ジネンコロキウム#19 『見えているのは何者か?』
日時:2025年12月14日(日)14:30-17:30
会場:ExPLOT STUDIO
料金:会員1,000円、一般3,000円
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宮内誠司 南極越冬隊員・蜃気楼系ユーチューバー
伊東純子 デザイナー/アーティスト
私たちは、いったい何を見ているのでしょうか。
鏡の中の像は、実在と言えるのでしょうか。
衣服に覆われた人を前にして、私たちは本当に「その人」を見ているのでしょうか。
今回のジネンコロキウムでは、あり得ない場所に現れる実景:蜃気楼を研究する宮内誠司さんと、身体を包み込む衣装アートを手がける伊東純子さんをお招きし、それぞれの観点から「見えているのは何者か」という問いに対してお話しいただきます。そして、参加者の皆さんと、見えているものの奥に潜む実体について、思いを巡らせていきたいと思います。
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伊東純子 デザイナー/アーティスト
東京生まれ、横浜在住。2009よりオリジナルブランド un:ten(アンテン)を立ち上げ、「生活を着替えるきっかけづくり」をテーマに、ステージ衣装から日常服までの注文服、アート作品など、布で様々なものを制作している。現在、ExPLOT Studioのシェアスタジオに入居し、レジリエンス(回復力)活動として、古い着物を解いて洋服に仕立て直す「着物服」プロジェクトを継続中。
宮内誠司 南極越冬隊員・蜃気楼系ユーチューバー
気象庁派遣隊員として1994年11月から1996年3月まで第36次南極地域観測隊で昭和基地等で気象観測に当たった。日本各地の気象台に勤務し、現在は気象庁横浜地方気象台土砂災害気象官。日本各地で活動している蜃気楼研究者・観察者で構成されている日本蜃気楼協議会の副会長を務め、蜃気楼の魅力を多くの人に伝えたいと今年の8月からYouTubeチャンネルを開設した。
主催:ジネンコロキウム
協力:BankART1929 株式会社横浜都市みらい
当日、12/14(日)10:30-18:00 の間、オープンスタジオが開催されています。
アーティストの制作の現場を訪れることができる貴重な機会です。予約不要、参加費無料です。
会場にちょっと早く足を運んで、オープンスタジを楽しんでみてください。
「ExPLOT Studio(エクスプロット・スタジオ)」は、横浜市の歴史的建造物や遊休空間などを文化芸術によって活用して街を再生させることを目的として活動をしている「NPO法人BankART1929」が、みなとみらい21地区48街区の「PLOT48」において「多様な創造的人材等の創出・交流」の場づくりに向けて、運営されるアーティストシェアスタジオです。昨年度の実証実験を経て、7月よりアーティスト・クリエイターが入居し、それぞれの制作活動を行います。アートと企業、IT、福祉、大学など多彩な分野との交流を促し、イベントやワークショップなども随時開催していきます。
多様な人が行き交い、アートが社会の様々な分野と出会い、響き合う場を形成していきます。
この事業は、BankART1929 と、株式会社横浜都市みらいが連携・共同し、2026年2月まで展開します。
私たち「ジネンコロキウム」は、異分野との交流、新しい試みに意欲的な取り組みをする人々の交流、新しい発想や現象、表現の理解を引き出す新しいクリエティブな場を提供していることから、この場の運営に協力することになりました。
参加費
会員:1000円
一般:3000円
学生:無料
