日時:2026年6月27日(日)14:30-17:30
会場:PLOT48 テラス棟1階
料金:会員:1000円、一般:3000円、学生:無料
君塚史高:クリエーター・フロントエンドエンジニア
村田華蓮:ビジネスプロデューサー
物理学者の 寺田寅彦 は、科学研究の実体験を持たずに科学を語る人を「“科学学”者」と呼びました。知識や情報がかつてない規模で流通する現代では、検索し、要約し、語ることは容易になりました。それによって、さまざまな分野で、誰もが実体験を持たないまま「“〇〇学”学者、”〇〇学”専門家」になることができます。「自分の身体で触れた経験」や、「試行錯誤の中で得られる実感」の存在感は、薄れていってしまうのでしょうか。
今回のジネンコロキウムでは、試行錯誤を重ねながら体験型インタフェースを生み出してきたクリエーター/フロントエンドエンジニアの 君塚史高さん、そして体験を軸にした「自分ごと化」学習に取り組むエンジニア/ビジネスプロデューサーの 村田華蓮さんをお招きし、それぞれの「体験」に対する思いを語っていただきます。
お二人の活動の中にある「触れること」「つくること」「体験すること」の意味を伺いながら、参加者のみなさんと共に、体験せずとも“学学者”になれてしまう時代における、人間の学びと創造のあり方について考えたいと思います。
君塚史高(きみづかふみたか) クリエーター・フロントエンドエンジニア
大学を卒業後、人材会社の営業として働いていたが、脱サラしてIAMAS(情報科芸術大学院大学)に進学。ARについて研究したのちに、面白法人カヤックにてエンジニアとして入社。Web、IoT、XR、VUIコンテンツの制作に励む。2018年に独立し、フリーランスのエンジニアとして、プログラムの受託開発を行いながら、個人でもデジタルコンテンツの制作を行なっている。最近の個人制作は、回転寿司で音楽を作るマシン「スシーケンサー」。
村田華蓮(むらたかれん) ビジネスプロデューサー
2020年メーカーR&Dエンジニアとして⼊社。ヒューマンインタラクションの研究開発、特に立体音響を通じた新規体験創出に従事。経済産業省の「未来の教室」実証事業への参画を経験後、現在も新規事業開発に従事。またプライベートでは早稲⽥⼤学でMBAを取得しながら、農業や周辺体験/ビジネス提案を行う。学内コンペでの受賞歴もあり。
主催:ジネンコロキウム
協力:特定非営利活動法人BankART1929 株式会社横浜都市みらい
会場となるPLOT48では、横浜で20 年間にわたり創造都市横浜を牽引してきた特定非営利活動法人BankART1929 と、PLOT48 の管理者である株式会社横浜都市みらいが連携し、「多様な創造的人材等の創出・交流」の場づくりに向けて、複数のアーティストが施設内に設けられたスタジオに入居、作品制作を行う、アーティストシェアスタジオ『ExPLOT Studio』が運営されています。
ここでは、スタジオ内の活動にとどまらず、企業、IT、福祉、大学など多様な分野との交流による新たなリソース創出を目指し、アーティストと多様な分野の方々、市民の皆様との交流を促し、みなとみらい地区の発展とPLOT48 の有効活用、創造都市横浜の推進を目指しています。
私たち「ジネンコロキウム」は、異分野との交流、新しい試みに意欲的な取り組みをする人々の交流、新しい発想や現象、表現の理解を引き出す新しいクリエティブな場を提供していることから、この場の運営に協力しています。
今回ご登壇いただける君塚史高さんも昨年6月から今年の2月まで『ExPLOT Studio』に入居して制作活動をされていて、。今年も6月から再入居します。
次回以降ご登壇予定のアーティストも『ExPLOT Studio』に入居して制作活動をされていた方がを予定しております。
タイムテーブル
14:30-15:40 スピーカートーク
15:50-16:30 ダイアローグ
16:30-17:30 フリートーク・ネットワーキング (飲み物等は実費)
スピーカーの皆さまより30分づつの話題提供の後、お二人の対談を経て、休憩を挟み、後半は参加者同士の対話やスピーカーとの対話などで多様な視点の創発を楽しんでいただけます。
ジネンコロキウムについて
自然科学の目標は、自然現象の奥底にある原理や法則を明らかにすることです。
サイエンスは、未来に挑戦すべき探索の可能性を秘めていている楽しさを持った学問です。
日常の生活の中で体験することや、現象において、直接サイエンスが関わることは多くはありませんが、なぜなんだろうという好奇心や、関心を持ったことで、自分の中にこれまでになかった見方や思考の枠を広げられると嬉しくなります。
銀河群、太陽系、地球、生命、人間、細胞、分子、原子、素粒子までが、何層もの関係性を経た現象となっています。森羅万象、有象無象、時、空間、歴史、社会と人の関係性を、科学を通してマクロとミクロの双方向、縦横無尽に語り合い、新しい視点、好奇心を呼び起こすの楽しさ、歓びを共有できる対話の場です。
テーマに沿って、専門性の高い話題提供者からの領域を超えた知識資産を共有しながら、インタラクティブに参加者と共に学び、目に見えない大切なものに気づける時間を提供します。
もやもやを少し解消できるヒントを持ち帰れる、自分の編集力を高められる、知的創造したい人にインプットしてそれぞれにアウトプットをしてみる場にしたいと考えています。