いま紐解く楠原映二のエッセンス Vol.2 2016年9月25日

「いま紐解く楠原映二のエッセンス Vol.2」という映画上映、トークイベントをkawamata Hallにて開催。
本イベントは、今年4月にも行い、その続編となる。

「かいつまんで、クスハラエイジ」開催 2016年4月17日


今回は、俳優楠原映二が徹底してこだわった「ジャパニーズイングリッシュ」がテーマ。 日本人ならではの英語の発音や言い回しが引き起こす行き違いや、それを乗り越えるコミュニケーションのあり方、さらには英語圏で生きる日本人としてのアイデンティティの確立法など、フィルムや舞台映像などに残された楠原自身の肉声や縁の深い人々へのインタビューを通じて、そのエッセンスに迫っていった。

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ルーベン・キーハン 2016年9月23日

古い友人のルーベン・キーハンが、アジアンリンクのレジデンシープログラムで、Arts Qld(アーツクイーンズランド)からの援助を受け、BankART1929をベースに、横浜に滞在することになった。9月23日(金)の夜、身近な人たちに声をかけ、welcomeパーティを行った。もともと、日本とはとても関係の深い人。旧友にあえて楽しい時間を過ごした。滞在の目的は、平成元年(1989年)以降の日本の現代美術に焦点を当て、研究と執筆を通して、日本美術の知識を深めていくとのこと。

【ルーベン・キーハン】
オーストラリアのキュレーター、ライター。1990年代後半からシドニーのアートスペースで活動。オーストラリア写真センター(ACP)やシドニー現代美術館(MCA)などでキュレーションを行った。2011年よりクイーンズランド州立美術館(ブリスベン)でアジア現代美術部門のキュレーターを務め、「アジア・パシフィック・トリエンナーレ」(APT)の第7回(2012)、第8回(2015)を企画。その他に、草間彌生個展(2011)や、「We can make another future: Japanese art after 1989」(2014)などをキュレーション。最近では、国立国際美術館(大阪)、シンガポール美術館が共同で開催した「Time of others」を共同企画した。

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五十嵐太郎+磯 達雄「横浜建築家列伝vol.3」スタート 2016年9月15日

五十嵐太郎氏+磯 達雄氏による「横浜建築家列伝vol.3」がスタート。本講座は、先進的な都市空間であり続ける横浜が、どんな建築家によって築かれてきたのか、その歴史と将来を考えるインタビュー・シリーズの第3弾。初回は、磯氏によるこれまでのおさらい。今期の特徴としては、若い建築家やシェアスタジオについても取り上げていくことがあげられる。大津ビルから北仲BRICK、宇徳ビル、新港・区等々。東京にももちろんシェアスタジオはあるが、こんなにも集中してやっている箇所は他にないと言えるので、そのことについても考察していくとのこと。
[3期ゲスト]高橋志保彦、長島孝一、中田準一、中尾明、高橋一平、鎌田友介・加藤直樹、宮 晶子

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BankARTスクール 堀 浩哉「境界線上の美術」スタート 2016年9月14日

堀氏は、美共闘(多摩美闘争)のリーダーだったが、多摩美の油画の教授を長くつとめ、昨年度、大学を停年退職した。今年の釜山ビエナーレにも選ばれ、初日にパフォーマンスを披露する等、その活動は衰えをみせていない。
アートに今、何ができるのか、という普遍的な問いかけに真正面からぶつかっていく姿を若い作家たちにさらけだす。さて皆さん、ついていけるか?

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広松木工 家具個展 2016「So many families, so many lives」 2015年9月16日〜25日

福岡の大川の家具メーカー、広松木工の恒例の家具展が始まった。荒々しいコンクリート壁と真っ白な絨毯が調和されている空間に、天然木の家具たちが優雅に並べられる風景も今年で4回目。今年のテーマは、「So many families, so many lives」。「家族の風景」を意識した新作は、東京下町のデザインアトリエ「SyuRo」とのコラボレーションで、お皿や服なども一緒に展示され、暮らしに溶け込んだ様子を感じ取れる構成になっている。
「こども椅子作り」のワークショップ、9月22日(木)~ 24日(日) は一部商品を特別価格で販売等、例年通りの催しも開催。

