横トリの搬出が完了し、今日から新・港村からBankART studio NYKへの引越作業が始まる。新・港村でしか出せなかったピーのタイカレーも今日から復活。
月: 2011年11月
【新・港村】クロージングパーティー
新・港村のラストパーティは、この村(この展覧会ですが)の成り立ちどおり、
各チームが主催するホームパーティ形式。
数十の各チーム、各人が、思い思いの料理を用意し、参加者は順繰りに、様々な場所を訪ね歩く。焼き肉食べ放題を500円で企画するチーム、料理を大量に買い込んで大人数で宴会を行なうチーム、数人で寂しく座り込んで飲んでいるチーム、おでんを皆に振る舞うチーム、小倉トーストを企画するチームを等々……。新・港村の会期中も、様々な空間や出来事のレイヤーが多層に重なる時空間だったが、このラストパーティでは、匂いや音が加わり、本当(?)の街の雑踏の様相を呈していた。Dのブロックは、カフェライブの終了を待って、建物群(作品群)にライティング、テーブルに蝋燭をセットして、おしゃれなラウンジバーを演出した。ロンドンから2年ぶりに帰国した野菜ソムリエの佐々木麻子さんの「asako’s bar」もこの日復活した。会場を暗くしたせいで、港を往来する船の灯りが美しい。
そんなこんなで秋の夜長をゆったりと楽しみながら「新・港村」の幕を閉じることができた。
皆さん、本当にありがとうございました。
【新・港村】Cafe Live最終回
新・港村の最終日のCafe Liveは廣田あつ子+中村恩恵「Twosome」開催。
今回だけ特別に作品の前半でホールを使用しました。白い空間に黒の衣装。シンプルだけど力強いダンスを披露。後半は自由広場に場所を移し、お客さまはドリンクを片手にリラックス。お二人はなんと黄色の衣装で再登場。おしゃれな大人のダンスを見せてくれました。アンコールは観客を巻き込んでのダンスタイムとなり、華やかな雰囲気の中Cafe Liveは終了しました。みなさま、ご来場本当にありがとうございました。
【新・港村】cafe live開催
本日の新・港村Cafe Live 2011はoff-Nibrollの「a flower」。
美術家ティファニー・チュンと音楽家ユエン・チーワイとの共同制作でバンコク、ホーチミンでも好評を博した作品が新・港村に登場。思い出を呼び起こすような映像と美術、淡々と時を刻む音楽、赤裸々な姿をさらけ出す3人のダンサー。人間の記憶というものを正面から取り上げた、心に焼きつくような強度ある作品でした。
【新・港村】アグネス・シモール ダンスシアター公演 Being Connected
ブタペストのアートイニシアティブ、トゥズラクターのディレクターであり振付家でもあるアグネス・シモールさんが、新・港村に約1ヶ月滞在し制作した作品「Being
Connected」の公演を行いました。トゥズラクターの正式名は、トゥズラクター・インディペンデント・カルチュラル・センター&ス タジオ・コンプレックス。イベントを開催するし情報を集積する文化センターでもあり、またアーティストが制作する共同スタジオでもあります。過去5年間で 6500のプログラムを開催しているそうです。現在は昔のトルコ風呂を改修した建物を活用して、様々のアート活動を展開しています。アグネスさんの作品に は、アーティストの藤井雷さんがライブ演奏で参加。新・港村ならではの出会いが生んだコラボレーションでした。
【新・港村】お餅つき大会
今日は会場入り口の広場で大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ・瀬戸内国際芸術祭チームによるお餅つき大会と獅子舞パフォーマンスが行われました。
威勢の良いかけ声に合わせてテンポ良く杵が振り下ろされていきます。
新米で作られたできたてのお餅を皆でおいしく頂きました。
引き続いての獅子舞パフォーマンスに大勢のお客様が足をとめて見入っていました。
【新・港村】AIRコーディネーター会議01 開催
スクール校舎ではARCUS主催でAIRコーディネーター会議01と題したトークが開催されました。ARCUSは茨城県を拠点とするプロジェクトであり、震災以降における滞在制作の受け入れ環境やアーティストの活動を支援する体制づくりをテーマに公開討論が展開されました。
【新・港村】身体の線。キサの靴。トーク開催
新・港村劇場では、Bゾーンのブースで靴デザイナー高田喜佐さんの作品のアーカイブを整理するプロジェクトを続けていた和井内京子さんと高田邦雄によるトークが開催されました。高田さんの靴と和井内さんのバッグを背景に、お二人の共通点や会期中の作業の様子をお話いただきました。
【新・港村】新・港村の建築 vol.12
スーパースクール「新・港村の建築」の第12回目、最終回です。今回はDゾーンの四角錐の茶室を設計したシーラカンスアンドアソシエイツトウキョウ、小嶋一浩さん、赤松佳珠子さん、カフェを設計した小泉アトリエ、小泉雅生さんを講師に迎え、今回設計して頂いた作品やご自身の活動についてお話いただきました。最後はスーパースクールの締めくくりに皆で乾杯しました。