劇団やぶさか「千夜一夜物語」公演 2015年9月26日

劇団やぶさかの「千夜一夜物語」公演がkawamata hallで行われました。劇団やぶさかは、横浜のフェリス女学院大学の卒業生を中心に活動するアマチュア劇団です。演じる役者さんたちは全員が女性。今回結成15周年を記念する公演「千夜一夜物語」は、劇団のレパートリーでも人気作品とのこと。ダブルキャストで上演される公演は連日沢山のお客様で賑わいました。舞台で演じる楽しさが、そのまま客席に伝わる一体感のあるステージでした。

劇団やぶさか「千夜一夜物語」公演 2015年9月26日

劇団やぶさかの「千夜一夜物語」公演がkawamata hallで行われました。劇団やぶさかは、横浜のフェリス女学院大学の卒業生を中心に活動するアマチュア劇団です。演じる役者さんたちは全員が女性。今回結成15周年を記念する公演「千夜一夜物語」は、劇団のレパートリーでも人気作品とのこと。ダブルキャストで上演される公演は連日沢山のお客様で賑わいました。舞台で演じる楽しさが、そのまま客席に伝わる一体感のあるステージでした。

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BankARTスクール 北川フラム 第1期「都市とアートの水先案内人」2015年9月18日 

第1期「都市とアートの水先案内人」の最後の講座。
つい最近終了した大地の芸術祭の総合ディレクター北川フラム氏をお招きした。
北川氏はアートの話に限らず学生時代アートの裏側になったきっかけから、日本の歴史や外国との関係まで幅広く、熱く語ってくれた。
特に、BankARTの「続・朝鮮通信使」や大地の芸術祭でのアジア人ボランティア増加の現象からみられる意義についても話された。アートの現場での新しい国際交流やその可能性の話だった。膨大な内容だったが、受講生はみんな夢中になって話を聴いていた。
これで第1期の「都市とアートの水先案内人」も終了。
ありがとうございました。

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広松木工 家具個展 2015「hygge」 2015年9月18日

福岡に拠点をおく、広松木工の家具展が始まった。3回目になる今回もNYKの3Fワンフロアーを使っての大規模な展示。全面に敷かれた白いふわふわの絨毯が、BankART Studioの荒々しいコンクリートの地肌と、不思議にというか、見事にというか調和している。北欧家具等のイメージを残しながらも、オリジナルにこだわり、材木も生地も独自に開発しながらのセミプロダクトの作品が並ぶ。今年は鞄や照明などの小物も充実している。
会期中は「こども椅子作り」、「ねこ専用のテーブル作り」など、広い層の人たちが楽しめるワークショップも行なっている。9月24日(木)~ 27日(日) は一部商品を特別価格での販売を行う。

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BankARTスクール 水先案内人Vol.2 2015年9月15日

都市とアートの水先案内人Vol.2が始まった。
第一期は8人の講師から様々な活動の話を伺う事ができたが、今期も聞き逃せない話が盛り沢山だ。
今週は、先週の美術手帖に続き、片山正夫氏のセゾン文化財団の話。
困難にぶつかるたびに新しい方向を模索していっていたという財団を設立した堤清二(辻井喬)氏の話は、まさに水先案内人の生き方そのものであると思われた。
さて後6回、火曜日の夜、水先案内人の話は続く。

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BankARTスクール 田中信太郎「手のひらサイズワークショップvol.3」 150910

昨年の「かたちの発語」展において、岡崎乾二郎と中原浩大とともに、豊かな空間を提供してくれた田中氏のゼミ。2008年の「蛍座」、2010年の「蝉座」に続き、今回は「蜻蛉(とんぼ)座」
「手のひらサイズ」は、文字通り「手のひら」の大きさを意味するのではなく、作りたい作品のイメージを凝縮し最小限に縮小したサイズを表している。ワークショップでは、発泡ウレタンや、パラフィンワックス(蝋)、鉄など、毎回違った素材を用い、作品を作っていく。
さて「とんぼ」といえば、13日に閉幕した大地の芸術祭のまつだい地区の夏の青空の赤とんぼの姿が、多くの人の記憶に残っているだろう。またBankART妻有桐山の家を訪ねてくれた人は、その赤とんぼの赤ちゃんもご覧になっているかもしれない。夏が終わるころ、「蜻蛉(とんぼ)座」は開幕する。