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混種現場藝術祭2016/On Site Artfest 2016 2016年9月10〜16日

台北にて開催中のアートフェス「混種現場藝術祭2016/On Site Artfest 2016 」(9.10-16)のINTERNATIONAL ART SPACEに、BankART1929が出展しました。このアートフェスの運営は、Taipei Artist Village(TAV)が行なっています。BankARTも一区画を提供され、作家を取り上げて紹介するということだったので
TAVで滞在制作中だった 片岡純也+岩竹理恵をフューチャーしました。(彼らとは、BankART AIR 2016に参加していただき、作品も購入させていただいたという縁もあったので)
またBankART1929自身の紹介も少し行っています。
同会場では、台湾藝術協会の「TAIWAN ANNUAL」も開催されていました。

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BankARTスクール 中谷日出「表現者のためのプレゼンテーション研究所」スタート 2016年9月12日

NHKのロゴマークのデザインや長野オリンピック国際発信公式映像監督などで著名なNHK解説委員の中谷日出氏。
人に何かを伝えるというプレゼンテーションスキルはどんな職種でも求められるもの。自分のやりたいことを実現させる秘訣から、プレゼンを成功させる極意まで、本講座で習得していく。まずは、氏が企画した番組の実現に際し、どのような戦略のプレゼンで抵抗勢力を説得してきたかという体験を語られた。「本気で行く」と先生がおっしゃるように、熱気と興奮さめやらぬ講義だった。

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泰有社伊藤康文さん夫妻ウエディングパーティー  2016年9月18日

伊藤康文氏は、地元の不動産屋の主だが、創造界隈の形成に、継続的にご尽力いただいてる。
すなわち、クリエイターに対して、低廉な価格で古いビルの空き室を提供したり、シェアスタジオが形成できそうなビルを丸ごと買い上げてくれ、建築家と協同してリノベーションし、新しい物件を生み出してくれている。既に不動産という枠組みを超えて、自らが創造都市を推進するコアメンバーであるかのようだ。その伊藤氏が北海道の方とご結婚されたことを祝して、似て非works、さくらWORKS等のクリエイターが協力して、NYKでウェディングパーティーを開催することになった。クリエイターたちによるこった装飾と演出で、楽しい披露宴になった。少しずつだが、横浜の創造界隈のプレイヤーが増加し、温度があがってきているのが感じられる。

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写真 Takeshi Fukushima

続・朝鮮通信使2016東海道編 横浜 9月17日

久々の横浜、BankART Studio NYKでのコンサートだ。
サンドラム7名+韓国からの奏者二名、イム・スンファンとイ・ソンス。サンドラムと彼らとの出会いは、まさにここBankARTでの3年前のレジデンスプログラムの時だ。たまたま訪れた二人とサンドラムは意気投合し、その後、かなりの頻度で日韓の往来を続ける。日韓合同のCDも出したばかりだ。
それにしても今日のコンサート。パワフルだった。台湾、韓国への武者修行を通して、新しいリズムと言葉をどんどん吸収していっているのは理解していたが、それが一切ぼけないのだ。むしろシャープに増幅、展開されていってるように聞こえる。夏の最後にふさわしい大輪だったと思う。

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続・朝鮮通信使2016東海道編 浜松+静岡 9月16日

浜松市駅からさほど遠くない1928年生まれの建物をセンスよく改修した鴨江アートセンターに12時着。副館長の青木さんが、見事なおもてなしで私たちを迎えてくれた。地域の人たちがつくってくれた昼食、地元の祭りを進行しているハッピ姿の人たちのお話と音楽、旧友も知人も市役所もプレスもかけつけてくれた。サンドラムが建物内外でショートプログラム。さっき伺った浜松祭りの話をすぐに自分たちのパフォーマンスにとりこみ、観客とともにダンスをパワフルに楽しんでいた。15時に出発して静岡へ。副県知事の難波さんお会いするためだ。難波さんは、横浜の国土交通省(合同庁舎)にいらしたときに、様々なかたちでBankARTを応援してくださった方だ。副知事室でコーラスを2曲。とても気に入ってくれた。サンドラムは先に横浜へ、BankARTは朝鮮通信使ゆかりの清見寺へ。

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