7月の月末から徐々に準備してきたBankART妻有がオープンした。28日、29日は全体のプレスツアー等で、たくさんの人たち(アート関係者)が訪れてくれた。雪でやられたプールのデッキやシャワールームの補修は未完で、準備状態は80%のできという感じだが、住めば都。快適に暮らせ、見てもらえる状態にはなっている。7.28はキナーレの美術館オープン、7.29は大地の芸術祭の公式のオープン。
月: 2012年7月
ブラジルコネクション
NPO法人地球の心・日本が主催する「ブラジルコネクション」が開催されました。このイベントは昔ブラジルへの移民の出発港だった横浜とブラジルの歴史と移民文化に焦点を当て、「世界に生きる日本人」を横浜から発信することを目的としています。会場のNYKホールにはブラジル音楽が流れ、物販コーナーにはブラジルならではの珍しい食品、衣類、CDやDVDが並びました。テラスではシュラスコやフェジョアーダなどが販売され、多くの人がブラジル料理を堪能。午後にはカポエイラのパフォーマンス、本場のダンサーによるサンバ・ショーも開催され、大いに盛り上がりました。この日のBankARTさながら祭りの雰囲気でした。次回は8月12日(日)に開催します。
オープンスタジオの様子
アーティストインレジデンスの「オープンスタジオ」は、決して展覧会プログラムではないので、入居している作家に対して、作品の完成度は要求してない。といっても、経歴の入った印刷物があり、活発な活動を行なっている姿を観客に見て欲しいので、こちらとしてもそれなりにハッパをかけたりするので、皆さん緊張感をもって、プレゼンテーションを行なっている。自分のスタジオを展覧会会場とみなして完成度の高い空間を構成する作家もいれば、何ができるのか想像もできないけど、エネルギッシュな制作まっただなかにいる作家もいる。残り僅かだが、そんなまさにワークインプログレスな会場を一度訪れていただければと思います。明日16日(月祝)11時30分~18時まで。
Breath展 7.14〜20
多摩美術大学芸術学科Breath展実行委員会によるBreath展が、Mini Gallery で始まりました。大学の授業<PBLⅡ–9 文化演出の現在>に参加する学生が企画し、運営する展覧会で、授業の一環として行われています。PBLとはProject Based Leraning、出された課題に学生が実地で自主的に取り組む授業形態です。そこで、この展覧会も学生自身が企画し、計画し、実施しています。韓国や中国から留学している学生も多く、国際色豊か。作品も油画、立体、アニメーション、テキスタイル等々と様々です。若く、ボーダレスなエネルギーが伝わってきます。展覧会は7月20日17:00までです。是非お立ち寄り下さい。初日はそれぞれの作品の前でアーティストトーク。