「これからはじまる卒業展@BankART Pub」女子美術大学工芸学科

BankART schoolの枠組みで月曜日に行っている「これからはじまる卒業展@BankART Pub」。今日は現在開催中の女子美術大学工芸学科のみなさんに展覧会や作品についてお話いただきました。
今回の展覧会では、来場者とのコミュニケーションを大切にした展覧会づくりを意識したとのこと。小物をつくるワークショップを行ったり作品の器でお茶を提供したりと、作家とお客様が少しでも接点があるようにしたとのことです。
開催しているPubトークの魅力の一つは、お客様との距離も近く、質問や意見など直接聞けるところ。今回もBankART schoolの村田真校長やその他参加者から、さまざまな質問や意見が交わされ、なかには厳しい意見もありましたが、率直な意見を受けて、発表してくれた皆さんもこれからに向けて「頑張ろう!」と奮闘していました。

来週2月7日(月)は、展覧会開催に先立ち、女子美術大学選抜展「女子美スタイル☆最前線」による Pubトークです。みなさまのご参加お待ちしております。

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グラセラミックス!レセプションパーティ開催

現在開催中の女子美術大学工芸学科陶芸・ガラスコースの学生による卒業制作展「グラセラミックス!」。今日は、一般のお客様や関係者をお招きしてレセプションパーティが行われました。
パーティでは、今回のために1人1人が制作した器でお客様をおもてなし。様々な種類の素材や形のグラスが並べられ乾杯となりました。
これらのグラスは会期中「グラセラpieces」と題したお茶を飲めるスペースで使うことができます。展覧会は2月1日(火)までですので、ぜひご来場いただき、実際に触れて飲んでみてください。(最終日は17時終了です)お気に入りの器が見つかるかもしれません。

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BankART school 新学期 スタート

スクールの新学期がはじまりました。今日は、BankARTの年間のレジデントアーティストでもある舞踊家の中村恩恵さんの講座「コンテンポラリーダンス講座」。中村さんのBankART schoolでのゼミは今回で3回目となります。身体の構造を知っていくこと、そしてそれをダンスにどうやったら活かしていけるか、ワークショップ形式で授業は進みます。身体を動かすだけではなく、感じたことを表現していくことにも意識をおき、新たな表現方法を追求していきます。
最終的に作品をつくれるまでにもっていきたいとのこと。楽しみです。

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女子美術大学工芸学科グラセラミックス!

女子美術大学工芸学科の卒業制作展「グラセラミックス!」が始まりました。工芸学科の中でも今回は、ガラス・陶芸コースの学生達の卒展です。伝統的な技法を用いながらも、現代の表現として試行錯誤した作品たちが並んでいます。一瞬で形が決まるので何回も作り直しをしたとの声も聞きました。
今回の展覧会では、作品の発表だけではなく、実際に手を動かして小物を作ってみるワークショップ「グラセラworks」や、一部の作品でお茶が飲める「グラセラpieces」なども常時催されています。
また、レセプションパーティは30日(日)17:00-。BankART schoolの枠組みで行われる Pubトークも31日(月)19:30-から行い、プレゼンテーションをしていただきます。ぜひご来場ください。

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新人スタッフよりご挨拶

現在、新人が研修中です。
紹介とともに、一言です。
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12月よりBankARTでアルバイトをはじめました。
右も左もわからぬ状態から早1ヶ月……。受付、カフェ・パブ、監視、事務作業から掃除まで、携わった仕事は多岐にわたります。先輩スタッフより手取り足取りの指導を受けながら、BankART業務の守備範囲の広さ、そして深さを実感中。日々是勉強、まだまだヒヨコの私です。
それにしても、特に、受付は奥が深い。みなさまに広く開かれた場所であることを目指しているBankARTでは、毎日のフロント業務を本当に大切にしています。「どんなことを求めてお客様がいらっしゃっているのか」「どのようなご案内が適切か」等判断し、動くために求められる経験と瞬発力…。
やるべきことは山積みですが、BankARTにいらっしゃる沢山の方にご挨拶ができる受付は、私にとってはとても魅力的な場所。日々わくわくが止みません。
ここで出会うみなさまに、よりBankARTをお楽しみいただけるよう、ちょっと気の効くスタッフに成長したいと思っています。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

今年もイベント目白押しのBankART。お越しの際は、ぜひなんなりと、スタッフにお声かけください!

