毎年恒例の年越し。特にこれといったイベントはないが、みかんぐみの煉瓦キッチンで火を焚き、焼き物や鍋を囲みながら、あったかい飲み物で楽しむ。
寒くなってきたら、部屋(パブ)に戻って、ユーチューブの音楽映像等を適当に楽しむ。そうこうするうちに、参加者の誰かが、年越蕎を用意してくれ、それを順番に食する。12時に近づいたら、カウントダウンのためにぼそぼそと外へ。大観覧車の時計のネオンと汽笛と「おめでとう」。
13年前、引っ越しのために旧富士銀行からひとり一脚ずつ椅子をNYKまで担いでもってきて御祝いしたのを夜明け前の空の色といっしょに覚えている。
月: 2016年12月
延長戦「柳 幸典〜ワンダリング・ポジション」 2016年12月30日
世の中はお休みにはいったが、延長線の柳幸典展は元旦を除いて1月7日まで続く。人も少しずつ増えてきて、なんとか最低目標の1万人に到達しそうだ。
プレス(レヴュ)は、全国6紙に加えて、共同通信の配信を通して地方紙15紙、単独地方紙では中国新聞、神奈川新聞が大きく取り上げてくれた。また赤旗も。各紙が行う総括の年間のベスト展にも毎日新聞、読売新聞等がセレクトしてくれた。雑誌は、美術手帖、月刊ギャラリー、海外ではアートインアメリカ等、web上でも、資生堂、アートスケープ、創造都市横浜、木曜新美術館、all about 横浜 などが、大きな頁を割いて紹介してくれている。SNSは、ときおり厳しい意見もあるが、「良かった」「感動した」という言葉が圧倒的に多い。
こういった総体によってこの展覧会は支えられている。お金のないなか、身の丈に合わない、こうした展覧会が実現でき、ひとつの結果がでたことを素直に喜んでいる。また応援してくださっている皆さんに本当に感謝している。
これで次にまたむかっていける。
カタログ「BankART義塾ゼミ生による特別展」出版記念パーティー 2016年12月19日
BankART義塾(part2)とは、5月から毎週月曜に開講していたアートやアーティストをサポートしていくことについての必要な理念や知識と技術を実践を通じて学ぶBankARTスクールゼミ。
最終課題では、実際に展覧会を企画実施した。作家との交渉から始まって、展示、広報、パーティ、販売など、一連の流れをコーディネート。そのゼミの集大成ともいえるカタログ出版のお披露目会が本日あった。
この集中したエネルギーが、今後どんなふうにはばたくか?
カタログ「BankART義塾ゼミ生による特別展」500円+税は、ショップにて販売。
過去のブログ
■BankART AIR2016特別展
■BankART義塾part2