リムジン屋台

この8年間で一度もなかったのに、今年になってから強風や台風で、アトリエワン設計のリムジン屋台が二度も転倒した。BankARTのアプローチは風の通り道になっていて、確かにとんでもない突風が吹く。二度の転倒でリムジンは大分ダメージを受けたので、これから時間をかけて修復したいと思っている。まずは、風がとおらない場所に移動した。夏に向けて整備しながら、BankARTpubの一員として活用していきたい。

松本中学校 職業体験

横浜市立の中学校が、近隣の施設や会社等で行なう職業体験を行なうプログラムで、松本中学の女子中学生3人が二日間BankARTで働いてくれた。仕事はいつものBankART仕事で、外回りの落ち葉の掃除や受付、カフェの対応、郵送物の発送作業等。緊張しているようだったけど、どうだったのかな?
毎年きてくれている老松中学に加えて、今年松本中学からオファーがあったのは、松本中担当の先生が老松中で教えていたからだ。こんなこともリレーがおこっていくものなのだ。

京都での会議

京都芸術センターでアーティストインレジデンス関係の会議があったので参加した。全国の諸施設、機関に加えて、文化庁長官や京都市長、京都芸大学長等、数多くのVIPも出席。懇親会での話も含めて、議論が深まったかどうか定かではないが、こういった機会を設けたくれたこと、文化庁もやるなっていう感じ。

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みなとみらい地区での結婚式場のこと

横浜みなとみらい地区での結婚式場建設問題について、BankARTからメッセージを発信した。都合9年間、街づくりに関係しながら活動をおこなってきているチームとして、街づくりについて、大きな問題がおこっているのに、なんのリスポンスもしないのは、無責任だと感じたからだ。重要なことは届くことだ。この発信が、皆さんにリレーされて、大きな声に膨らんでいくことを望みたい。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012 作品鑑賞パスポート販売開始

7月29日からはじまる大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012のパスポートを販売開始しました。7月29日から9月18日までの期間中、すべての作品を鑑賞できるパスポートです(鑑賞は各作品1回のみ/イベント除)。作品を観る毎にスタンプを押すスタンプラリー台帳だけでなく、特典やイベント、ツアーなどの案内も盛りこまれています。真っ黄色なパスポート、たくさんの作品を巡る頃には、スタンプや想い出で、さらに鮮やかさを増すのでしょうか。
一般前売3,000円(当日3,500円)、学生前売2,500円(当日3,000円)。前売券は28日までの販売。ぜひお立ちよりください。トリエンナーレ会期中はBankART妻有(作品番号D134)もオープンします!

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BankART妻有オープン準備

新潟県松代桐山にあるBankART妻有の雪囲いを外すために現地にいってきた。地震や大雪のため、水道関係、ボイラー、雨漏り、窓ガラスの割れ、基礎の落ち込み等、建物は大分いたんでいた。早速、いつもお世話になっている地元の工務店に主要な工事をお願いした。なんとか修復できそうだ。また一日かけて、埃だらけになっている家を掃除した。うちに比べて、まわりの状況はもっと悪く、建物そのものが壊れていたり、美しかった棚田が完全に地崩れで姿を消してしまっているなど、被害の規模は尋常ではない。
今年は大地の芸術祭の本番年なので、トリエンナーレ会期中はBankART妻有はフルオープンする。そのためにも、たくさんの方々が、また訪ねてくれる楽しい場所になるよう、もう少し時間をかけて準備していきたいと思う。

ハンマーヘッドスタジオ新・港区 住民会議

ハンマーヘッドスタジオ「新・港区」の住民会議があった。スタートして約一ヶ月。まだまだエンジンがかかりきっていない感じだが、少しずつ温度は上がってきている。これだけ大所帯だとクリエイター間でも顔もしらないケースもあるので、順繰りにいくつかのチームにプレゼンテーションをしてもらい交流する機会を増やしている。今日は作曲家の川瀬さんと写真家の中川さん。こうして活動している人たちの具体的なプレゼンテーションをきかしてもらうと、この共有空間に大きな財産が集合していることを改めて実感する。

モリイクエ「黄表紙プロジェクト」

江戸の戯作者山東京伝の黄表紙のイメージをもとに、ニューヨーク在住モリイクエさんが制作したアニメーション、KIBYOSHIを上映し、その不思議な世界観の中でセッションが展開する。超歌唱家、巻上公一さん主催による、超ユニークな催しがありました。ミュージャンは、テルミンとヴォーカルを自在に操る巻上さん、さらにジム・オルーク (シンセサイザー) 、元永拓 (尺八)、シャニア・ブルーメンクランツ (ベース、ウード) といった錚々たるメンバーです。ニューヨークと横浜、楽器と身体、古典とジャズ、それぞれの世界が走り回るように交錯し、視覚と聴覚を縦横に揺さぶる、運動量の多いコラボレーションが展開します。山東京伝は読んだことがないですが、終演して我に返ると、なんとなくその世界に触れたような気がする。「黄表紙プロジェクト」は、たんにコンサートでもなく、映像上映でもなく、やはりひとつの「プロジェクト」なのだと思いました。

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BankART school 講座「能に出会う」開講

BankART school ではこれまでもダンス、音楽、演劇といろいろなワークショップをやってきましたが、今回は古典の能を取り上げます。講師は、昨年の大野一雄フェスティバルにも参加した清水寛二さんです。「能に出会う」というタイトルのとおり、初心者歓迎のクラスですが、ほんものの面も使います。初回からひとりずつ面を付けて、動いてみました。あら不思議、なんともいえない表情が空間に立ち現れます。これはいったいなんなのでしょうか。何百年も続いてきたお能の秘密を、身を以て垣間見たような気がしました。回が進むにつれて、扇を使ったり、装束も着ける予定です。受講生の顔が生き生きと輝いていました。

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開港祭

6月2日、今日は開港祭。
ハンマーヘッドスタジオ新・港区の横には砲台が設置されている護衛艦が着岸。
いつもは一般人が立ち入れないこのゾーンに、たくさんの見物客が訪れた。

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