続・朝鮮通信使2016夏・秋《大阪》 2016年8月31日

サンドラムは大阪の街が似合う
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柳幸典さんのスタッフ大橋実咲さん(右)と八島良子さん(左)と合流。
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大阪南港から釜山まで18時間かけての船の旅。
しかも、オリジナルの朝鮮通信使と同じ、瀬戸内海を抜けていく航路。
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続・朝鮮通信使2016夏・秋《神戸ー大阪》 2016年8月30日

神戸のチャイナタウン、南京街を通って駅に向かい、電車で大阪へ。
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今日訪れるのはクリエイティブセンター大阪(CCO/旧名村造船所)。
千島土地の芝川能一さんがお忙しいなか、挨拶に来てくださった。左は本日案内をしてくれる、おおさか創造千島財団の北村智子さん。
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北加賀屋駅からCCOまでの間の空家、土地、工場跡などを活用して、様々な試みを行っている。ここは「みんなののうえん」として空き地活用しているところ。
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MASK(Media Art Strage Kitakagaya)
元工場の大空間で大型作品を保管しているのだが、年に1回、展覧会として一般公開している。収蔵作家は、ヤノベケンジ、やなぎみわ、名和晃平、宇治野宗輝、久保田弘成、金氏徹平、など。
やなぎみわさんの日輪の翼のトレーラーが、高松公演を終えて大阪に戻っていた。今週末はお膝元CCOでの公演があり、それにあわせて、MASKや周辺でも展覧会を開催するという。
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そしてCCOへ
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名村造船所時代の資料や説明などのコーナー。当然、BankART Studio NYKの建物の所有者である日本郵船会社の船もつくられていたという。
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船の図面を引いていた元図面室の大空間で。
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そして鶴橋のコリアタウンへ。
2011年の朝鮮通信使の旅で一緒に韓国へ行った、大阪水都の会の藤井薫さんと杉本清さんと再会。
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続・朝鮮通信使2016夏・秋《犬島ー神戸》 2016年8月29日

台風の影響で雨。定期船で小豆島の土庄(とのしょう)に行き、海上タクシーで犬島へ。
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チケットセンターにある高橋啓祐氏の作品。
小ぶりだが、スラグの山と海のような映像の重なりが美しい
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犬島から宝伝港(岡山県)へ。バスと電車を乗り継いで神戸へ。
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姫路駅ホームの立ち食い店で。麺は中華麺なのにだしと具が和風の不思議なそば
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神戸、KIITOに到着。以前にも訪れたことがあるが、その時は未改修だった。館長の永田さんから、KIITOの歴史と活動についてお話を伺った後、館内見学。ほとんど解体されてしまった横浜の帝蚕倉庫群に対して、この西の生糸試験所は見事に再生を遂げた。産業遺産のいくつかの装置をそのまま展示したり、カフェのテーブルなどに利用されている。
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続・朝鮮通信使2016夏・秋《高松ー豊島》 2016年8月26日

サンドラム公演はリンシュンロンの作品の内外に決定。朝早くから仕込み
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そのあと豊島へ。土庄町の三浦さんがツアーに同行してくれた。
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唐櫃の清水を囲んで
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ドイツで活動し、豊島に移住されてきた音楽と映像のパフォーマンスユニット。早速アーティスト同士で交流。
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高松に戻る船を待つ間に、港でパフォーマンス。
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続・朝鮮通信使2016夏・秋《高松ー女木島》 2016年8月25日

続・朝鮮通信使2016夏・秋のプログラム、第一部の韓国ツアーに引き続き、第二部は瀬戸内〜関西を経て釜山へ。

まずは、現在、瀬戸内国際芸術祭が行われている高松へ。
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ツアーに同行するサンドラム7名も無事到着。
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続・朝鮮通信使は、瀬戸内国際芸術祭の正式な参加プログラムでもある。
まずは事務局へご挨拶。
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27日に高松でまとまったコンサートをおこなうため、下見や音合わせなど。
韓国から、サンドラムがゲストとして、カヤグムの奏者パク・ヨニさんをお迎えしている。
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サンドラムの公演場所の隣では、やなぎみわさんの「日輪の翼」の公演があり、様子をのぞきにいくと、やなぎさんは残念ながら不在だったが、BankARTでも何度か展示や公演をしてくれている照明クリエイターの藤本隆行さんがいらした。
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サンドラムを高松に残し、他のメンバーは女木島に。
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続・朝鮮通信使2016夏・秋《光州》 2016年8月18日

