日本語
「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ず」
物と環境を切り離すことはできず互いに影響しあって循環する、力の釣り合いについて考えていた。
片岡純也+岩竹理恵
ともに1982年生まれ神奈川県在住。筑波大学大学院芸術専攻を修了後、パリ、横浜、台湾などを移動しながら制作発表してきた。日常のささやかな出来事をシンプルな現象で再現するキネティック作品と、写真や図鑑から想像や類推でイメージを展開させていく平面作品を組み合わせた空間構成が特徴的で、素材や図案の出会いに物語を生み個々の作品の題材がゆるやかに響きあう手法を使う。瀬戸内国際芸術祭2022、MOTアニュアル2020(東京都現代美術館)、OSTRALE Biennale 2019、BankART Under35 2017、PyeongChang Biennale 2017、The 22nd ifva Festival(香港アートセンター)など。