今日もBankART Studio NYKでは、たくさんのイベントが開催されました。
「横浜トリエンナーレシンポジウム」では、2008年に開催された横トリをふまえて、3年後の「横浜トリエンナーレ2011」へ向けてどう取り組んでいくのか、パネラーを迎えて市民と行政が話し合いを行いました。
また、その後は「横浜150周年ベイサイド市民協催」の交流会が開催され、横浜開港150周年記念イベントへむけて出展する方々の自己紹介やそれぞれの計画などを発表しました。
2つの会とも、市民の方々の意気込みを感じる大変盛り上がった会となりました。
その他にはTPTの公演が千秋楽を迎えた他、1階のホールでは新宿梁山泊の「YEBI大王」の公演が始まっています。
月: 2009年3月
倉敷芸科大 ヨコハマゼミ公開講座
BankART でスタジオインしている倉敷芸術科学大学のヨコハマゼミが、公開講座としてパネルディスカッションを開催しました。
テーマは「どこへ行くヨコハマのアート」。パネラーには、アーツコミッション・ヨコハマの杉崎 栄介さん、黄金町バザール ディレクターの山野 真悟さん、横浜国際映像祭2009 ディレクターの住友 文彦さん、そしてBankART 1929からも代表の池田が参加しました。
横浜のアート仕掛け人達がこれまでの活動を紹介したり、これからの横浜について話したりと、可能性を探る会となりました。
中谷ミチコ作品展「Beautiful Fish」
本日から、彫刻家中谷ミチコ作品展「Beautiful Fish」がBankART Studio NYKのBankART Miniギャラリーで始まりました。
中谷さんは現在ドイツのドレスデン美術専門大学 Gaststudiumに在籍中で、今回は一時帰国しての展覧会となっています。BankART でも深い関わりのある村田峰紀さんのご紹介で開催される運びとなりました。
作品は彫刻だけではなく、ドローイングも展示されています。繊細で、透明感のあるものばかりです。
今回の展覧会でしか見られない期間限定のドローイングの作品もあります。
下の写真は制作中の中谷さん。
オープニングパーティーでは村田峰紀さんがパフォーマンスを行いました。
中谷さんの作品とのコラボレーションです。
会期は4月19日まで。ぜひお越し下さい。
『BankART Life 2』完成!
皆様お待たせいたしました。
これまでのBankART 1929の活動をまとめた『BankART Life 2』がついに完成し、本日発売です!前号の 「BankART Life 創刊号」に引き続き、よりわかりやすく、2005年10月から2008年の11月までの活動の記録がおさめられています。
3年間で1000以上の主催・コーディネート事業、1000日以上のスクールゼミの開催。これまでのBankART がまるわかり!の本となっています。BankART主催はもちろんのこと、BankART1929に関わって下さったたくさんの人たちの仕事が掲載されています。
完成までにたくさんの方々にお世話になりました。この場をおかりしてお礼を申し上げます。
定価は2,100円(税込み)/A4/288p。通信でも販売しております。
またAll About BankARTを更新・増刷しました。これは早わかりBankART 1929です。こちらの方は無料ですのでBankARTにこられる際にお手にとってみてください。
「野生と創造~旭山動物園の「発想転換力」と「想像力」~」 開催
今日、BankART Studio NYKで、陽春文化県談「野生と創造~旭山動物園の「発想転換力」と「想像力」~」が開催されました。
動物園の革命的な存在の旭山動物園を事例として、発想の転換、創造力、異なるものを思う想像力、これらを育む仕組みづくりについて考える会です。
旭山動物園副園長の坂東元さんの基調講演を始めとして、NPO法人remo代表理事の甲斐賢治さん、横浜市芸術文化振興財団専務理事・アサヒビール芸術文化財団事務局長の加藤種男さんをパネラーに迎えてトークセッションが行われました。
多くの方々が参加され、200名を超える参加者がいました。
TPT公演
シアタープロジェクト・東京による公演「醜い男」がBankART Studio NYKで始まりました。
3階のスペースを大きく使っての公演です。
これまでNYKの3階は展示のみの利用でしたが、先日行われた横濱未来人演劇シアターに続き、演劇やライブのスペースとしても活用しています。
TPTはご存じの方も多いと思いますが、長年経営してきたスタジオを事情があって引っ越ししたばかりの極めて質の高いパフォーマンスを運営しているチームです。
旧日本郵船倉庫のほぼそのままの形を残した荒々しい空間の中での演劇は迫力があります。
TPT公演の期間は29日までとなっています。詳しくはHPをご覧下さい。http://www.tpt.co.jp/
盛りだくさんの1日
本日BankART では、1929 Yokohama 、NYK両館ともイベントが多数ありました。
NYKでは、倉敷芸術科学大学のヨコハマゼミが、公開講座としてRAKUSU PROJECTをゲストにインプロビゼーション・ライブを行い、メディアインスタレーションに用いられるツールを使ってのライブでした。
また、3階ギャラリーでは、横浜未来演劇人シアター公演 「横浜メリー・ゴーランド」横浜大ドレイ市場3&スペシャルライブが2日間に渡り開催され、多くの来場で盛り上がりました。
1929 Yokohamaでは、横浜アートサイト2009と題して、地域の歴史や自然・街並みなどの豊かな地域資源を活かしたアート活動についての公開プレゼンテーションが、そして1階のホールでは、アサヒアートスクエアでの公演に向けて、公開リハーサルを行っていた加藤訓子さんのプレ公演が開催されました。
加藤さんの公演には多くのお客様が!
