横浜での生活

横浜市と台北市とのアーティスト交流事業で、現在横浜に滞在中の台北のアーティスト陳さんから、生活や作品制作の様子など、テキストを頂きましたのでご紹介します。

『2月に横浜に来たばかりです。いつもバンカートのスタッフを見ていると、毎日みんな常に何かをしています。私は、周りに行き交う人々を見ながら、作品制作を開始しました。そして、ときには、高いところから都市のながれを眺めていたり、自転車に乗ってすこし遠出し、朝食を取りに出かけたり、そんなとき日常の人たちを見ていると、やはり常にみんな何かしている。私という、ゆっくりしか行動出来ない物体が、速い流れの世界に進入してしまったようなとても面白い体験をしています。 
また、ここでの生活を始める中で、たくさんの人に助けて頂いています。皆さんとても友好的で、時には言葉の障害も忘れてしまうほどです。異なる文化、空間、時間の変動を私の生活にどのようにとけ込ませられるのか、毎日考えながら、異質な分子が進入した後、どうして気にならない存在になっていくのか、そんなことをいろいろ試しています。
これから1ヶ月以上滞在します。私は今観察をつづけながら、自分の身体がここでどのような変化をし、何を受けとるのか期待しているところです。』

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ルーフトップパラダイス蜂蜜!

昨年、「BankART Life 2」でBankART Studio NYKの屋上を舞台にしたプロジェクト、ルーフトップパラダイス。
その中でもHAMA Boom Boom!による養蜂のプロジェクトで、NYKの屋上にミツバチを飼っていたことは展覧会をご覧頂いた皆さんはおわかりだと思いますが、展覧会が終了した現在でも実は密かに活動が続いています。
今の時期は寒さを乗り越えるため、蜂たちの活動はとても小さいですが、お天気が良くて春の陽気を感じる日は、ブンブン蜜を求めて飛びたちます。
「ルーフトップパラダイス蜂蜜」が出来あがる日も間近です!

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「てつそん」今年も

全国の学生が有志で集まった全国合同卒業制作展覧会「てつそん」。今年もBankART Studio NYKを舞台に展覧会を開催します。
搬入が今日から始まり、大きな荷物と共に全国から学生が集結しました。9年目を迎えるてつそんは、ここ近年、日本だけでなく韓国にもエリアを広め、規模を拡大しています。
BankART での展覧会は3度目となり、BankARTとのつながりも深くあります。一体どんな展覧会が開催されるのでしょうか。展覧会は3月4日(水)スタートです。お楽しみに!

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台北からのおたより

横浜市と台北市で行われているアーティスト交流事業。
日本から台北へと飛び立った川瀬浩介さんから滞在先の様子についてご連絡いただきましたのでご紹介します。

『3月27日から展覧会をすることになったのですが。。。
時間があまりなく、焦り気味ではあるものの、
生活の基盤を整えることに忙しかったり、
毎日いろんなお誘いがあって、なかなか作業を進める段階に突入できません。
「交流も仕事」と思うと、むげに断れませんから。

というわけで、今夜もどうしようもなく楽しい夜でした。
そのレポートは、また後日、ブログにてお届けする予定です。』

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川瀬さんのブログはこちら。
http://www.kawasekohske.info/TAV09/

桜プロジェクトvol.2 山田よしえ『さくらのきでつくった?でさくらいろにそめてみよう!』

初音スタジオのアーティスト山田よしえさんのワークショップを桜荘で行ないました。山田さんは、普段、染色やペインティングで平面作品を作っているアーティストです。タイトルは『さくらのきでつくった?でさくらいろにそめてみよう!』。
天気が心配でしたが、ちょうど晴れてくれました。
絞り染めを行ないました。始めにポップコーンが登場。そして、ポップコーンの元の乾燥トウモロコシを子どもたちに配り、それを布に食い込ませて、針と糸で止めます。これは、アフリカ式との事。

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次に二の腕程の太さの枝にそれぞれの布を巻き付けて、ロープでぐるぐる巻きにします。まるで、包帯を巻いた腕のようでした。
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休憩をいれて、待ちます。しばらく待って、ロープを外してお湯で洗いました。絞りを解くと、桜の花のように綺麗に染まっていました。春の桜を先取りして楽しんでしまいました。
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講評会

開催中の和光大学の卒展の講評会が行われ、ゲストにBankART schoolで人気の講師としておなじみ福住廉さんとBankART代表の池田が出席。
学生達の作品に辛口のコメント。生徒も負けじと自分の作品について語ります。

一生懸命発表している姿をみて、私も学生の頃、緊張しながら発表したのを思い出しました。こうやって色々考え、表現して、進んでいくのだと改めて実感した一日でした。

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倉敷芸術科学大学 ヨコハマゼミ

今年もスタジオ入りしている倉敷芸術科学大学のヨコハマゼミ。
このブログでも彼らをご紹介していきます。

昨年に引き続き、BankARTに2ヶ月間スタジオイン。
週がわりで岡山にゆかりあるのアーティストや学生の制作、展示を行います。3月8日までは1929 Yokohamaのスタジオを学生が使用中。制作に使用しながら、隣のスタジオの台北のアーティスト陳さんと展覧会へ出掛けたり…。3月には公開講座も予定しています。お楽しみに!

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倉敷芸術科学大学 ヨコハマゼミ 公開講座→詳しくはこちらhttp://ysemi2009.blog5.fc2.com/
■公開講座 3/6(金)「拡大するアートの領域」
■レクチャー 3/7(土)「海外への留学・レジデンス」
■ライブ 3/21(土)「RAKAS PROJECT.」
■パネルディスカッション 3月下旬「どこへ行くヨコハマのアート」

BankART Pub

晴れの日も雨の日もどんなときも毎日営業しているBankART Pub。
新メニューのフランスワイン、復活したブルーチーズ、メニューも以前に増して豊富になりました。ここ最近は、ソファに座って本を見ながらゆったりされるお客様が多く、お客様曰く「なんだかくつろいでしまう」のだそう。
BankART Pubも6年目に突入し、他にはないBankARTらしいpubをめざして、これからも進んでいきたいと思っています。

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原口典之スタジオ

BankART の重要なコンテンツであるスタジオ。BankART Studio NYKでは、以前にもお伝えしたようにスタジオが増築され、アーティストたちが制作の場所として利用しています。
アーティストインスタジオの1人である原口典之さん。今年の5月にNYKで行われる大規模な個展に向けて、毎日スタジオからは電動のこぎりや金槌の音が響き、作品の一つのパースであろう大きな物体が姿をあらわしています。
本当に原口さんの作品の壮大さや繊細さにただただ圧倒されました・・。
NYKの空間を飲み込んでしまうような作品ばかり。完成が楽しみです。

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桜プロジェクトvol.2ワークショップ「桜の木で、なにかつくろう!」 深沢アート研究所

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桜プロジェクトでの制作の様子を前回お伝えしましたが、今日は、深沢アート研究所の山添さんとカブさんによるワークショップ『桜→ヤスル→つやつや→スベル.part1』がBankART桜荘で開催されました。
お天気に恵まれ、ポカポカ陽気の中、沢山のこどもたちが参加してくれました。
輪切りにした桜の木を紙ヤスリで磨いていきます。始めは、荒い80番。だんだんと細かくなっていき、最後は2000番。つるっつるの桜の輪切りは、少しななめになった板の上をすーっと滑っていきます。裏側に絵を描いて、目を付けて完成。地域の方々も参加し、わいわいとたのしいワークショップでした。