BankART school2011 1-3月期 受講生募集!



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BankARTスクールは、横浜・馬車道に残る歴史的建造物を芸術文化に活用したBankART1929のプログラムのひとつとして、2004年4月に開校しました。
BankARTスクールの守備範囲は美術・演劇・写真・建築・音楽・ダンスなどアート全般におよび、講師は各ジャンルの第一線で活躍する人たちばかり。子供向けのワークショップから専門性の高い講座までレベルはさまざまですが、いずれも少人数制で、講師と受講者同士の親密な交流を重視する現代の寺子屋をめざしています。
BankARTスクールは日曜を除くほぼ毎日、休み無く開講しています。この6年もの間で講座211、述べ609人の講師の方々をお招きしました。受講生は4歳のおじょうちゃんから85歳のおじいちゃんまで、述べ3100人をこえます。
ぶっちゃけ話、これらの講座をうけたところで即戦力にはならないし、なにか資格が得られるわけでもありません。受けるだけではなんの役にも立たないのです。むしろここから自分たちでなにを立ち上げていくのか、それが問われているのです。
BankARTスクール校長 村田 真


【月】これからはじまる卒業展@BankART Pub
原則として毎週月曜日、展覧会期中、または会期前
1月~5月にかけてBankART Studio NYKで開催する卒業展・学校展を順々に紹介していきます。主にパブ空間を使っての1時間程度のショートトーク。入場無料ですので、ドリンク片手にお気軽にご参加ください。

1/17 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 卒業制作展
    東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了制作展
    「藝大先端2011」
1/31 女子美術大学芸術学部工芸学科 陶·ガラスコース卒業制作展2011「グラセラミックス!」
2/7  女子美スタイル☆最前線 JOSHIBI Degree Show 2010
2/21 日本工学院ものづくりフェスタ2011/日本工学院デザインフェスタ2011
2/28 倉敷芸術科学大学芸術学部美術学科日本画コース有志卒業制作展2011「無人島」
    和光大学表現学部芸術学科 「0時間」
    阿佐ヶ谷美術専門学校 卒業·修了制作展 「creative garden 2011」
3/7  TETSUSON 2011 「NOWON」
3/14 横浜国立大学 卒業設計+Y-GSA 修士設計 合同展覧会
    東京綜合写真専門学校卒業制作展2011
    We Love Sculpture~横浜美術短期大学専攻科 彫刻クラス SYU-RYO展~
    関東学院大学人間環境デザイン学科 第6回HED展 Human Environmental Design
調整中 横浜インターナショナルスクール卒業制作展
      千葉大学卒業設計展2011

【火】「広告コミュニケーションのいまから」 佐藤澄子
2/8、15、22、3/1、8、15、22、29

【水】「写真ポートフォリオをつくる」飯沢耕太郎
2/9、16、23、3/2、9、16、30 +補講(土曜or日曜)

【木】「これからどうなる?ヨコハマ研究会」 コーディネーター:佐々木龍郎、馬場正尊、他
2/10、17、24、3/3、10、17、24、31
※研究会のため受講料無料

【金】「コンテンポラリーダンス講座」中村恩恵
1/28、2/4、11、18、25、3/4、11、18

【土】 「靴箱から広がる宇宙--宇宙はメカニズムで充ちる。かな? 」牛島達治
2/5、12、19、26、3/5、12、19、26


■BankARTスクールの概要
基本的に週1回、2ヶ月間で全8回。定員は20名程度。講座時間は19:30-21:30(土曜日は14:00−16:30)です。場所は、基本的にBankART Studio NYKになります。

■スクール受講生の特典
受講生には学生証を発行します。また、BankARTショップでの買い物が5%割引、BankARTパブおよびカフェの1,000円チケットが10%割引となります。

■アシスタントの募集
BankARTスクールでは、講座の記録やサポートをお願いするアシスタントを募集しています。アシスタントの方は、記録担当の講座を無料で受講することができます。意欲のある方のご参加をお待ちしております。

■お申し込み方法
(1)受講したい講座名 (2)お名前 (3)ご住所 (4)電話番号 (5)メールアドレスを、メール・FAX・電話のいずれかにてお知らせください。(基本はメールでお願いします。)その際に受講料の振込先をお知らせいたします。1講座15,000円(税込)。はじめての方は入学金3,000円(税込)も一緒にお支払いただきます。入金が確認でき次第、手続き完了となります。また、講座によっては別途材料費や資料代がかかる場合があります。なお定員になり次第、申し込み受付を終了させていただきます。また、一旦納入された受講料は返金できませんのでご了承ください。

