横濱ゲートタワー「スタートギャラリー」での作品展示公募に、多くのご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
国内外から25組の応募があり、提出いただいた書類をもとに審査員による厳正な審査を行いました。
いずれの展示プランも意欲的で、審査は難航いたしましたが、最終的に選定作家1名に加え、今回に限り審査員特別賞を設けることといたしました。
展示選定作家:四方 謙一
審査員特別賞:岡路 貴理
2025年12月からのスタートギャラリーでの展示は、選定作家である四方謙一さんにお願いすることになりました。
また、審査員特別賞を受賞された岡路貴理さんには、別のかたちで発表の場を設けさせていただくことを考えたいと思います。
引き続き、横濱ゲートタワー「スタートギャラリー」での展示を楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
横濱ゲートタワー管理組合 + BankART1929

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■ 選定作家略歴
横濱ゲートタワー「スタートギャラリー」展示選定作家
四方謙一(しかた・けんいち)
1983年京都府生まれ。東京と千葉を拠点に活動する現代美術家。光や素材を媒介に「場」のかたちや関係性を顕にし、認知の構造を問う作品を展開している。インスタレーションや彫刻を中心に多様なメディアを用いて制作。越後妻有 大地の芸術祭 冬、東京ビエンナーレ、奥能登国際芸術祭、UBEビエンナーレなど国際芸術祭へ多数出展。MIYASHITA PARK天井面に設置された3×30mの大規模作品、大阪国際空港の壁面6作品群など大型常設作品も数多く手掛ける。近年はLIH PAO Sculpture Biennale Awards、Arte Laguna Prize、Aesthetica Art Prizeなどでショートリストに選出。 shikatakenichi.com
審査員特別賞
岡路貴理(おかじ・きり)
1998年東京生まれ。2016年東京藝術大学美術学部日本画専攻入学。2022年修士修了作品「記憶旅行記 13569」東京藝術大学買上げ、平山郁夫奨学金受賞。博士課程ではwindow sketchシリーズを中心にガラス窓をモチーフとした日本画を制作し、2025年博士号取得。現在、同大学教育研究助手。ガラスという都市的・近代的な素材とグリッドという制度の中に、自然との差異を捉える。曖昧になった奥の風景によって、見えないことによる自由あるいは本質への追求を描きとめている。個展:「新人選抜レスポワール展」(スルガ台画廊、東京、2023)「transition」(ギャラリー目白山、神奈川、2023)。
■ 審査員
野老朝雄(美術家、デザイナー)
松下幸司(株式会社アバン アソシエイツ計画本部部長)
細淵太麻紀(BankART1929代表)
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