お陰様でこの数年間で徐々にBankARTのスペースを使っての卒業展が増えてきています。特に今年度からは、BankART Studio NYKの3Fと1Fが約1,500平方メートル増床したおかげで、同時に別大学の展覧会も可能になりました。3F等はまだ空調もなく床も仕上がっていませんが、ロケーション、天井の高さ、コンクリート空間のハードさ、外構の自由さ等、展示空間として総じて気にいってもらえているようです。
でもこの空間の豊かさを生かすも殺すのも、本当は、個々のスタッフのきめ細やかな対応も含めてBankARTのリスポンス能力です。「学生」や「大学」と協働戦線をくみ、いかに「卒展」を社会とつなげていくことができるかどうかが問われます。
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