阿佐ヶ谷美術専門学校、和光大学の卒業修了展

阿佐ヶ谷美術専門学校、和光大学の卒業修了展のオープニングが、開催されました。朝は雪が降り、どうなることかと思われましたが、多くの人の来場がありました。3F+1Fギャラリーを和光さんが、2F+1Fホールを阿佐ヶ谷さんが使い、BankART全館をふたつの学校でシェアする会場構成です。あったかくなりそうです。是非ご来場下さい。3月4日(日)まで。

阿佐ヶ谷美術専門学校
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和光大学展示風景
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横濱BankART義塾(2~3月BankARTスクール:月・金曜日)

いつものスクールとは形式が異なる、変則的なゼミを開催しています。月曜と金曜週二日で2ヶ月、全16回。参加する際には、履歴書と何故このゼミを受講したいかの課題提出が必要。いつもよりちょっぴりハードルが高い。定員12名を大分超えてしまったので、書類でお断りして、なおかつ初期段階で16名ぐらいまで、また落として。課題を出し続けているのでもう少し、絞れるかなと思きや原段階で15名在籍。50を超えるキャリアの方も多く含まれていて、皆さん、ぐんぐんついてくる感じです。さて、何人残れるか?
近い将来、なんらかの形でBankARTや近辺のチームで働いたり、あるいは現在の職場で、ここで学んだことを活かしてくれたり、どうなるかわかりませんが、「志」をもったアートコーディネータが育ってくれればと願っております。

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横濱建築祭 CROSS × CROSS

日本建築家協会JIA神奈川が主催する横濱建築祭が開催されました。CROSS × CROSSというタイトルは、「建築」を通して交わって、交わって「交流」しようという意味が込められているそうです。イベントの内容は、学生の卒業設計展示とJIAの展示、街歩き、シンポジウム、パーティーとまさに多種多彩の交流プログラム。神奈川で建築を学ぶ学生はもちろん、界隈の建築家の皆さんも沢山来館し、お祭りのような賑やかさでした。今年11月には、JIAの全国大会がNYK全館で開催予定です。この50倍の祭りが押し寄せてくるのだろうか。いまから楽しみです!
(2012.2.24-26)

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韓日クリエイター合同展示会「etteda」5th 日本展

Etteda(イッテダ)は「 いまだ! 」という意味の韓国語。日韓両国の若手クリエイターが国境を越え、ジャンルを越え、学校という枠を超え、新しい交流を展開しようするプログラム。今年で5年目。当初は韓国展のみだったが、4年目の五反田デザインセンターでの開催を経て、今年はBankART Studio NYKへ。プロダクト、グラフィック、テキスタイル、油画、映像、写真、建築、パフォーマンス…様々なジャンルの作品が一堂に並ぶ。会期中にはグループワーク、プレゼンテーション、トークセッションと、若いクリエイターの交流に重きをおいた多彩なプログラムが展開された。
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BankARTスクール村田真ゼミ(2~3月BankARTスクール:木曜日)

今期の村田真ゼミは「現代美術のアーカイブーこの30年を振り返る」と称して、主に80年代~00年代にかけてのアートシーンをひもとく講義。特に80年代は、村田氏自身も「ぴあ」編集部のみならず、様々な形で現代美術周辺の動きと並走し、その空気を身をもって体験されてきた時期だ。様々なキーワードや美術史上のトピック、時代の史実などをもとに、ゼミ参加者各々が、当時の時代感を共有していくことのできる貴重な機会だ。単なる懐かしい話とかでなく、30年前に見ていたもの、経験したものを、今現在の視点から捉えなおすことで、現在のパースペクティブに揺さぶりをかけるゼミになっていると思います。

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福住廉 アートの綴り方vol.6(2~3月BankARTスクール:水曜日)

アートについての文章を書く技術を身につける講座。資料やレビューを読み、アーティストについて話を聞き、受講生同士でおしゃべりをし、自分で文章を書く。書いたものには福住先生から赤字ギッシリの添削が戻る、バンカートの恒例講座です。受講生は顔なじみから、静岡からの受講を決意した熱き志の持ち主まで様々。祝日にみんなで展覧会を見に行く課外授業や、夜な夜なの宿題作業や、早速てんこもりのスタート。フリーペーパー「HAMArt!」第6号の発行を目指します。

