都市に棲む〜BankART's Activities 光州市立美術館(韓国)準備編10.27〜29

10月27日
11月6日からの「都市に棲む〜BankART’s Activities」展のため来光州。韓国金浦空港から電車で龍山駅へ、KTXで光州へ。ホテルは旧市街地のフォングン洞、若者が多い活気のあふれる場所。11月25日にオープンするアジアハブセンターからも近い。ホテルの周辺やアジアハブセンター(ACC)の周りの探索。

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10月28日
コンテナ到着の日。到着時間が遅れたので昼間の街の探索に出る。
ACC近くのアートストリートのお店には今回の展覧会ポスターがあって、!!
とてもうれしいものだ。BankARTとも繋がりのあるアートスペースUgroを訪ねる。そこでもBankARTの展覧会チのラシや本も発見!夕方からコンテナの扉を開け、作品をおろすことで本日の作業は終了。
本格的な設営作業は明日からだ。

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10月29日
午前中に荷を展示会場に運び、昼からおおまかな展覧会場構成。延べで700㎡あるので、それなりの大きなインスタレーションだ。夕方、今回の展覧会の映像を担当してくれる高橋啓祐さんが到着。BankARTの雰囲気が少し出始めたところで今日は終了。夕食はホテルの近くにあるグッパーのお店。

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大野一雄フェスティバル2015 滞在アーティストワークインプログレス作品マラソン上演

今年のフェスティバルの終幕を飾るプログラムは、10月3日からフェスティバル会場内で滞在制作を続けてきた4人の舞踊家によるワークインプログレス連続上演です。立石裕美さんの「1960 イチキューロクマル」、向雲太郎さんの「Butoh? in Progress」、ジュリー・ヤリソアさんの「Soamaroroko」(ギターライブ 松本じろ)、アレサンドラ・スーティンさんの「Giant」(チェロライブ : 舩橋陽)と、それぞれがNYKの3階と1階の各スペースを使い、観客は移動しながら見る回遊型公演でした。今年もたくさんのお客様にご来場頂きました。ありがとうございます!

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大野一雄フェスティバル2015 大野慶人「花と鳥 舞踏という生き方」

大野一雄フェスティバル第3週の公演は、大野慶人「花と鳥 舞踏という生き方]です。日本に生まれた「舞踏」が世界のダンス界に発信したメッセージのひとつは、「年をとっても踊れる」、あるいは、「年を重ねてこそ踊れる踊りがある」、ということでした。少ない動きで踊る77歳の大野さんは、ますます力強く、荒々しい空間にも柔らかく拮抗する、不思議な存在感を放っていました。

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NYC Tour Benefit Concert  10月16日

日本芸術文化国際センター (ICJC) の主催により、横浜インターナショナルスクール邦楽アンサンブルのコンサートが開催されました。ICJCは、日本の伝統音楽の新作を国際的な舞台で発表し、邦楽の普及を目指して活動しています。今年は、新作箏曲をニューヨークで初演しますが、海外公演に先駆け、本拠地横浜で箏11台の合奏による新作と古曲のコンサートを開催しました。さわやかな音色がホールに響き渡り、学校関係者、父兄をはじめ多くの皆さまにご来場頂きました。

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大野一雄フェスティバル2015 ANTIBODIES Collective 「Dugong」2015年10月12日

2009年の大野一雄フェスティバルにも参加した、東野祥子率いるBaby-Qを母体にする新たなカンパニー、ANTIBODIES Collectiveが京都で10月末に旗揚げ公演を行います。それに先駆け、今回のフェスティバルにレジデンスし、ワークインプログレスの発表を行いました。荒々しい空間に拮抗するかのように配置されたダイナミックなオブジェと挑戦的な身体表現の組み合わせが、清々しさを感じさせる作品でした。京都の本公演にエールを送ります!頑張れ!

