井原宏蕗
いはらこうろ|1988年、大阪府生まれ。2011年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。2013年、東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。動物や生き物をモチーフに生き物の生きた痕跡を使い一過性の行為を普遍的な彫刻として残してく作品を制作している。その方法は金属、漆や鋳造、焼き物などの伝統的な手法を軸にしながら、動物の食べ物や糞、巣、足跡などの生き物の痕跡を使用するなど独自の表現を試みている。主な受賞歴は2017年第20回岡本太郎現代芸術賞「岡本敏子賞」、「藝大美術エメラルド賞」、2016年トーキョーワンダーウォール2016「トーキョーワンダーウォール賞」他多数。