お申し込み・お問い合わせ:BankARTスクール事務局
school@bankart1929.com TEL 045-663-2812 FAX 045-663-2813
〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9 BankART Studio NYK

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藝大先端2011
東京藝術大学 美術学部先端芸術表現科 卒業制作展
東京藝術大学大学院 美術研究科先端芸術表現専攻 修了制作展

日時:2011年1月15日(土)-1月23日(日)
    11:30-19:00
会場:BankART Studio NYK 全館
入場:無料



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東京藝術大学先端芸術表現科は学部課程・修士課程それぞれの卒業・修了制作展「藝大先端2011 」をBankART Studio NYKにて合同開催致します。本展では現代美術、写真や映像、身体表現、音、文章などのあらゆる芸術表現が52人の若いアーティスト達によって発表されます。先端芸術表現科における表現の方法は様々ですが、出展作家全員が本展に向けて互いに協力し、本展を企画から立ち上げ、より良い展覧会をつくり上げようと議論を重ねてきました。
現在、私達は同時代的に社会の情報化とコミュニケーションの多様化を体感しています。芸術の世界においても同様に表現や価値観は多様化し、細分化されてきています。異なる表現メディアを扱う私達は自主企画展や相互批評を学内外で行ってきました。繰り返し対話することを通して、この多様化する価値観の間に存在する壁を取り払う事を試みてきました。そうする事で根源的な表現の深層へと挑んできたのです。
本展ではこの時代の芸術表現の在り方について考え、枠組みとしての展覧会というメディアに焦点をあてたシンポジウムやイベントも同時開催していきます。作品をつくり、展示することから一歩踏み込み「芸術表現の可能性とは何か」「展覧会とは何か」といったテーマに向かって取り組んで行きます。私達の活動の集大成となる「藝大先端2011」を是非、ご高覧下さい。

オープニングパーティー:1月15日〈土〉17:00-

1月15日〈土〉19:00- 21:00
トーク Specula×藝大先端2011 「都市と芸術をめぐる現実(リアリティ)」
ゲスト:川俣正(美術家)/桂英史(メディア論研究者)/※スペシャルゲストを予定

1月22日〈土〉15:00-18:30
公開シンポジウム 「メディアとしての展覧会」
ゲスト:東谷隆司(インディペンデント・ディレクター)/小谷元彦(現代美術家)/辛美沙(アートディレクター)


主催:東京藝術大学先端芸術表現科卒業・修了制作展2011実行委員会
問い合わせ先:090-3960-0801 info@sentan2011.com

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台北に行く、横浜のアーティスト募集!

応募〆切
2010年12月10日(金) 19:00必着



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横浜市と台北市は、芸術家交流事業を2005年より行っており、今回で6回目を迎えます。台北市中心部にあるTAV(Taipei Artist Village)と、横浜創造界隈の拠点BankART1929との間で、それぞれの都市からの交換アーティストが3ヶ月ほど滞在制作し、作品を発表してきました。今年もBankART1929では、急速に成長し、刻々と変わっていくアジアのアートシーンを、身をもって体験し、今後の活動の大きな糧としていくことのできるアーテイストを募集します。皆様のご応募をお待ちしております。

■平成22年度台北市との芸術家交流事業 募集要項
レジデンス実施期間
2010年12月- 4月初旬までの期間の内、原則として90日間の滞在。

レジデンス場所
台北國際藝術村 Taipei Artist Village
台北市北平東路7號 #7, Beiping E. Rd. Taipei, Taiwan
www.artistvillage.org

募集対象
横浜市に在住、または制作の拠点を持って表現活動をしていること。

応募条件
・ 期間中、原則としてTAVに滞在し、制作活動ができること。
・ 滞在中に展覧会またはパフォーマンス等の作品発表、教育普及活動 への参加、ワークショップ等を行うこと。
・ 滞在期間の活動についての記録作成に協力すること。
・ 生活や制作について英語または中国語でコミュニケーションができることが望ましい。

支援内容
・ 台北までの往復1名分のエコノミークラス航空券
・ 住居提供(TAV403号室)キッチンと浴室付、ランドリーサービスあり
・ 制作スタジオ提供(TAV403号室)
・ 制作支援費(1日あたり3,000円×滞在日数)
・ 生活補助費(1日あたり3,000円×滞在日数)
・ 制作の後方支援をするTAVスタッフによるコーディネーションあり
・ 報告書のデザイン・印刷費

