BankART school「不連続統一体・発見的手法」TeamZOO  2019年3月27日

今日は、象設計集団の8回目のゼミ。台湾の象を長らく牽引してきた坂元卯氏と象の建築写真をとり続けている北田英治氏の登壇。これまでの7週間は週替わりで、象のメンバー及び関連チーム(チームZOO)にご登壇いただき、リレートークをしていただいた。名護市庁舎から40年を経ての象チームは、現在も日本国内のみならず、様々な場所で持続的に活発な活動を続けてこられてきたことを、どのゼミも見事に示してくれた。象の創立メンバーの冨田氏もほとんど毎回出席していただき、パテ屋さんの林のり子氏の参加等もあり、そうそうたるメンバーが集まった贅沢で懐かしいゼミだった。みんなバラバラで活動しているようで、きちんと吉坂先生の思想を各人独自に引き継いでいる姿には学ぶところは多かった。最後になったが、このゼミの組み立てにご尽力いただいたのは現在横浜関内のトキワビルに居を構える有形デザイン機構の浅沼秀治氏だ。深く感謝したい。

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富田玲子(象設計集団)

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齊藤祐子(アトリエSITE)

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羽渕雅己+山田晶子(かめ設計室)

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丸山欣也(アトリエモビル)

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内田文雄(龍環境設計)

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西尾貞臣(アトリエ修羅)

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松井正澄(アトリエトド)

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坂元 卯(象設計集団)+北田英治(写真家)

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浅沼秀治(有形デザイン機構)

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BankART school「続・朝鮮通信使part3」

これまでの2回開催したゼミと同様、仲尾宏氏にコーディネート、レクチャーをお願いした。場所は、BankART SILKのあるシルクセンターの別部屋の会議室。残念ながら集まりが悪く、少し元気のないゼミになってしまったが、話の内容は濃く、それぞれのゲストの多様な活動を確認できたことは、大きな成果であった。アフターゼミは、BankART Homeに移動し、より深い話を伺う事ができた。ご高齢にもかかわらず仲尾氏のお酒の強さにも促されて、若い人からも様々な意見がでて楽し宴と意見交換の場であった。

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仲尾 宏

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キム・ヒョンスン

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キム・ヒョション

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町田一仁

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金井三喜雄

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ぺ・リファ

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江藤善章+小川 満

「雨ニモマケズ」展オープン 2019年3月1日

「雨ニモマケズ」がはじまった。BankARTの新しい拠点、みなとみらい線「新高島」の地下1Fの「BankART Station」とCreative Network事業のアーティストスタジオとして活用している「R16スタジオ」のニカ所がその会場だ。鑑賞する人は、徒歩6分離れたこのふたつの会場を移動することになる。

展覧会案内にも記しているように、このニカ所、16年間もの長い期間眠って場所だ。横浜市は旧市街地を通っていた東横線の横浜駅~桜木町駅間の運行をとりやめ、新しく海側にシフトしたみなとみらい線を開通。廃線跡は遊歩道としての活用を検討、新高島は新規開発を期待されていた場所だが、なかなか進展をみない。

こうした状況の中、廃線跡高架下とぽっかりとあいた新高島駅の地下構内をアート事業に活用させてもらうことになった。この展覧会は、まさにこうした都市構造の大きな変遷の隙間(VOID)にあり、積極的な言い方をすれば、旧市街地と新市街地(みなとみらい)を繋ぐプログラムだ。
 
今から11年前、「国道16号線を越えろ!」という展覧会を企画実施した。それは今回の展覧会と同様、旧市街地と新市街地を往来するプログラムだった。
今もその想いは変わらない。私たちのミッションは、確かに旧市街地を元気にすることということで始まったプログラム(創造都市構想)ではあるが、それは同時に、旧市街地と新市街地を結びつけるプログラムでもあるのだ。

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