楢橋朝子さんによる写真の講座、全8回の最終日。2回に1回はゲストの方々をお招きしてお話を伺いつつ、受講生は毎回写真作品を講評してもらっていた。
楢橋さんは、それぞれの写真に真摯に対峙し、受講生と対話を続けてこられた。
最終回のゲストは石内都さん。過去に石内さんと楢橋さんと2人で「main(マン)」という雑誌をつくっていたときのこと、写真を始めたきっかけ、暗室作業のこと、「ひろしま」の遺品の撮影やフリーダ・カーロの遺品の撮影の時のことなどをお話いただいた。
楢橋さんも石内さんも、彼女達の作品にも現れている、その強さとしなやかさが、彼女らの発する言葉にもにじみでていて、受講生を魅了してやまなかった。