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BankARTスクール 飯沢耕太郎「写真ポートフォリオを作る!」 2015年9月9日

写真評論家の飯沢耕太郎氏の人気ゼミ「写真ポートフォリオを作る!」がスタート。
4年前の前回のゼミでは、ゼミ期間中に東日本大震災が起こった。当時、「混乱の時期に出会えた写真は強く記憶に残っている」と先生は仰った。

今回のゼミの初回は、悪天候の台風の中での開催。
「写真ポートフォリオを作る!」という目標に向けて、受講生が持参した作品やファイルを講評していく。
合言葉は「変なことをやったら褒められる」
固定観念に嵐を起こして、いろんな尺度を持って新しい表現にどんどん挑戦していくことを目指す。
さて、どんな新しい発見や出会いがここから生まれるか。

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BankARTスクール横浜建築家列伝 vol.2 2015年9月7日

五十嵐太郎氏と磯 達雄氏による「横浜建築家列伝vol.2」がスタート。
150年間余で、わずか100戸の漁村が、371万人を有する街に変貌した横浜。その横浜がどんな建築家によって築かれてきたのか、その歴史と将来を考えるインタビュー・シリーズの第2弾である。
1期では、横浜を拠点に活躍する建築家を中心にインタビューしてきた。今期も引き続き、柳澤 潤氏、栗原正明氏、小泉雅生氏等をゲストに招く。特に横浜国立大学に焦点を当てるために、服部範二氏、林 要次氏、北山 恒氏からお話を伺う。

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まちにひらかれた創造の拠点~横浜創造都市と台北URSの歩み~ 2015年9月6日

現在開催中の「アートと都市を巡る横浜と台北」展にあわせて、シンポジウム「まちにひらかれた創造の拠点~横浜創造都市と台北URSの歩み~」をKawamata Hallにて開催した。
http://bankart1929.com/cms/wp-content/uploads/2015/08/yokohama-taipei-symposium.pdf
街づくりに焦点をあてた今回のシンポジウムは、横浜市は創造都市、台北市はURS(Urban Regeneration Station)に関わっている重要な人たちをお招きし、議論を行った。
はじめに特別講演として、沖縄の名護市長舎等で有名な、象設計集団の坂元 卯氏に、30年にも及ぶ台湾での活動のお話を伺った。
シンポジウムでは、各ゲストからの活動紹介の後、都市における歴史的建造物をいかに活用していくか、開かれた創造の拠点のあり方等について議論した。民の都市への当事者性、文化的、社会的意識について、また歴史的資産活用のハード面だけでなくソフト面などについてなど、横浜・台北それぞれの現状を比較する場となった。
最後にパブスペースに会場を移動し、クリエイターの交流会を開催。両クリエイターの出会いの場所となった。
明治時代の横浜における日本政府による街づくり、台北におけるインフラも含めた統治。両都市は少しずれながらパラレルに進行していて、共通点も多い。そんな歴史的な背景をもつ両都市の往来はこれからも続く。

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BankART school 今福龍太 「〈叛アメリカ〉の知的戦士たち」開講 9.4

独自の切り口から幅広い分野の批評活動を展開する文化人類学者、今福龍太さんのバンカートスクール講座が始まりました。スクールでの今福講座は、2010年春開講の「スキャンダル考」に続き2回目です。前回は先端的芸術が社会に生まれ出る有り様をめぐり、アメリカの批評家スーザン・ソンタグを取り上げました。今回は、近刊の著書「ジェロニモたちの方舟」をテキストに「〈叛アメリカ〉の知的戦士たち」と題して連続講座を行います。初回はヴィム・ヴェンダース監督のドキュメンタリー「セバスチャン・サルガド」を一部鑑賞し、映像と写真の根源にある課題についても言及しました。挑発的なテーマに集まったスクール生は大人数ではありませんが、氏の静かで軽妙な語り口で進められる講座は、次代の鼓動に耳を澄ます、まさに現代の「寺子屋」のようです。

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