『今日の限界芸術』出版記念パーティー

美術評論家・福住 廉さんの著書『今日の限界芸術』をBankART出版から発刊されました。
今日は『今日の限界芸術』出版を祝う会が行われました。メディア関係者、アーティスト、スクール生、市の方と大勢の方が参加されました。
福住さんは、BankARTスクールの美術批評ゼミでも講師を3回もつとめられ、毎回大変熱心な会になります。スクールの延長として有志で編集されるフ リーペーパー「HAMArt」の編集にも顔をだされます。

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パーティーではイベントとして、書籍にも収められているChim↑Pom・卯城竜太さん、トリオフォー山下陽光さんと福住さんのトークがおこなわれまし た。また同時に、阿部晴政×川崎昌平によるリアルタイム携帯小説配信がおこなわれ、そんななかじゃましマンさんの乱入パフォーマンスがありと賑やかな会となりました。
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福住 廉さん待望の現代美術評論集は、BankART Shopにて好評発売中です。

チャンチキトルネエド LIVE @ BankART Studio NYK

BankART Life 2のオープニングを飾ってくれたチャンチキトルネエドのLiveがBankART Miniにて開催されました。
息を飲むほどの圧倒的なブラスサウンドに観客の方々は大盛りあがり。ファイナルはなんと!演奏しながら階段で屋上へ。現在開催しているルーフトップパラダイスでの演奏となり、寒い空気もどこへやら。熱気に包まれたLiveでした。

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Mini Kitchen ウエダ家

COBO NET主宰し、菌とともに生きる生活から具体的なビジョンを見出し、そこから新しい社会デザインを提案するユニークな活動をおこなうウエダ家さん。いままで「食と現代美術」出展やBankARTスクール講座講師をおこなっていただきました。

そんな多岐にわたる活動をおこなうウエダ家さんがMini Kitchenに登場し、酵母ワークショップがおこなわれました。テーマは、秋の旬の味覚である柿を使い「あまみうまみさんみのグラデーションを感じとる」でした。柿が酵母とコラボレーションし、ちらし寿司のすし酢の酸味に、コロッケのクリーミークリームに、そしてそのままドレッシングにと様変わりしました。調味料をまったく使わず、酵母と食の素材を活かした味とレシピに参加者の皆さんは大変熱心に参加されておりました。

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Cafe Live vol.10 Belibi-yo Strassburg Company/梅若猶彦

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BankARTスクール講師としてもお世話になっている能楽師の梅若猶彦氏。
今年1月に、梅若氏とスクール受講生たちで「Belibi-yo Strassburg Company」を結成し、「世界最高の演劇 Itarian Restaurant!」をNYKホールで上演、大成功をおさめました。
今回は、その第二弾として「『序章:懺法(せんぼう)』Work in Progress」をBankART Miniで上演しました。室内だけでなく、高窓や河岸側の入口との連結等、様々な空間的な仕掛けを試みられ、BankART Miniの複雑な空間の可能性を広げてくれました。短い時間でしたが、しばし不思議な「序章:懺法(せんぼう)」の世界へ迷い込みました。

Cafe Live vol.9 oscillator

BankART Cafe Live公募部門、Cafe Live賞受賞のoscillator。
今回は、北極、N極、花を意味する「northpole」という言葉をキーワードに構成されました。
BankART Miniの受付横の白壁をバックに、木々、空、水の淡々とした動きを映像をプロジェクション。心地よいボーカルの歌声と波に揺られているような音。ノイズ音、電子音、生のヴァイオリン演奏、ボーカルのゆったりとした動きのパフォーマンス。すべてが不思議と自然に融合し、現実と非現実の間を漂っているような気分になりました。

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BankART Bank under35  西田司+藤村龍至展 開催

