古い友人のルーベン・キーハンが、アジアンリンクのレジデンシープログラムで、Arts Qld(アーツクイーンズランド)からの援助を受け、BankART1929をベースに、横浜に滞在することになった。9月23日(金)の夜、身近な人たちに声をかけ、welcomeパーティを行った。もともと、日本とはとても関係の深い人。旧友にあえて楽しい時間を過ごした。滞在の目的は、平成元年(1989年)以降の日本の現代美術に焦点を当て、研究と執筆を通して、日本美術の知識を深めていくとのこと。
【ルーベン・キーハン】
オーストラリアのキュレーター、ライター。1990年代後半からシドニーのアートスペースで活動。オーストラリア写真センター(ACP)やシドニー現代美術館(MCA)などでキュレーションを行った。2011年よりクイーンズランド州立美術館(ブリスベン)でアジア現代美術部門のキュレーターを務め、「アジア・パシフィック・トリエンナーレ」(APT)の第7回(2012)、第8回(2015)を企画。その他に、草間彌生個展(2011)や、「We can make another future: Japanese art after 1989」(2014)などをキュレーション。最近では、国立国際美術館(大阪)、シンガポール美術館が共同で開催した「Time of others」を共同企画した。