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舞台版「黄金町パフィー通り」2015年10月11日

黄金町の街の近年の劇的変化をたどる阿川大樹の小説「横浜黄金町パフィー通り」が、現在黄金町にレジデンスするアーティストをはじめ、多くの方たちの手で舞台化されました。出演者の皆さんは、昼間は働いている人も多く、そろって稽古できるのは夜か休日だそうです。そうして長い時間をかけて練習を重ね、積み上げてつくられた舞台は、連日満員御礼の大盛況でした。

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大野一雄フェスティバル2015  滞在制作 ANTIBODIES Collective 

ANTIBODIES Collectiveは、大野一雄フェスティバル2009に参加したBaby-Qを母体として、東野祥子とカジワラトシオを中心に、新たに結成された創造集団です。京都を拠点に活動していますが、10月末の京都公演を前に、NYKで滞在制作を行っています。不思議な形の舞台美術や自作の音響機材などが、毎日生き物のように増殖していきます。もの作りに没頭しながら、お昼には東野さん自らご飯を炊いて、みんなで食べる。一味同心しながら、作品世界の構築に向かっています。ワークインプログレス上演は10月12日(月祝)15:00と19:30の2回です。ぜひご参加下さい。

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中学生の職業体験

今年も職業体験で9月の頭に、横浜市立老松中学校の女子生徒が2名、5日間実習にきた。
横浜台北の展覧会の監視・見回り、受付・カフェなどの仕事を通して、接客を実践してもらった。
女の子らしい丁寧な優しい接客で一般のお客さんからも好評だった。
引き続き9月中旬には、横浜市立松本中学校から男子生徒2名が二日間の実習にきた。
カフェでお客さんにコーヒーを出す、というひとつの動作から、受け取る相手の立場でものを見て考える、ということの新鮮さに、驚きと戸惑いと喜びを、感じてくれた様子。
BankARTにとっても大切な出会いの瞬間だ。

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大野一雄フェスティバル2015 滞在制作 

ジュリー・ヤリソア(マダガスカル) と アレサンドラ・スーティン(ジンバブエ)
フェスティバル期間中を含む10月3日から11月2日まで、マダガスカル 出身の舞踊家、ジュリー・ヤリソアさんとジンバブエ出身のアレサンドラ・スーティンさんが、文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業の助成により、NYKで滞在制作を行っています。お二人とも、アフリカ最大の舞踊学校エコール・デ・サーブル (セネガル) の卒業生です。
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オープニングパーティで。アレサンドラ・スーティン (左) ジュリー・ヤリソア (中央) 

ジュリーさんは、マダガスカルの首都アンタナナリボを拠点に創作活動だけでなく、小規模なレジデンスができる施設も自ら運営しています。8歳の時からダンスを学び、2004年にアンジョロムバラ・カンパニーを設立し、マダガスカルの伝統文化、現代文化とコンテンポラリーダンスから独自のスタイルをつくり出しています。マダガスカルではストリートダンサーとしても活躍するジュリーさんは、横浜滞在でも街に出て踊る計画を構想中です。
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アレサンドラさんは、ジンバブエのハラレ出身、ブリュッセル育ち。ロンドンのミドルセックス大学で
舞踊を学びました。2007年にヴォーカブダンスカンパニーを設立、サドラス・ウエルズ、プレイスシアターなど、ロンドンの主立った劇場で公演活動を続けています。アフリカのダンサーは、踊るだけでなく歌う、踊りながら歌い、歌いながら踊る、日本のダンスとは異なる点です。アレサンドラさんの作品も、歌があります。素敵なハスキーボイスで踊る姿は圧巻です。

滞在制作は常時公開しています。成果発表は10月23日〜25日。詳細はこちらをご覧下さい。
http://bankart1929.com/cms/wp-content/uploads/2015/10/ohnofes2015.pdf

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大野一雄フェスティバル2015スタート ! 2015年10月3日

大野一雄フェスティバル2015が開幕しました。オープニングプログラムは、リヨン都市共同体のリリュー・ル・パップ国立振付センター芸術監督ユヴァル・ピックが再来日、「loom」と新作「YK15」の2作品を上演しました。「YK15」は、Yokohama2015ということ、今回の横浜公演が世界初演です。終演後はオープニングパーティが開かれました。フェスティバル会期中滞在制作する向雲太郎さん、立石裕美さん、ジンバブエ出身のアレサンドラ・スーティンさん、マダガスカル出身のジュリー・ヤリソアさん等も参加しました。フェスティバルは、公演、展示、公開制作を行いながら。10月25日まで続きます。詳細はこちらをご覧下さい。
http://bankart1929.com/cms/wp-content/uploads/2015/10/ohnofes2015.pdf

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