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グリーンメディア編集長リレートーク2010

BankART school 2010年度11-1月期で行われた「グリーンメディア編集長リレートーク2010」が終了しました。この講座は、横浜市地球温暖化対策事業本部の企画でおこなれている「ヨコハマエコスクール(YES)」が共催となって開催した講座です。毎回最前線で活躍するグリーンメディア関連の編集長をお呼びし、それぞれの取組みのお話を伺うと共に、受講生もディスカッションして、今の「環境」について考えていく事、これから求められている事を色々な視点から探りました。
今日は講座の最終回。地球温暖化対策事業本部本部長の信時正人氏からも御挨拶があり、乾杯しました。講座としては終了となりましたが、大変盛り上がった講座でしたので、有志で集まって議論していく会をつくりましょう!というお話も。次期開催の「これからどうなる?ヨコハマ研究会」でも「環境」をテーマに参加したいという声もたくさんあがりました。

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横浜から、台北へ、ソウルへ。

台北市・横浜市アーティスト交流事業の公募で選出されたアーティストの伊佐治雄悟さんが、15日に台北のTAV(台北国際芸術村)に向かい、3ヶ月間の滞在制作を始めました。
台北での伊佐治さんの活動の様子は、以下の伊佐治さんのブログでご覧いただくことができます。
http://isajiyugo.com/blog/
現在は、2月19日からのオープンスタジオに向けて、鋭意活動中とのこと。
日本では、日常にあるものを使った作品を発表されていた伊佐治さん。台北ではどんな日常と出会い、どんな作品が生まれるのか、楽しみです。
伊佐治さんの滞在先はこちら→Taipei Artist Village http://www.artistvillage.org

伊佐治さんの過去の作品↓
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台北からは2月10日にアーティストのChan Yi-Huei(チェン・イーホエイ)さんが来日し、BankARTのスタジオ201で活動開始予定です。

一方、BankARTとソウルアートファンデーションとの協力協定に基づくアーティスト交換プログラムでは、藤井雷さんが20日にソウルへと旅立ちました。こちらはSeoul Art Space GUMCHEONに60日間の滞在。早速漢江のほとりで絵を描き始めたとの連絡が入りました。事前情報によると、ソウルはマイナス15度になるのはざらということでしたが、こんな時期に屋外で長時間絵を描くなんてだいじょうぶなんでしょうか?無事を祈ります。
滞在先はこちらです→Seoul Art Space GUMCHEON http://eng.seoulartspace.or.kr/G02_geumcheon/main.asp
写真は、出発前日に、BankARTに挨拶にこられた藤井さん。
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ふたりとも、Good Luck!
素晴らしい滞在となることを、とおく横浜より、お祈りしております!

藝大先端2011終了

藝大先端2011が終了しました。来場者が3500人を上回り、カタログも用意した販売予定のものがほとんど売れました。
展覧会終了後に行われたクロージングパーティーにも、多くの教授陣が参加し、名誉賞と買い上げ 賞の授賞式がありました。
“展覧会をつくること”に意識的に力をいれた展覧会で、さらに作品も力作がそろい、とても好評でした。また何人かの学生には、展覧会への誘いの話があがっているそうです。ヨーロッパの卒業制作展には、業界の方々がこぞって参加し、新人発掘の場になっているとききます。
今回のような展覧会をきっかけに、日本の卒業展もそのような場となるとすばらしいと思います。

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藝大先端2011公開シンポジウム

藝大先端2011公開シンポジウム「メディアとしての展覧会」がBankART Miniで開催されました。
パネラーは、昨年の釜山ビエンナーレディレクターの東谷隆司氏、森美術館で個展開催中の先端准教授小谷元彦氏、昨年までアートフェア東京のディレクターをつとめ、最近白金にギャラリーをオープンした辛美沙氏。まさにホットな人選です。最前線をいく各パネラーから、立場は異なりますが、「これからの展覧会の可能性」について、4時間に及ぶ熱い議論が交わされました。
学生だけでなく、専門家も数多く含む幅広い年代の方が参加され、盛況のうちに終了しました。参加者は約130名でした。パブゾーンでも結構聞いていましたから、もっといらしたかも。

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続・朝鮮通信使研究会

年の夏に続き、BankARTスクールの研究会として活動を継続している「続・朝鮮通信使」。
チーム分けして、いよいよ各チームごとでテーマを展開する段階にはいった。
それほど明確なものではないが、「食」、「倭館」、「ソウル〜釜山ラインの道程」、「音楽」、「水陸両用バス」、「横浜の朝鮮通信使」等、様々なものがでている。
また今日は特別ゲストとして、朝鮮通信使の第一人者 故辛基秀氏の娘、辛美沙氏とお母様の姜鶴子氏をお招きした。
辛基秀氏が作られた映画や当時の研究に関する新聞レヴューなどの資料を見せて頂き、辛さんからは、今後も「続・朝鮮通信使」のプロジェクトについて協力するという力強い言葉をいただいた。
これからも様々な動きがあるので、随時報告します。

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