会期:2026年9月4日[金]~2027年1月31日[日]
会場:横濱ゲートタワー1F/Start Gallery 2+4(〒220-0011横浜市西区高島1-2-5(とちのき通り側))
横濱ゲートタワーの、とちのき通り沿いから眺めるウィンドウギャラリー「スタートギャラリー」では、公募により選出された越智麗川氏の作品を紹介します。
この度、横浜ゲートタワーのスタートギャラリーに展示する作品は、「現世」と名付けた和紙にボンド墨(木工ボンドと煤を混ぜたもの)で書いたものです。
実際には、「般若心経」を書いた書作品ですが、可読性を求めず、鑑賞者がどのように感じ、考えるかを問う作品となっています。
現代社会は戦争・殺害・闘争・いじめという目に見える闇に加え、人々が抱えている精神的なストレス・孤独感や疎外感・人間関係の歪みなど数多くの目に見えない闇があると私自身は感じています。その闇を⿊で表現し、墨の入らない白い部分が光となって、暗⿊や困難の中から、少しでも明るい社会になるように、自己の探求や気づきを含めて光を見つけ出したいとの願いを作品の意図としました。
越智麗川
越智麗川(おち れいせん)
横浜国立大学教育学部美術科書道専攻卒業以降、高等学校で書道の非常勤講師として約30年勤務しました。学校に勤める傍ら書道塾の講師を50年近く続けており、ご高齢の方を主体とし「書を楽しむ」をモットーに、現在7か所の教室で生涯教育に従事しています。また、作家活動として、これまで東京都美術館・国立新美術館を拠点とする書道団体に所属していましたが、本年3月にピリオドを打ち、抽象を主体とする展覧会への参加など現代的な作風への移行を計っています。これまでモナコやパリの海外展に出品し、昨年末には桜木町にて初めての個展を開催し盛況を得ました。今後は自分の表現をアピールする活動がしたいと模索中です。

【関連企画】越智麗川+野老朝雄 イブニングトーク
日時:2026年9月7日[月]18〜19時
会場:横濱ゲートタワーエントランス奥フリースペース(ドトールコーヒー入口前)
入場無料、予約不要
今回展示される越智麗川氏の作品や、その制作背景について詳しくお話を伺います。聞き手には、本公募の審査員の一人でもあり、「東京2020オリンピック・パラリンピック」のエンブレムを考案したことでも知られる野老朝雄氏を迎えます。自身も文字を用いた作品を数多く手がける野老氏ならではの視点から、文字と造形の関係にも触れながら、作品の魅力に迫ります。
今回も、より多くの方に作品を身近に感じていただけるよう、また横濱ゲートタワーで働く方々にも仕事帰りに気軽に立ち寄っていただけるよう、建物エントランスにて開催します。どうぞお気軽にご来場ください。
野老朝雄(ところあさお)
1969年、東京生まれ。幼少時より建築を学び、江頭慎に師事。2001年9月11日より「つなげること」をテーマに紋様の制作を始め、美術・建築・デザインなど、分野の境界を跨ぐ活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいた定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計/制作も行なっている。主な作品に東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレム、大名古屋ビルヂング下層部ガラスパターン、横浜コネクトスクエアパブリックアート、TOKOLO PATTERN MAGNET など。


主催:横濱ゲートタワー管理組合 + BankART1929
問い合わせ:BankART1929 info@bankart1929.com 045-663-2812
※この事業は、公益信託みなとみらい21まちづくりトラスト採択事業です。