日韓交流の新しい可能性part2〜朝鮮通信使を起点に〜 8.29

シンポジウム「日韓交流の新しい可能性part2〜朝鮮通信使を起点に」が、十日町情報館で開催された。情報館は1999年に内藤廣氏により設計された、大きな図書館を中心にした施設。初回の大地の芸術祭で展示会場のひとつになった場所だ。

BankARTにとっては、BankART妻有があるとはいえ、ここは完全にaway。集客にはまったく自信がなかったが、地元の人たちや、ありがたいことに遠方からの旧友や横浜の知人、友人が駆けつけてくれ、何とかかっこはついた。内容的には、朝鮮通信使関係の深い理解者と推進する人たちが集まって下さったので、かなり濃いものとなった。

http://bankart1929.com/cms/wp-content/uploads/2015/07/SymposiumJapan-Korea2015.pdf

妻有で行なわれていること、江戸時代に日韓で行なわれていたこと、それをリレーしていく現代の動き、これからの日韓のこと、アジアのこと、日常と非日常のこと、政治のこと、政治を越えること、等々。
だいぶん涼しくなった妻有での、熱い想いの一日でした。

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BankART妻有 夏の合宿 村田真ゼミ「われにかえる」8.15-8.18

BankARTスクールの校長による村田氏によるゼミが、妻有で開催された。
テーマは、僕はなぜ絵を描くのか。
からはじまって、
ヒトはなぜまだ絵を描くのか。(中略)
われにかえって、絵を描いてみよう
そこらへんにあるもので、そこらへんに描いてみよう。
という講座をみっちり4日間。

こうして、ゼミ後半には、ゼミ生による作品もBankART妻有に刻印された。
また、村田氏がここ数年少しずつ続けている「村田部屋」にも名作が加わった。

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壁に直接描き

桐山の家リポート(BankART妻有)BankART妻有の宿泊客

BankART妻有の目指すところは「普通の家」だ。
もちろん私たちがこの家を購入させていただく前も普通の「農家」だった。
主が私たちに移って、「大地の芸術祭の出品作の一点」になったときに、私たちの考えたことは、常に見られるという特殊な家になることは否めないけど、「家」の形式はキープしようということだった。
冬は実際に私たちでは住めないし、その他のシーズンもほとんど住んでいるわけではない。でも、会期中だけでも、スタッフが寝泊まりし、作品とともに暮らし、他人を招き入れながら、「家」をキープしようと。
その結果、様々な人たちが泊まりにくるようになった。原則、泊まりは関係者に限っているが、それでも多いときは20名ぐらいが一度に泊まることがある。とはいえ、今はお風呂もひとつしかないし、大人数がくると、食事もお風呂もパンクしてしまうので、大半はすぐ近くの「芝峠温泉」にお世話になっているのが現状だ。
まっくらな集落のなかで、ここだけが、遅く迄灯りがともり、笑い声の絶えない時間が続く。

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その他もたくさん………

BankART studio NYKは13-18日休館 でもBankART妻有では山下拓也さんが!

バンカートの横浜の本体、今年も夏季休館を頂いた。13日〜18日。
でも逆に現在開催中の新潟の大地の芸術祭の「BankART妻有」の方は、大忙しの時期だ。
お盆で地元の人がたくさんお見えになるからだ。約200〜300人/日

妻有の家は、変化していないように見えて、ゆっくりだが、少しずつ成長していってる。
今年はBankARTスクール文脈のワークショップが2本。アーティストインレジデンスが2本。
終了する度に作品が増えている。
レジデンスの第一弾は、バンカートでも最近よく登場している山下拓也さん。
短い滞在期間(8.12-8.15)だったが幸福を呼ぶ白蛇のキャラクターを制作してくれた。

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BankART妻有 夏の合宿 木村崇人ゼミ「出前調理人in妻有」 8.7-8.10

バンカートでは食と現代美術でおなじみの、「電撃出前調理人」こそ木村崇人さんの妻有の合宿ゼミが行なわれた。今回は、電気を使わずにということで、納豆やその他あやしい食べ物や道具作りに挑戦した。
納豆の自然発酵40度にキープする為の、彼曰くの画期的な「ペットボトル保温器」などを確かに開発していったが、その元のネタ入れは全てが電気を使ったネット検索というから、にやにやものだ。(BankART妻有はなんと光のwi-fiが入っている!)色々な場所を移動し、リサーチ作業をおこないながらの楽しいゼミだった。

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BankARTスクール 「写真ワークショップ」楢橋朝子ゼミ最終日 8.6

楢橋朝子さんによる写真の講座、全8回の最終日。2回に1回はゲストの方々をお招きしてお話を伺いつつ、受講生は毎回写真作品を講評してもらっていた。
楢橋さんは、それぞれの写真に真摯に対峙し、受講生と対話を続けてこられた。

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最終回のゲストは石内都さん。過去に石内さんと楢橋さんと2人で「main(マン)」という雑誌をつくっていたときのこと、写真を始めたきっかけ、暗室作業のこと、「ひろしま」の遺品の撮影やフリーダ・カーロの遺品の撮影の時のことなどをお話いただいた。
楢橋さんも石内さんも、彼女達の作品にも現れている、その強さとしなやかさが、彼女らの発する言葉にもにじみでていて、受講生を魅了してやまなかった。

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BankARTスクール 佐藤澄子「横浜を友だちにすすめよう」 2015年7月28日

先々週はクルーズを行なった佐藤澄子ゼミ。
先週は特別ゲストに佐藤先生の知人であり、広告関係の仕事をしているリチャード氏を招いてのゼミ。
はじめて横浜を訪れるというリチャード氏に横浜をどう伝えるか、またどう伝わるか。 
発表する受講生も聴く受講生にも緊張感が漂った。講評のあと、評価されてほっとする表情をみせる人もいれば、次回迄になんとしなければというプレッシャーを感じた人もいた。

そして
「横浜にはステキなものが沢山あるが、誰かを来させるまでにはどう横浜を語ればよいのだろう」
ということから始まった「横浜を友達にすすめよう」も今日が最終回。

今後これまでに蓄積した議論からどういったことが生まれていくだろうか?

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桐山の家リポート(BankART妻有)8月2日 えだ豆

本日も快晴。
オープン前に、桐山区長の小山さんが畑から採りたての枝豆を差し入れに持って来てくださった。小山さんは
この家を譲って下さった小山さんの親戚で、BankART妻有の立ち上げからお世話になっている。
その小山さんの弟さんは横浜の伝説のチーズケーキで有名な会社の経営者。また「つま正」という卸青果の会社の社長さんでもある。つま正のつまは、もちろん妻有のつま。
(もちろんこういった関係があることは家を購入して、しばらくしてからわかったことであるけども)
このあたりは、いろんな小山さんが住まれており、いろいろ差し入れを持って来て下さり、僕たちをサポートしてくれている。今日も冷たい麦茶を用意して皆さんをお待ちしております。茹でたての枝豆も食べられるかも。

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ガラス製の人参は、妻有の家のコレクションのひとつ熊澤桂子さんの作。