津波によって突然失われてしまった街を模型で復元するプロジェクト「失われた街」。
神戸大学、横浜市立大学、滋賀県立大学、武庫川女子大学などの建築学生と気仙沼市の地元住民との共同で模型に着彩をしながらその場所の記憶を模型に埋め込むワークショップを行ってきたその成果として、
実験的な演劇作品「失われた街 ギャラリー・リーディング」がおこなわれました。
模型を取り囲むように俳優が立ち、観客が座り、横で奏でられるピアノの響きとともに朗読される「街の記憶」に思いを馳せる。
生きた街、生きた建築、生きた風景、の姿が、皆の手で息吹を与えられた模型の上に、姿を現しました。
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