今夜はDゾーンの自由広場で、伊東建築塾によるトークが開催され、平日の夜だというのに、たくさんの方々が集まりました。伊東建築塾がこれまでお こなってきたプログラム、特に「子ども建築塾」の話は、参加者の皆さんも興味津々に聞き入っていました。最初は子供が建築の設計なんてハードルが高いので は?と思っていても、実は子供の自由な発想力と、身近にある「家」というものに対するイメージ力には、リアルで真摯な思いがある。それを形にしていく方法 さえ身につければ、その発想は十分実現可能なものになる。自分が子供の頃にこういったものがあったら是非参加したかった、という方もちらほら。「建築家は 一体誰のために、何のために建築をつくるのか」を考え直したかった、という伊東氏の根源的な問いかけが、建築の、あるいは社会の未来を変えていく予感を感じさせる、熱い夜になりました。