場違いな人工物〜多摩美術大学彫刻学科三年生展〜開催

2024年7月25日

7月25日より、BankART KAIKOにて多摩美術大学彫刻学科三年生らによる、「場違いな人工物」が開催されている。

本展覧会に参加している学生35名により作られた43点に及ぶ作品は、テーマ等の縛りはなく自由に制作されたものだという。彫刻学科なだけあり立体物も多いが、その他に絵画や映像作品など、幅広い作品が展示されている。「彫刻学科は、実現できなかったアイディアを形にする方法が学べる場所だ」と学生は語った。

本展覧会は7月28日(日)まで。目に見える形として生み出された若者の力漲る作品を、ぜひ見に来て欲しい。

文・写真:中村

Under 35 / 2024 関連イベント 野口雅俊「灯明」レポート

7/20にBankART KAIKOで開催中のUnder35で展示中のアーティスト、野口雅俊さん主催のイベントがありました。

イベントでは野口さんのご友人であるアーティストの冨樫達彦さんが来てくださいました!

今回の野口さんの作品にはキャベツや生姜、ジャガイモなど多くの野菜が使われています。ゲストで来られた冨樫さんは食堂とギャラリーの運営もしており、イベントでは出張食堂として野菜がたくさん使われた彼オリジナルのおつまみプレートや山形県産のお酒が振る舞われました。

プレートには12種類もの冨樫さん特製のおつまみが盛り付けられており、メロンを使用したものやアスパラのカルボナーラなど珍しい食材や味付けが多く、販売されたお酒にも合うものばかりでした。

イベントにはイタリアで活動する野口さんの久々の来日にたくさんの方が会いに来られ、同窓会のような雰囲気で終始賑わっていました。

野口さんの展示の一つにある、サンダルに生姜が詰められ足のように見える作品に使われた生姜と同じ生姜も販売されました。こちらの生姜は高知県産の洗生姜で、大きいものは手のひらより大きいものもあります!帰り際に買われる方が多く、盛り上がっていました。

今回イベントに来てくださった冨樫さんの食堂「灯明」は東京の荒川区にお店があります。ぜひ行ってみてください!

文・写真:福谷

お酒と冨樫さん

BankART妻有 2024 創造的修復と交信 その1

BankART妻有では、芸術祭会期中、お茶とかき氷を用意しております。 今回は出品作家であり、昨年春に桐山集落の空き家に引っ越してきた写真家の橋本貴雄さんが桐山の家で皆様をお迎えします。また、その日々のレポートを定期的にこちらでも公開していきます。

2024/7/15

写真:橋本貴雄

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■BankART妻有 2024「創造的修復と交信」
会期

2024年7月13日[土]~ 11月10日[日](火水定休 ※祝日除く)


時間 10:00~17:00(10、11月は10:00~16:00)


住所 新潟県十日町市桐山86(大地の芸術祭作品番号D325)

https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/bankart_tsumari_2024/



参加作家:みかんぐみ+神奈川大学曽我部研究室、橋本貴雄、あいかわさとうかねこ、淺井裕介、池田拓馬、磯崎道佳、牛島達治、牛島智子、開発好明、片岡純也+岩竹理恵、川俣正、木村崇人、熊澤桂子、幸田千依、櫻井かえで、進藤環、自動車部/KOSUGE1-16、白井美穂、スタジオニブロール、田中信太郎、野老朝雄、中谷ミチコ、中原浩大、PHスタジオ、原口典之、東野哲史、藤本涼、松本秋則、松本倫子、丸山純子、村田真、水口鉄人、村田峰紀、山下拓也、ヤング荘、吉川陽一郎 ほか



大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024

https://www.echigo-tsumari.jp/