花窓
現在の黄金町バザールのできる前、違法店舗一掃直後に大岡川沿いにポツンと存在したBankART桜荘にて2007年に制作した天井画を、18年を経て再構成し2024年に新たに加筆した作品。カラフルな発光する花の絵の下、カーテンのないオープンなアトリエ空間にて短い期間だが濃厚な時間を過ごした記憶を思い起こしつつ、当時の時間とこれまでの時間を結晶化するような作品を制作する。
野生の水脈-抜け道の道しるべ
私たちが普段みなれた風景や安定しているように見える物語も、いつもとは違う直感を少しだけ働かせてみることで思いもよらないところへと日常が変化をする瞬間がある。マスキングテープとペンを持ち歩き、インスタントな壁画のように、あの場所この場所にはどんな形が合うだろうかと街を歩くことはとても楽しい。
🅛 横浜ベイクォーター
横浜市神奈川区金港町1-10
☎ 045-577-8123
https://www.yokohama-bayquarter.com/
3F
niko and …
11:00~21:00
☎ 045-451-2531
横浜梅や CHICKEN EVERYDAY
11:00~21:00(ラストオーダー20:30)
☎ 045-620-8880
◉ スタンプあり
4F
Gooday Fresh Cafe
平日 11:00~20:00 土日祝 11:00~21:00
☎ 045-594-7820
◉ スタンプあり
tables cook & LIVING HOUSE
平日 11:30~20:00 土日祝 11:00~20:00
☎ 045-620-8970
淺井裕介
あさい・ゆうすけ
1981年東京生まれ。マスキングテープにマーカーで植物を描く「マスキングプラント」や、滞在制作する各々の場所で採取した土と水を使って描く「泥絵」、アスファルト道路の白線素材のシートから動植物の形を切り出しバーナーで焼き付けて制作する「植物になった白線」など、環境にしなやかに呼応しながら奔放に絵を描くことで絵画表現の本質を探る。淺井の描く動植物たちは宇宙の生態系を示すかのように、都市部に失われがちな野生をあらゆる場所に植えつけていく。