選考委員
曽我部昌史(みかんぐみ・建築家)
村田 真(BankARTスクール校長)
杉崎栄介(アーツコミッション・ヨコハマ)
池田 修(BankART1929代表)
※書類審査により選考委員会で協議の上1名を決定します。

応募方法
下記資料3点を、BankART1929 芸術家交流事業係宛にお送り下さい。
お送り頂いた資料は返却いたしませんのであらかじめご了承下さい。
・ 活動履歴A4サイズ1枚にまとめたもの。氏名、住所、電話番号、メールアドレスを明記してください。
・ 過去の作品資料(A4ファイル1冊またはDVD1枚、あるいはその両方)
・ レジデンス活動についての簡単なプランを400字にまとめたもの(A4)

応募〆切
2010年12月10日(金) 19:00必着

結果発表
直接本人に通知後、HPで公開。

応募・問い合わせ先
BankART1929 芸術家交流事業係 〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9
TEL 045-663-2812 e-mail : info@bankart1929.com


■台北國際藝術村(Taipei Artist Village) について
台北市の中心地区に位置する国際的なレジデンス施設として、台北市文化局が2001年10月にオープン。中庭のある4階建ての建物は元職業訓練所を欧米の施設を参考にしながらリノベーションしたもの。2008年までに35カ国からのアーティストを招待、台湾からは80名以上のアーティストを国外に送り出した。このように台北國際藝術村はアートと文化の国際的なプラットフォームを形成してきた。2004年より運営を台北市文化基金會に移管。藝術村がクリエイティブコアの役割を担い、影響力のある芸術体験の場として活動できるように一層多くの芸術活動を支援している。

■台北市・横浜市の都市間交流事業について
横浜市は、「創造都市(クリエイティブ・シティ)」の実現を目指し、文化芸術の創造性を活かして都市としての新しい価値や魅力につなげていく取り組みを進めており、都心臨海部を中心に、アーティストやクリエーターが創作・発表・滞在(居住)しやすい環境づくりを推進するため、平成19年7月にアーツコミッション・ヨコハマを立ち上げました。また、横浜市は、アジアの平和と発展に貢献する都市を中期的な目標として、アジア諸都市とのネットワークづくりに取り組んでおり、台北市とは、芸術文化、スポーツなどさまざまな分野での交流を進めています。芸術分野では、平成17年度から、芸術家支援の分野などで国際的に豊富な実績をもつ台北市との間で、芸術家を相互に派遣する「芸術家交流事業」をスタートさせ、それぞれの都市から派遣された芸術家が、現地の芸術関係者や市民との交流を深めています。
アーツコミッション・ヨコハマ
(横浜市APEC・創造都市事業本部、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)


■ これまでの交流事業
2005年度 Off Nibroll(高橋啓祐・矢内原美邦)/陳 妍伊(Chen Yen-Yi)
2006年度 東野哲史/頼 珮瑜(Lai Pei-Yu)
2007年度 村田峰紀/何 明桂(Ho Ming-Kuei)
2008年度 川瀬浩介/陳 宛伶(Chen Wan-Ling)
2009年度 井出賢嗣/周 育正(Chou Yu-Cheng)

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審査結果発表

2010.12.11(土)正午過ぎより、お送り頂いた資料をもとに審査会をおこないました。
厳正なる審査の結果、今年度、TAVに滞在してもらうアーティストが決定しました。
審査員による「審査の経緯と総評」とともに、お知らせ致します。

伊佐治雄悟(現代美術) 1985年生まれ
http://www.isajiyugo.com


■審査の経緯と総評
15人の応募者のなかから、まずは4人の審査員がひとり3人ずつ選んだ。満票はおらず、1票、2票、3票がそれぞれふたりずつ。そこで1票しか獲得しなかった者は切り捨て、複数票を獲得した4人についてもういちどファイルや資料に目を通し、審査員間でやりとりをおこなった。残ったのは司馬香里、伊佐治雄悟、狩野哲郎、藤井雷の4人だ。4人ともそれなりに活動歴があり、なにかしら中国や台湾とのつながりもあって甲乙つけがたく、迷う迷う。
そして決戦投票。結果は2票がひとり、1票がふたり、0票がひとりという接戦だった。ここでもういちど0票を除く3人を対象に議論。作品の評価もさることながら、台湾での活動の可能性やコミュニケーション能力なども鑑み、結局2票を獲得した伊佐治雄悟に決定した。伊佐治の作品はホッチキスの針やボールペンなど日用品を素材にしているため、どこでもつくれるという強みがある。反面、今年も女性が選ばれなかったことは今後の課題として残しておきたい。


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