盛りだくさんの一日でした。
横国卒業設計+Y-GSA ・女子ビジュアルデザイン 卒展
BankART Studio NYKでは2つの展覧会を開催しています。
1つは横浜国立大学卒業設計+Y-GSA展覧会”OURS;敷地観測”。横浜国立大学の建設学科建築学コース(y-sa)と大学院建築都市スクール (Y-GSA)の卒業設計の展覧会です。各学生が設計した作品がずらりとならび、模型も緻密につくられています。本日は、BankARTでいつもお世話になっている建築家でY-GSA教授でおられる北山 恒さんや若手建築家石上純也さん、谷尻 誠さん、吉村靖孝さんがゲストで、シンポジウムが開催されました。展覧会は3月23日まで。
もう1つは、女子美術大学のビジュアルデザインコースの「SEKI展」。主にグラフィックなどの平面を中心に、それに加えて映像やモーショングラフィックなど様々な形で表現されています。こちらの展覧会は3月24日までの開催です。
BankART で行われる卒業制作展はこれで終了となります。
今年度は合計14回もの卒展が行われました!
加藤訓子さんより
現在BankART 1929で公開リハーサルを行っている加藤訓子さんからコメントを頂きましたのでご紹介します。
バンカートでのクリエーションが始まりました。
もとは、2005年さいたま芸術劇場で中村恩恵さん(ダンサー・振付家、現在NYKに入って活動されています)とのプロジェクトで作り出したこの「ドラム缶サウンド」。それからやみつきになり、コンサートの度に小出しに使っていたのですが、今回はこの「ドラム缶」を全面フューチャーしてのライブです。
今回更に新しいドラム缶たちも加わり、並べてみるとなかなか壮観です!
ここBankart1929のホールにフィットするかどうか、ちょっと心配だったのですが、意外とマッチしていて、ほっ。音もこの空間では生音だけでもほんと、すごいパワーで響き渡っています。
この後入る音響も、ドラム缶に細工した微細な音などを、まるでドラム缶の中に頭をつっこんだような体験ができるように設置しています。
大変贅沢な期間を快く与えてくださったBankARTさんに心から感謝!
なかなか見れるものでないので(なかなかこれだけのことをやるのも大変ですが!)、この期間に是非遊びにきてください!
21日のプレビュー公演もたくさんのご来場、お待ちしております。
加藤訓子
BankART School !
皆様おまたせしました。
いよいよ4月から再始動するBankART Schoolの募集がはじまりました。昨年の大規模な展覧会「BankART Life 2」では出張型のスクールを展開しましたが、またこれまでと同様にNYKを中心として開講していきます。
BankART Schoolは、BankART 1929の重要なコンテンツとして今年で6年目を迎えます。これまで160講座、465名の講師人と2400人を超える生徒が、アートについてはもちろん、建築やデザイン、食や音楽、ダンスなど様々なジャンルについて議論、ワークショップを行ってきました。
4月から始まる講座も人気のあるものばかりです。ご応募はお早めに!
詳しくはHPのwhat newをご覧下さい。http://www.bankart1929.com/