続・朝鮮通信使2011春 慶州から、蔚山、釜山へ

慶州から、蔚山(ウルサン) 倭城跡、八重花弁の椿が咲く「鶴城公園」へ。ここはあとで行く「西生浦倭城」の出城。小さいが、加藤清正公が最後に立てこもって激戦のあった場所。
「長生浦クジラ博物館」へ。クジラという巨大な生き 物をめぐる韓日双方の漁民たちの生活を通して海の恵みを分け合って来たことを感じる。鯨刺身を食す。
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「西生浦倭城」へ。鎮下海水浴場を望ながら南に下り迷う。段々畑の中に石垣に挟まれた門を見つける。中に進むとガイドの方が絵看板案内の前で丁寧な説明。倭城の形を知るために坂を上る。加藤清正公の率いた軍、相対した双方の戦士たちを思い、その後この城を使った水軍と、人々の営みを思う。
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次は釜山郊外の梨畑の中にひっそりと佇むアートスペース「open space bae」へ。
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その後、市内にあるアートスペース「AGIT」へ。途中、AGIT関係で新しくできたアート・カフェにも立ち寄る。AGITは、釜山大学学生街にある元幼稚園を利用した建物。映画制作、ロックなど音楽、ダンス、美術制作支援など、規模は大きくないが総合的にクリエイターを支援する場所。建物全体にグラフィティが覆っていて、しかもいつでもだれでも入ってくることができるという、ちょっと危ない感じ。もともと釜山大学内でイレギュラーに活動していた集団から始まったとのこと。ちなみに彼らの名誉のためにいっておくと、運営チームはとてもきちんとしている。
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今日の宴は、豚焼き肉の居酒屋。韓国の地でむかえた、端午の節句は、ふたつのアートスペースの多くの若者たちと会食しつつ、更けるのでありました。
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