
著者 :村田 真
編集:隈 千夏
編集協力:藤田千彩 阿部謙一
デザイン:山本円香+尾田 孝[アゾーン・アンド・アソシエイツ]
発行:BankART1929
A5判 512ページ 販売価格:2,625円(本体 2,500円+税)
ISBN978-4-902736-21-2



本書は、大日本印刷の運営するウェブマガジン「artscape」(http://artscape.jp/)に、1999年7月から2009年12月まで、世紀の変わり目をはさむ10年あまりにわたって掲載されたレビュー(展覧会評)をまとめたものである。この間に書いたのはトピックスやフォーカスも含めて計3161本。年平均300本、日曜を除いて毎日1本の計算だ。うち、本書に再録できたのは1646本だからおよそ半分である。
もとよりこれらの文章は紙に印刷されることを前提に書かれていない。当初からウェブ用の文体は紙媒体とは意識的に変えようとしていたし、文体を変えれば内容も変わると思っていた。ひとことでいえば「直」でいこうということだ。そもそもぼくはそれまで手書きで原稿を書いていて、ワープロも使ったことがなく、「artscape」に関わるようになって初めてパソコンを買ったのだが、使い始めたときに感じた脳から言葉がずるずる引き出されるような「電脳感覚」、これを大切にしたいと思ったのだ。
もうひとつ最初から考えていたのは、質より量で勝負しよう、というか、量でしか勝てそうにないので、1本1本じっくり考えて書くより、展覧会や作品を見たときの第一印象、最初に浮かんだ言葉を大切にしたいということだった。要するに、論理より直感、思考より反射神経で書いてしまおうということだ。
本書あとがきより抜粋


村田 真|むらたまこと
1954年生まれ、東京造形大学卒業。『ぴあ』編集部を経て、美術ジャーナリスト/BankARTスクール校長。1994年より『読売年鑑』の美術欄を担当、1997年よりウェブマガジン「artscape」にレビューを連載。近著に『西洋絵画の巨匠』(小学館)シリーズの「ゴッホ」「フェルメール」「ブリューゲル」「ギュスターヴ・モロー」「ルーベンス」などがある。

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