パブリック・アートテーブル2023
公募作家の結果発表、他

Public Art Table 2023

横浜都心部の歩行者空間や広場、駅構内などパブリックな空間に展開する「パブリック・アートテーブル2023」は7月に公募しましたが、審査の結果、公募作家2名が決まりましたのでお知らせします。また、招待作家8名も決まりましたので、あわせてお知らせします。


○公募作家(2名)


磯崎道佳

磯崎道佳:プラン



多田正治アトリエ 多田正治+阿部彩音

多田正治アトリエ:プラン



[審査員]
襟川文恵(横浜美術館経営管理グループソーシャルリレーションズ担当リーダー)
塚本由晴(建築家/アトリエ・ワン共同主宰)
寒川紗代子(資生堂クリエイティブ株式会社アートディレクター)



審査員講評はこちら



○招待作家(8名)

アトリエ・ワン
ワークステーション+武蔵野美術大学建築学科高橋スタジオ
SPACESPACE
野老朝雄
西原尚
下寺孝典(TAIYA)
甲斐貴大(studio archè)
矢内原充志+佐藤邦彦

BankART1929は、昨年(2022年)度、みなとみらい21のキング軸周辺の多くの企業や住民、学校や店舗の協力を得て、キング軸・アートテーブルを展開しました。みなとみらい21の中でも現在進行形の開発地区であるキング軸という歩行者空間で、ちょっと変わったアートテーブルを配するというシンプルな行為から、多様な人々との交流が始まり、新しい人間関係が確実に生まれ始めました。
今年(2023年)度は、みなとみらい21のキング軸だけでなく、グランモールでの展開や、周辺の関内地区や、ポートサイド地区にも出張します。横浜の都心部には、民間の建物の敷地の中にある公開空地といわれる歩行者空間や広場、公共の公園や道路、鉄道の駅構内など、誰でも立ち入れて憩うことができる空間が多数存在します。このような空間の価値を再認識し、都市の中に「パブリック・アートテーブル」という装置を挿入することによって、人と人とを繋げる場として、楽しみ、豊かさを感じ、更にはこのテーブルを起点に文化や経済などの新しい都市活動が生み出されることを期待しています。



パブリック・アートテーブルの流れ

1. アーティストやクリエーターに、アートテーブルを制作してもらう。
2. パブリック・アートテーブルを、横浜都心部のパブリックスペースに展開する。
3. 企業や住民、公共などの様々なイベントと連携する。
4. 椅子は、基本的に持参してもらうか、そのエリアごとにある椅子テーブルを活用させていただく。
5. 周辺店舗からのケータリングや屋台販売などから、飲食物を調達できるようにする。


アートテーブル実施予定期間

2023年10月から11月中旬まで→キング軸を中心とした展開
2024年3月15日~6月9日→横浜トリエンナーレ関連事業としての展開
その他、みなとみらい21エリア、周辺エリアでのイベント等と連携した展開(詳細は別途お知らせします)



主催|BankART1929
お問合せ| Tel: 045-663-2812 E-mail: info@bankart1929.com
※この事業は、公益信託みなとみらい21まちづくりトラスト採択事業です。



2023年8月8日



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