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BankART妻有 2024「創造的修復と交信」

今年も「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」開催に伴い、7月13日~11月10日の間、「BankART妻有」をオープンします。


■ BankART妻有 2024「創造的修復と交信」

BankART妻有は、築100年の農家を建築家のみかんぐみや美術作家たちとともに小さなアートスペースにリノベーションして、2006年にオープンしました。これまでアーティストが滞在して制作した作品も少しずつ増え、18年が経ちました。
この間、地震の影響で家が傾いたり、雪の影響で壁や屋根や水まわりが破損したり、それに伴う雨漏りなど、その都度応急措置や補修を重ねてきましたが、建物全体としては確実に老朽化してきています。そこで「創造的修復」をコンセプトに、最初のリノベーションに関わったみかんぐみ曽我部昌史氏と神奈川大学建築学部の学生の方たちとともに、大改修ではなく、創造的な家の延命作業を施しました。また「創造的修復」のコンセプトのもと、新しく淺井裕介氏や川俣正氏の作品を家の中に迎え入れました。
加えて、庭に立つ納屋では写真家の橋本貴雄氏の「交信」を紹介します。
かつては70世帯以上が暮らしていた桐山集落ですが、現在は3世帯のみ、そのうちの1世帯が昨年春に桐山集落の空き家に引っ越してきた写真家の橋本さんです。橋本さんが桐山での1年間の生活を通して撮影してきた写真と、移住した家に残されていた写真を用いたインスタレーションを紹介します。


■BankART妻有 2024「創造的修復と交信」
会期 2024年7月13日[土]~ 11月10日[日](火水定休 ※祝日除く)
時間 10:00~17:00(10、11月は10:00~16:00)
住所 新潟県十日町市桐山86(大地の芸術祭作品番号D325)
https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/bankart_tsumari_2024/

参加作家:みかんぐみ+神奈川大学曽我部研究室、橋本貴雄、あいかわさとうかねこ、淺井裕介、池田拓馬、磯崎道佳、牛島達治、牛島智子、開発好明、片岡純也+岩竹理恵、川俣正、木村崇人、熊澤桂子、幸田千依、櫻井かえで、進藤環、自動車部/KOSUGE1-16、白井美穂、スタジオニブロール、田中信太郎、野老朝雄、中谷ミチコ、中原浩大、PHスタジオ、原口典之、東野哲史、藤本涼、松本秋則、松本倫子、丸山純子、村田真、水口鉄人、山下拓也、ヤング荘、吉川陽一郎 ほか

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024
https://www.echigo-tsumari.jp/



2024年7月16日



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