今年で12回目となるTETSUSON。ジャンルも学校も様々な学生がつくりあげるボーダレスな展覧会。プロダクト、絵画、グラフィック、彫刻、テキスタイル、建築…参加者は名古屋市立大学や桑沢デザイン研究所、国立音楽大学…そして韓国の学生、今年は5校。
展覧会全体としては、震災の影響等もあり、参加者が例年よりも少なく、元気がなかったが、会期中にはTETSUSON歴代代表や、OB、OGや、先日バンカートで展覧会を開催した日韓交流展「etteda」のメンバーなどがかけつけ、なごやかに交流する様子が見受けられた。最終日には飯田侑希氏、下山幸三氏、八谷和彦氏、谷尻誠による公開審査が行われた。3.15〜3.18
月: 2012年3月
羅仕東(ルオ・シートン)「ドン・キホーテは誰だ? 」オープニング
台北市・横浜市アーティスト交流プログラム 2011で1月初旬に来日し、NYKで滞在制作をしているルオ・シートンさん展覧会が始まりました。展覧会のテーマは「ドン・キホーテ」。日ノ出町にある総合ディスカウントストアのドン・キホーテを、セルバンテスが創造した英雄に見立て、現代の創作者にとってドン・キホーテ的信念とは何かを問いかけています。オープニングレセプションには、台北駐日経済文化代表所の李所長、横浜市文化観光局の神部課長、アーツコミッションヨコハマの森井さん等この事業を支えて下さる皆さまや、バンカートで展覧会開催中のてつそん参加アーティストなどたくさんの方々にご来場頂きました。展覧会は、3月30日までNYK2階のスタジオ201で開催しています。皆さまのご来場をこころよりお待ちしています!
BankART8周年記念+39ARTの日
今日はBankART 1929の誕生日です。スタートが2004年3月6日ですから,8周年を迎えます。特にイベント等は行いませんが、春のような風を楽しみたいと思います。現在NYKでは全館で、多摩美の版画、駒沢女子大学などが搬入中。ここちよい仕事音が館内に響いています。
あと、このブログを借りてお知らせです。作家の開発好明さんが毎年行なっている「サンキューアートの日 3月9日」に今年も参加します。BankARTからは、現在編集中の「BankART Life 3」と「新・港村」のいずれかをプレゼントさせていただきます。BankART Studio NYKの会場にこられて、当日受付で「サンキュー」といってくれた人には、先着各5名様まで、この本の引換券をお渡しします。ページ数は両方とも256頁程度、発行日は3.31になる予定です。
台北市・横浜市アーティスト交流プログラム2011<br>台北市からのアーティスト羅仕東さん滞在制作 <br>2012.1.6-3.31
台北市・横浜市アーティスト交流プログラムは、台北市と横浜市がアーティストを交換し、互いの都市で約90日間の滞在制作を行うプログラムです。2005年から始まり、今回ですでに7回目を迎えました。お正月明けに羅仕東さんが台北から来日し、現在滞在制作を行っています。羅さんのバンカートでの愛称は、「シートンさん」。なんとなくおぼえやすい。シートンさんは、1983年台北生まれ。台湾で創作活動をするだけでなく、海外でのグループ展にも数多く参加しています。特定のメディアに限定されず、絵画、写真、映像、インスタレーション等様々の方法を組み合わせて作品を制作します。シートンさんの展覧会「ドン・キホーテは誰だ?」は、3月16日から30日まで、NYKの2階、スタジオ201で開催します。どうぞ皆さんお越しください!
春の風にあおられて外で……
三月になりました。昨日の雪とはうって変わり、温度も上がり、春らしい風が吹いています。この時期、卒業展などが淡々と続いているのですが、実際にはバックヤードでは大きな仕事が続いています。それは今年度のまとめと来年度企画です。まとめの方では横浜市の委員会への提出資料作成はもとより、税務関係の経理処理などがあります。2012年度の企画も、早い時期のものは、具体的な形にしなければいけません。出版物の編集も数多くあります。大きい物では「BankART Life 3」と「新港村」。両方とも250頁を超える印刷物です。
そんなこんなで、「春の風にあおられて外で」といきたいところですが、もっぱら暫くは内勤が続きます。