現在滞在制作中の2人のアーティスト、チウさんとオリバーさんのアーティストトーク。
これまでの作品や、今ここでやろうとしていることなどを話してもらった。
会場からは質問もたくさん出て、トーク終了後も他のアーティストたちとの歓談が続き、楽しい夜を過ごした。
月: 2016年2月
韓国からの視察団 ソウル市西大門区・城北区、他 2016年2月23日
今月は韓国からのお客さんが多いです。
先週、江原道(江原ランド/17日)・光州広域市(朝鮮大学/18日)からの視察に続き、
本日はソウル市西大門区・城北区のまちづくりや地域再生の専門家たちです。
西大門区の副区長チョ・インドンさんは、BankARTともよく往来する東大門のDDP設計指針書作成の担当をされたとのこと。
BankART活動における行政の役割、経済的、経営的な仕組みについて興味深い様子でした。
後半は、横浜市の都市デザインに長年携わった国吉直行氏にバトンタッチ。
行政側からの都市政策についてお話されました。
今年の夏〜秋に行なう「続・朝鮮通信使2016」で、訪ねる場所がまたひとつふえました。
日韓クリエイター合同展示会 「ETTEDA」9th 日本展 2016年2月18日
韓国では1月にソウルのマポにある「ウジョングクUjeongguk」というスペースで開催した「ETTEDA/イッテダ」
ETTEDAとは「今だ」という意味の韓国語。日韓の若手クリエイターが国・ジャンル・学校という枠を越え「今」しかできない作品を表現する場という意味だそうです。
日本では18日(木)〜2月23日(火)NYKの2Aギャラリーで開催されています。第9回目となる今年は、日本からは武蔵野美術大学を中心に10名、韓国からはソウル女子大学を中心に7名の若手クリエイターが参加。絵画・映像・立体など様々な作品が展示されています。
2月21日(日)には、プレゼンテーションツアー 15:00、トークセッション 16:30頃〜
レセプションパーティー 18:00 などのプログラムがあります。この機会にぜひご参加下さい。
国際舞台芸術ミーティング in 横浜2016(TPAM2016) NYK編 2016年2月6日~14日
TPAMインフォメーションの本部機能がNYKに設置されたことも有り、例年にも増して、多くの皆さまがNYKに来館されました。国内外の舞台芸術関係者が集うミーティングも毎日開催され、終日、会場のあちこちで個別に打ち合わせする人たちで賑わいました。その合間には、各会場で行われる公演も観覧するので、誰もが分刻みのスケジュールで動いている忙しさです。ミーティング以外に、NYKでも演劇、音楽、ダンスと多彩なプログラムが開催されました。
BankARTスクール「アートの綴り方 vol.8」 2016年2月3日
BankARTスクールでは定番講座のひとつでもある福住廉さんの「綴り方」の講座。
8回目の今回は少し趣向を変えて、福住さんの「今日の限界芸術」でもおなじみの「鶴見俊輔を読む」というのがテーマ。「おなじみの」といっても、鶴見俊輔の著作を実際にどれだけの人が読んでいるかというと話は変わる。受講生の中でも、まあまあ読んでいる、好きだけどそんなに読めてない、全く読んだことがない、と、その距離感もまちまち。福住さんオススメの芸術にまつわるいくつかの鶴見氏の著作の中から、まずは「限界芸術論」の書評にチャレンジ。同じ本を読んでも、読み手の数だけ、読み方が現れる。そんなことが楽しめる、豊かな講座になっていきそうだ。