約1年ぶりの、光州市立美術館へ。
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BankARTの展覧会の担当者だったキュレーターのビョンギリョンさん、新しくできるレジデンス施設の担当のキムミンキョンさんとAIRのことでミート。
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展示室では「河 正雄(ハジョンウン)コレクション」がおこなわれていた。河 正雄氏は在日2世の有名な美術コレクターで、光州市立美術館名誉館長でもあり、BankARTで行われた光州市立美術館「光の都市|光州」展のときにも来館された。李禹煥や郭仁植など、沢山の作品を美術館に寄贈している。
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今回の続・朝鮮通信使2016 夏の韓国編はここまで。いったん横浜に戻り、
8.25からの瀬戸内編だ!
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続・朝鮮通信使2016夏・秋《清州ー南原ー光州》 2016年8月17日

清州で7店舗も展開しているチョコレート屋さん、本情へ。
オーナーのリ・ジョンテ氏は、アートサポーターで日本語が堪能。
バンカートにも何度もきてくれている。
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清州からはKTXでパンソリの街、南原(ナムウォン)へ。
文化都市推進委員会のシンドングンさん、ソンムンガブさん、ジョンジュファンさんと廣寒樓苑(クァンハルルウォン)で待ち合わせ。古典芸能パンソリで有名な「春香伝(チュニャンジョン)」(=韓国版ロミオとジュリエットのような物語)の舞台として知られている。
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次は、「国楽の聖地」(博物館のようなもの)へ。南原には国楽の学校もある。
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今年の通信使瀬戸内編で、サンドラムとともにパフォーマンスするパク・ヨニさんの演奏する伝統楽器、伽椰琴(ガヤグム)も展示されていた。
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南原の人口は約8.5万でその主産業は農業と観光。「田舎」の風景が続くのだが、住んでいる人たちの満足度は高く、さながら「韓国のなかのブータン」という印象。パンソリで有名ということで、音楽や音をテーマにした文化都市を形成しようとしている。
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バスで光州へ。夕立の中、巨大な国の施設であるACCの夜間オープンの水曜日だったので、ちょっとだけのぞく。
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人はまばらだが、アーカイブ資料も大分整いなんとか運営の方も進んでいるようだ。
夜は、ACC近くのドイツ人の夫と韓国人の妻が経営しているKUNST LOUNGEへ。
今回の旅も最後の夜。光州には去年の展覧会で長期滞在していたので、ここへ来るとちょっとなつかしい。
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続・朝鮮通信使2016夏・秋《ソウルー清州》 2016年8月16日

パジュからソウルへ電車移動。
都合で順番が逆になったが、ジャパンファンデーション(国際交流基金)のソウル事務所にご挨拶。
所長の山崎宏樹さん。
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KTXで清州まで。ミスが重なり、世宗の新都心訪問は断念。
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韓国最大規模の元タバコ工場(清州の工芸ビエンナーレ会場でもある)に到着。
延べで18万平米ある。規模はまったくこっちの方が大きいが、建物とその雰囲気はNYKとそっくりだ。池田は以前ここでの国際シンポジウムに参加している。
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財団事務総長のキムホイルさんとミート。
これまで、巨大な空間をいっぺんに改修開発せず、活用しながら少しづつ改修計画を進めてきたが、ついに大まかな計案がまとまったようだ。
建物の改修計画や今後の活用計画などについてお話を伺った。
18万㎡のうち、2万が国立現代美術館関係。6万が工芸館、アミューズメント、1万が市民向けの施設。
既存のオフィス棟、等。今後300億円投下していくそうである。
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財団事務所やホールが常設されている建物は、外壁が無数のCDで覆われている。
(昨年のビエンナーレの作品)
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バンカートのざっと15倍はある、とにかく大空間。
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清州の街を屋上から望む。街の真ん中にこんなに巨大な、可能性のある空間があるのはとても羨ましい。
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2011年のころ
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