すっかり冬になり、春から夏にかけて勢いよく育っていた野菜や花の植栽ポットの色が緑から茶褐色へと変わってきた。寒空の中で眼にさすように入ってくるのは、唐辛子の「赤」だ。昨夏、ある人に教えてもらったラー油づくりでもしようかと思い収穫してみたが、白い器があまりにも似合うので暫くはそのままに眺めることにした。
Event
BankART school 大野慶人ワークショップ 「転換期の舞踏」2015.1.8
舞踏家大野慶人さんによる、舞踏のワークショップが始まりました。2004年スクール開校以来、毎年のように行い、幅広い参加者を得てきた講座です。今回も、ダンサー、役者、デザイナー、教育者とさまざまのバックグラウンドの方々が参加しています。「転換期の舞踏」では、舞踏の成り立ちと基本的な身体訓練をレクチャーと実技で学ぶとともに、60年代の社会状況に生まれた「舞踏」が現在の我々の生活とどう関わっているのかという視点から講座を組み立てて行きます。これから8回の講座の中で、大野さんの独特の言葉と動きに、参加者がどういう風に反応していくのか楽しみです。
BankART school アート・コーディネーターの仕事vol.5
BankARTスクールでは定番講座のひとつである児島やよい氏と内田真由美氏による「アート・コーディネーターの仕事」は今回でなんと5回目。初日の今日は、内田さんから講座の概要と進行についてと、自己紹介など。
内田さんのこれまでのお仕事のお話を伺っていると、人とのつながりがそのまま仕事のつながりとなり、次から次へとつながり巻き込んでいく様がまるでロードムービーのようでわくわくした。まだ少しお正月気分の残る頭に、よーしこれからがんばろう!と、がつんと気合いを入れてくれた。
現在進行中の高橋コレクションの展覧会の進行についても、リアルタイムで報告してくれるらしい。
これから8回、よろしくお願いします!
福岡でのトーク「ムービング=移動する文化」
11月29日、福岡アジア美術館のカフェでおこなわれた「ムービングトリエンナーレ_メイドイン福岡」(以下MT福岡)のトークに参加してきました。トークのテーマは「ムービング=移動する文化」ということで、BankARTから細淵が続・朝鮮通信使について話をしてきました。
他のパネラーはキム・ソンヨン(元Bandeeディレクター、ムービングトリエンナーレ_メイドイン釜山展展示ディレクター)宮川敬一(Gallery SOAP ディレクター)、そして途中から ソ・サンホ(openspace Baeディレクター)パネラーにしても、これを企画運営している宮本初音さんにしても、以前からお世話になっている方々ばかりで、とても楽しいトークでした。トーク会場のとなりの彫刻ラウンジでは、釜山から移動してきたカバンプロジェクトが2日間のみの展示。同館で行なわれていた福岡アジア美術トリエンナーレもしっかり堪能して、アジアパワーを蓄えて帰ってきました。
MT福岡について詳しくはこちら→ http://watagatainfo.wordpress.com/2014/11/25/mtfukuoka2014/