瀬戸内国際芸術祭2025 秋会期

高見島アートトレイル

瀬戸内国際芸術祭2025 秋会期

◯ディレクション:BankART1929
◯参加作家:淺井裕介、泉桐子、橋本雅也、谷本真理、保良雄、中谷ミチコ+大室佑介、BankART1929+PHスタジオ

◯会場:高見島(香川県多度津町)
◯会期: 2025年10月3日(金) – 11月9日(日)(秋会期)
   休島日10月23日・30日(ともに木曜日)  
◯作品鑑賞可能時間:10:10 – 16:30
◯鑑賞料:芸術祭シーズンパスポート  一般4,500円、ユース(16~18歳)2,500円、15歳以下無料
     高見島共通チケット 2,000円、高校生以下無料 ( 高見島アートトレイル作品+高見島に展示されている作品) 
     ※高見島には高見島アートトレイル作品以外に7作家の作品があります(高見島全作品一覧はこちら
※チケット情報はこちら https://setouchi-artfest.jp/buy/passport/

◯主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会

◯お問い合わせ:瀬戸内国際芸術祭総合案内所
TEL:087-813-3244  https://setouchi-artfest.jp/

高見島の浦集落は、急な坂道をのぼった先にある。

序盤に心臓破りの坂があり、荒い息を整えながら道幅1メートルにも満たない細い道や階段を踏み外さないよう注意深く歩いていく。山側には手積みの石垣、海側は家々の屋根や生い茂った木々、あるいは断崖絶壁。その向こうに時折青い海がキラキラと光ってみえる。耳には自らの呼吸と風に揺れる木々の音。時折虫の羽音と遠くかすかに船のエンジン音が入り交じる。身体的な感覚を総動員して、都会では邪魔にさえなるやもしれぬ「野生」の感覚が、ここにあっては必要だ。同時に、この急峻な地に豊かな棲家を築いたかつての人々の業と意思と知恵、相互扶助の営みにも行き当たる。そうした記憶を呼び覚ますように、作品たちは土地と響き合い、島と集落の深部へと静かに誘っていく。

○高見島アートトレイル オープニングパフォーマンス

『あめつちうみ』
坪内一家 × ハブファミリー

日時:2025年10月4日(土)
14:25 高見島船着場集合(14:00多度津港発の船到着にあわせて開始)

○展示・作品情報(PDF)

高見島について注意事項

急な坂道や階段が多いので、歩きやすい靴や服装でお越しください。
島では芸術祭期間中限定の飲食店が開かれますが、それ以外には、食料品店や自動販売機などはありません。飲料水などは事前にご用意されることをお勧めします。またゴミはお持ち帰りをお願いします。
注意事項については芸術祭公式サイトのこちらのページもご参照ください。
https://setouchi-artfest.jp/about/knowledge/

○アクセス|高見島へは、主に三つの航路があります

・会期中の航路(西のエリアのフェリー時刻表)

・各エリアの駐車場はこちら

・高見島交通情報まとめはこちら