【新・港村】伊東建築塾の熱い夜

今夜はDゾーンの自由広場で、伊東建築塾によるトークが開催され、平日の夜だというのに、たくさんの方々が集まりました。伊東建築塾がこれまでお こなってきたプログラム、特に「子ども建築塾」の話は、参加者の皆さんも興味津々に聞き入っていました。最初は子供が建築の設計なんてハードルが高いので は?と思っていても、実は子供の自由な発想力と、身近にある「家」というものに対するイメージ力には、リアルで真摯な思いがある。それを形にしていく方法 さえ身につければ、その発想は十分実現可能なものになる。自分が子供の頃にこういったものがあったら是非参加したかった、という方もちらほら。「建築家は 一体誰のために、何のために建築をつくるのか」を考え直したかった、という伊東氏の根源的な問いかけが、建築の、あるいは社会の未来を変えていく予感を感じさせる、熱い夜になりました。

【新・港村】拡大ヨンカイギ「新・芸術不動産宣言!」

今日はDゾーンの自由広場で宇徳ビルヨンカイ主催で拡張ヨンカイギ「新・芸術不動産宣言」と
題した討論が行われました。
ファーストセッションでは、パネラーに内山博文氏、島田洋平氏、杉崎栄介氏、武田要二氏、馬場正尊氏、丸山純子氏、矢内原充志氏。セカンドセッションでは、市村作知雄氏、大堀剛氏、清水義次氏、池田修氏、コメンテーターに加藤種男氏、秋元康幸氏。両セッションともモデレータを佐々木龍郎氏、本江正茂氏が担当。
クリエイティブな個人、組織が集りつつある関内、関外地区。この活動が産業やまちづくりにつながっているかどうか、横浜内外の様々な立場のパネラーを迎え新・芸術不動産宣言をすべく議論が行われました。

【新・港村】「”最後のテレビ”から愛をこめて」開催

今日は最後のテレビ主催で伊丹十三のテレビ視聴会が行われました。
普段から会場全体に設置されたアナログテレビへの放送が行われていますが、この日はAゾーンのスクール校舎を中心にさらに多くのテレビが設置され、会場全体がアナログ電波に支配されていました。

【新・港村】TETSUSON韓国チームによるプレゼンテーション開催

今日はDゾーンの倭館でTETSUSON韓国チームが活動を行いました。まずはスタッフミーティングタイム、続いてプレゼンテーションを行っていただきました。倭館の縁側にこれまでの活動をまとめた資料なども展示されていますので、是非こちもご覧ください。

【新・港村】世界のアートイニシアティブから6

新・港村では、「海外のアートイニシアティブチーム」を数多く招いていますが、
そのレクチャーシリーズの第6弾。
今回は韓国の2チーム、アジアのコンテンポラリーアートの新しいプラットフォーム、ダイナミックなアートマーケットの展開を進めているAlternative space LOOP(オルタナティブ・スペース・ループ)のソ・ジンスク氏。パブリックアート、コミュニティデザインを主要な活動分野とするFREEZOOM(フリーズーム)のユ・ダフィ氏が登壇。これまでの活動の紹介、今後の展望についてお話をいただきました。

【新・港村】「Out of frameーパニック映画の現実ー」を開催

東京造形大学のCS-labという学生コミュニティー企画による、
「Out of frameーパニック映画の現実ー」を新・港村Dゾーンにて開催いたしました。

このイベントはゲストによる対談と平行して映像、音響、パフォーマンスが断続的に進行するという試みです。
これは今までのイベント形式にとらわれることなく、その場で起こるズレや揺らぎを呼び込むことで、映画のフレームの外に確かに広がる現実や災害、社会との関係を思考できないかと考え企画いたしました。
まず、対談にはメディアアーティストの沖啓介氏、社会学者の長谷正人氏、映画監督の諏訪敦彦氏の三氏にご登壇して頂き、パニックをキーワードに、20世紀における映画の位置づけと、そこから相互的に変革する社会や、『メトロポリス』をはじめとする映画的な想像と建築による現実化、また、映画が予期した未来がまた現実によって転倒するなど、領域を横断する話にまで至りました。
さらにパニック映画の断片から取り出された映像と音響、パフォーマンスは、新・港村内の建築物に映し出され、反響することで多重的な空間を生み出せたのではないかと思います。
三氏のお話と映像、音響、新・港村のロケーションが混ぜ合わさり映画や建築などに広がった本企画。
来場してくださったみなさまの様々な「フレームの外」を少しでも想像する糧となったことを願います。

東京造形大学CS-Lab 田村基/坂本悠

【新・港村】AAF cafe vol.9 開催

今日はDゾーンの自由広場でAAF主催による、AAF Caféが開催されました。
AAF Caféは、AAFが注目するゲストを招いて、アートの新たな可能性を議論する場。
今回はコーディネーターを芹沢高志さんがつとめ、1990年代前半より現在に至るまで、独自の歩みを続けてこられた二人のアーティスト中村政人さん、藤浩志さんのお二人の対談。方法論も手法もまったく違うお二人の対談に皆、熱心に耳を傾けました。

【新・港村】世界のアートイニシアティブから5

新・港村では、「海外のアートイニシアティブチーム」を数多く招いていますが、
そのレクチャーシリーズの第5弾。
今回は香港から、国際的な実験演劇カンパニー。アジア演劇界で最も刺激的な活動を展開しているZuni Icosahedron(ズニ・イコサヘドロン)のダニー・ユン氏、オーストラリアから国際的なアーティストインレジデンス事業を展開しているArtspace(アートスペース)のマーク・フィーリー氏が登壇。これまでの活動の紹介、今後の展望についてお話をいただきました。

【新・港村】「新・港村の建築」vol.11

スーパースクール「新・港村の建築」の第11回目。今回はCゾーンの新・港村ホールを設計した手塚貴晴さんを講師に迎え、これまでの代表的な住宅や保育園の建物のご紹介をいただきました。今回の劇場での苦労話や一緒につくった学生さんからもお話を聞きながら授業は進行。最後は劇場で手塚さん自らピアノ演奏で締めくくりました。