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BankART School
バンカートスクールの守備範囲は美術・演劇・写真・建築・音楽・ダンスなどアート全般におよび、講師は各ジャンルの第一線で活躍する人たちばかり。子供向けのワークショップから専門性の高い講座までレベルはさまざまですが、いずれも少人数制で、講師と受講者同士の親密な交流を重視する現代の寺子屋をめざしています。

BankART schoolの概要

時間=19:30~21:00  会場=BankART Station
料金=1講座(全8回)15,000円 入学金3,000円(初めての方のみ)

お申し込み方法

受講希望講座がお決まりになりましたら、下記の「申し込みボタン」よりお申し込みください。
折り返し、受講料のお支払い方法をメールにてお知らせいたします。

お問い合わせ(BankARTスクール事務局)
E-MAIL|school@bankart1929.com
TEL|045-663-2812
FAX|045-663-2813

2024年7〜9月期 募集中!




●水曜日 19:30〜21:00
マルコス・フェルナンデス
「音の仕組み(How Sound Works)」

①7/10 ②7/17 ③7/31 ④8/7 ⑤8/21 ⑥8/28 ⑦9/11 ⑧9/18

まだお腹の中にいる時から息を引き取るまで24時間私たちを包む音。ふだんの生活の中ではあまり意識をむけていない「音」という存在に、私たちは絶え間なく包まれ、影響をうけています。毎日の生活の中の環境音。 組織化された音楽やサウンドアート。それは何か?「音の仕組み」は音の機能と動作から、人間や他の生命体への物理的および精神的な影響に至るまで、音についての深い研究を提供します。さらに音作りや音の遊びを通じて共に音を体験します。 マルコス・フェルナンデス|横浜で生まれたマルコス・フェルナンデスはカリフォルニアで30年以上パフォーマー、プロデューサー、キュレイターとして過ごしました。米国、カナダ、メキシコ、ポルトガル、香港、日本の各地で、ソロのインプロバイザー、シンガーソングライター、フォノグラファーとして公演し、またパーカッショニスト、サウンドアーティストとしてさまざまなアンサンブル、ダンサー、ビジュアルアーティスト達と共演してきました。フェルナンデスの作品は多数のレーベルより60点以上発表されています。



●木曜日 19:30〜21:00
岩渕潤子
「今振り返る1980年代のNYアートシーン」

①7/11 ②7/18 ③7/25 ④8/22 ⑤8/29 ⑥9/5 ⑦9/12 ⑧9/19
《Web受講可》


1980年代以前と以後ではすっかり変わってしまった感のある世界のアート・シーン。多くの若い才能がエイズやドラッグ・オーバードースなどで若い命を散らしました。アートシーンの最先端を引っ張っていた印象が強いニューヨークの中で今なお印象に強く残る1)デイヴィッド・サーレ、2)キース・ヘリング、3)ロバート・メープルソープ、4)シンディ・シャーマン、5)バーバラ・クルーガーなど女性アーテォストの先駆け、6)トランス・アヴァンギャルディア(エンゾ・クッキ、サンドロ・キア、フランチェスコ・クレメンテ)、7)ロバート・ロンゴ、8)ジャン・ミシェル・バスキアなどにフォーカスを当て、彼らが世界にどんなインパクトを与えたのか、当時の若者たちの反応を振り返りながら検証して行きます。



※ウェブ受講は、リアルタイム配信ではなく、講義開催後に講座の録画のリンクを送付する形になります。最終回の講義配信終了後2週間まで、全8回すべての映像を見ることができます。)

協力事業

横浜市立大学 創造都市スクール

「創造都市」を地域で実践したい方(応援したい方、学びたい方)のためのプログラム~日本における創造都市分野の先進都市である横浜市、その約20年にわたる官民の取り組みの蓄積と、日本における第一人者である講師陣による実践的な研修プログラムです。

定員=会場受講30名+オンライン受講 受講料=無料 会場=横浜市立大学 みなとみらいサテライトキャンパス
お問合せ:創造都市スクール事務局(横浜市立大学 学術企画課内) creativecity@yokohama-cu.ac.jp
主催:横浜市立大学  協力:BankART1929 (令和6年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業 助成事業)



●火曜日 18:30〜20:00
「創造都市概論」
佐々木雅幸(大阪市立大学 名誉教授)
①6/11 ②6/18 ③6/25 ④7/2

20世紀末の創造都市論登場の世界的な背景を踏まえて、理論的な先駆者であるルイス・マンフォード、ジェイン・ジェイコブズ、ピーター・ホールの紹介と検討を行い、次いで21世紀の創造都市論登場の担い手であるチャールズ・ランドリーとリチャード・フロリダの所説の紹介と検討を行います。主に、欧米における創造都市の展開過程を検討したうえで、日本における創造都市の展開を紹介しその特徴を分析します。


「横浜創造界隈拠点の若手ディレクターが選んだ国内外の創造的活動」
鈴木伸治(横浜市立大学 教授)、津澤峻(BankART1929)、山野桂(黄金町エリアマネジメントセンター)、大越晴子(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター)
①7/9 ②7/16 ③7/23 ④7/30

日本各地には、アーティストやクリエーターが活躍する創造的な拠点や活動が数多く存在する。今回は、横浜の創造界隈拠点の中でも若手ディレクターたちが、その活動が気になる創造的活動を選び、そのディレクターに語ってもらうことにより、横浜との違いを浮き彫りにします。


●金曜日 18:30〜20:00
「横浜の創造界隈拠点論」
秋元康幸(横浜市立大学 特任教授)、細淵太麻紀(BankART1929 代表)、山野真悟(黄金町エリアマネジメントセンター 事務局長)、大越晴子(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター)
①6/14 ②6/21 ③6/28 ④7/12
横浜の創造界隈拠点は、NPO等が自主的に運営し、横浜の現代アートの拠点だけでなく、若いアーティストの支援や、周辺の街づくりとも連携する拠点になっています。本講座では、横浜を代表する3つの拠点のディレクターたちに、その拠点の特徴と運営について語ってもらいます。


「自治体政策としての創造都市」
野田邦弘(横浜市立大学 客員教授)
① 7/19 ②7/26 ③8/2 ④8/9

産業構造の転換により都市経済の崩壊に見舞われた欧州工業都市の再生政策として、1980年代頃登場した創造都市政策は、今世紀に入る頃から欧州だけでなく、世界中で取組が一斉に始まります。本講義では、横浜の事例を皮切りに自治体政策の側面から創造都市の神髄とは何か考えます。

スクールのアーカイヴ