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横浜市・台北市交流事業にてTAVに滞在する幸田千依さんより

横浜市と台北市の交流事業で台北アーティストビレッジに滞在中の幸田千依さんからの報告メールを2本、ご紹介します。

《2012.2.1》
台北より、幸田千依です!
台北、ついてさっそく、もりだくさんです。
しかしほんとうに、スタッフのひと というか出会う人みな 親切ですてきです。
これからしばらく公開制作をして、三月に展示をすることになりました。
たくさんの人に出会っていきたいです。
台北語も少しづつ教えてもらっております。
台北でのことを綴るブログ「歩く絵がゆく(台北編)」

http://arukue-taipei.blogspot.com/

がんばります!!!

幸田千依

TAVスタッフの似顔絵となまえ↓
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《2012.2.21》
みなさま

おつかれさまです!台北より幸田です
毎日寝る時間が惜しいほど動いています。あたまがぱんぱんですが最高におもしろいです!
3月の20日夕方~23日まで東京に一時帰国します。
3月の20日の夜か21日の日中に BankARTに伺おうかと思っています。
シートンくんげんきでしょうか? 少しお話ししたいです。
またメールします!
3月17日、18日はTAVのオープンスタジオです! 
わたしは多分公開制作して完成した絵のお披露目と覚えた中国語のお披露目
スタジオで毎日つくり足していたカレーを振る舞おうかと思っています。
3月24日~THAVにて 制作した絵の展示はじまります。中国語でスピーチ…します。
そのあと4月の5、7、12日に台北のひとと一緒に「歩く絵のパレード」をやります!
場所や時間も決まりました。
たぶんもうすぐDMができます。
おしらせします!
もりもりだくさんですが、とても楽しみです
今は一日中絵を描いていてへろへろなのと中国語の言葉であたまがぱんぱんなのと
台湾の人の親切さんぶりに胸がぱんぱんです。
はちきれないようがんばります!!

幸田

松本秋則 竹のサウンドオブジェを創ろう(2~3月BankARTスクール:土曜日)

BankART studio NYKがトリエンナーレの会場となっていた昨夏、ひそかに人気を博していたStudio アキノリウム。いっときは1日300人以上の来場があったとか。この場所はもちろんトリエンナーレとは関係なく、BankARTのワンイヤーレジデントアーティスト松本秋則さんのスタジオだ。そんな松本さんのゼミがここアキノリウムで始まった。竹の特性を活かした面白いサウンドオブジェをつくるワークショップ。カットの方法や叩く物のちょっとした工夫で音色の異なる楽器を、受講生それぞれが8回の授業で創っていく。だいの大人が目を輝かせて作品つくりに打ち込む土曜の昼下がりが続いている。

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TPAM開催中

国際舞台芸術ミーティング、TPAM (ティーパム)が昨年から横浜で開催されています。今年も、BankART Studio NYK、YCC、KAATや赤レンガ倉庫をメイン会場に数多くの公演、展示、ミーティング等が行われました。1週間の日程に朝から晩までぎっしりとプログラムが組まれ、観客は創造界隈の複数の会場を行ったり来たり。創造界隈で面的に展開する、密度の濃い演劇フェスティバルでした。「国際ミーティング」の名の通り、海外の有数の劇団や文化施設のトップが多数来日し、自分の活動をプレゼンすると共に、現在の日本の演劇・ダンスに熱い視線を向けていました。イベントの合間には、カフェやパブでもミーティング。バンカートは位置的にもちょうど良い、ハブ的な役割を果たしたようです。TPAMは来年も横浜で開催予定です。
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女子美スタイル2011

女子美スタイル2011が、今年もBankART studio NYK全館を使って開催された。今年のディレクターはこの2年の杉田敦先生に代わり、元熊本美術館館長の南嶌宏教授。面出和子先生や、元国際芸術センター青森の日沼禎子先生等も、準備期間中や開催日も連日出てこられ、職員あげての展覧会だ。大学・短大大学院全体の卒業生の中から200人が選ばれる選抜展なので、もともとレベルはあるのだが、今年もいくつか面白い作品があった。オープニングには久保田弘成のパフォーマンスもあり、また会期中も親御さんの姿も多く、華やかな印象の展覧会だった。

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