大野一雄フェスティバル2015 滞在制作 

ジュリー・ヤリソア(マダガスカル) と アレサンドラ・スーティン(ジンバブエ)
フェスティバル期間中を含む10月3日から11月2日まで、マダガスカル 出身の舞踊家、ジュリー・ヤリソアさんとジンバブエ出身のアレサンドラ・スーティンさんが、文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業の助成により、NYKで滞在制作を行っています。お二人とも、アフリカ最大の舞踊学校エコール・デ・サーブル (セネガル) の卒業生です。
3G5A8366.jpg
オープニングパーティで。アレサンドラ・スーティン (左) ジュリー・ヤリソア (中央) 

ジュリーさんは、マダガスカルの首都アンタナナリボを拠点に創作活動だけでなく、小規模なレジデンスができる施設も自ら運営しています。8歳の時からダンスを学び、2004年にアンジョロムバラ・カンパニーを設立し、マダガスカルの伝統文化、現代文化とコンテンポラリーダンスから独自のスタイルをつくり出しています。マダガスカルではストリートダンサーとしても活躍するジュリーさんは、横浜滞在でも街に出て踊る計画を構想中です。
IMG_1920s.jpg

IMG_1924s.jpg

アレサンドラさんは、ジンバブエのハラレ出身、ブリュッセル育ち。ロンドンのミドルセックス大学で
舞踊を学びました。2007年にヴォーカブダンスカンパニーを設立、サドラス・ウエルズ、プレイスシアターなど、ロンドンの主立った劇場で公演活動を続けています。アフリカのダンサーは、踊るだけでなく歌う、踊りながら歌い、歌いながら踊る、日本のダンスとは異なる点です。アレサンドラさんの作品も、歌があります。素敵なハスキーボイスで踊る姿は圧巻です。

滞在制作は常時公開しています。成果発表は10月23日〜25日。詳細はこちらをご覧下さい。
http://bankart1929.com/cms/wp-content/uploads/2015/10/ohnofes2015.pdf

IMG_1905s.jpg

IMG_1865s.jpg