BankART bank under 35 若いクリエイターによる週替わりの展覧会シリーズ第8弾。建築家西田司さんと藤村龍至さんの展覧会が始まりました。
それぞれの代表となる作品が展示されており、「ものをつくる」ということに対するお二人の考え方がはっきりと映し出された展覧会となっています。
オープニングパーティーには大勢の方が来場し、大変賑わいました。
最終日、30日(日)には14:00から会場にて、今回のお二人をご推薦して頂いた建築家山本理顕さんをゲストにシンポジウムを行います。みなさんぜひご来場ください。

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Cafe Live vol.8 ARICA

BankART Cafe LiveでARICAの「No Exit」が上演されました。パブの上部だけを舞台として行った初めての公演でした。
BankART Miniのコンクリートの柱と柱の間を女(安藤朋子さん)が、様々な方法で測量します。手のひらで何枚分か、歩幅で何歩分か、頭の周囲で何周分か等々。
計算式は随時プロジェクションされ、ユニークな公演に、計っている本人は真剣そのものですが、思わず笑ってしまうお客様もいらっしゃいました。

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都市の中の古民家へ出張

現在18区を次々と巡っている「出張BankARTschool」。
18日と20日の2日間、瀬谷区の長屋門公園に出張しました。

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18日は古民家の中で囲炉裏を囲みながら事務局長の清水靖枝さんに長屋門の運営についてのお話を聞き、瀬谷区役所にお勤めで芸術麦酒プロジェクト仕掛人の緒賀道夫さんにこれまでのプロジェクトの内容とこれからの展望を伺いました。
古民家とは夏涼しいようにつくられているということで、若干の寒さはありましたが囲炉裏の煙の匂いと木の匂いに包まれながらテーマである「都市の中の古民家」を体験しました。
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20日は同じく清水さんから古民家の建物について、また建築史家の稲葉和也先生に古民家保存と利用について伺いました。お2人のお話から先人の知恵や環境に対する工夫を教わりました。稲葉先生の言うように「都市の中の古民家」はオアシスであり、そんなオアシスを年間8万人が訪れる長屋門のように文化財指定をしなくても地域の人々の協力によって保存・活用することが大切です。

住んでいても知らないことの多い身近なこと。
皆様も「出張BankARTschool」で知らなかったまちの新しい側面を一緒に学びましょう。

ルーフトップパラダイス アーティストトーク最終回

これまで開催されてきたアーティストトークもいよいよ最終回を迎えました。
このアーティストトーク、会を重ねる毎にどんどんお客様が増えていきました。本日最終回ということもあってか椅子が足りず立ち見の方も!


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今夜のゲストはGAヤマザキの山崎誠子さん、毛原大樹さん、tokolo.com+AAOの野老朝雄さんと今北仁さん、pointの長岡勉さん、岩田とも子さんです。司会はおなじみ、みかんぐみの曽我部昌史さんが登場。
ルーフトップパラダイスの話を超えて街をつくることやそれに伴う様々な問題など・・、ちょっとしたディープな話もありましたが、最終回にふさわしく大変盛り上がりました。みなさん後半はお酒も混じって、ついつい時間を忘れての会となりました。

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3ヶ月に及んだ展覧会BankART Life 2「ルーフトップパラダイス」もいよいよあと2週間。まだ見ていない方ももう見た方も、ぜひパラダイスへお越しください! 

Discharge Mode to Order

先週より、本町実験ギャラリーで展覧会がはじまりました。
実験ギャラリーは若手のギャラリストを応援するスペースで、今回はFECの金島隆弘氏の企画、
「Discharge Mode to Order 津村耕佑x金氏徹平展」を開催中です。

展示期間中、出展作家の津村氏、金氏氏が会場内でハプニングとして作品を展開していく予定。
初日にも両作家が来場し、ギャラリー内の空間をすこしずつ変化させていました。
展覧会オープニングには、多くの来場者があり、賑やかなパーティーとなりました。
クロージングには両氏によるトークイベントも予定しております。

詳しくは、展覧会HPをご覧下さい。
http://www.fareastcontemporaries.org/

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