「これからはじまる卒業展@BankART Pub」藝大先端2011

BankARTスクールの枠組みでおこなわれる卒業展@パブトーク。
今日は現在開催中の「藝大先端2011」の修士代表の田中さんと学部代表の趙さんが、藝大先端の概要や特徴、展覧会のことなどをお話いただきました。
各自の作品を精一杯つくることはもとより、卒展という「展覧会」をつくることまでが「卒業制作」だ、という意気込みでこの展覧会へと向かったとのこと。準備段階から、サイン計画、イベントの組み方、カタログや広報等…。展覧会をつくるのは初めてだからこそ、展覧会を見る人の視点に立って様々なことを試行錯誤してきたとのこと。
たとえば広報では、インビテーションを要人に手書きで書いたり、可能な人にはできるだけ手渡しするようにしたり、広報先に連絡をしまくったり、「楽をしない広報をこころがけた」とのこと。
それらの努力は実際に功をなしていて、作品のレベルはもとより、「展覧会」のレベルも、さすが藝大、と思わせるものがあります。
「先端」表現科でありながら、「スタンダード」な事をきっちりおこなっていっている姿は、学生という甘えがなく、清々しさを覚えるとともに、私たちがこのようなトークプログラムを組んだり、「卒展」チラシを作成して広く配布したりということにきちんと「Response」してくださっていることに感謝をしたいと思います。
「藝大先端2011」、まだ未見の方は是非。必見です。
そしてもう見てしまった方も、会期は今週末までですし、イベントも沢山ありますので、再度ご来場をお待ちしております!

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