Mini Kitchenにボナペティート登場!

現在開催中の深沢アート研究所カブさんによるMini Kitchenですが、今日は特別ゲストとしてイタリアン料理店ボナペティートのシェフが登場しました。
ハチミツをテーマにしている今回のMini Kitchen。メニューには、ハチミツ入りトマトソースのペンネアラビアータ+ハーブサラダ・みかんのハチミツ入りヤサイドレッシングといった本当にハチミツづくし!
おいしそうな香りに誘われて、たくさんのお客様にご来店頂きました。
本日限りの特別メニュー。本当においしくいただきました。

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出張スクール緑区編

本日のスクールは、緑区の住宅地の中にある森で活動を行っている「創造と森の声」会場と「地域子育て支援拠点いっぽ」にお伺いしました。

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「創造と森の声」では実行委員会の石山さん、猪野さん、出展作家の吉川さんにガイドをいただき、「森のインスタレーション」を見学しました。
メンバーが12年の歳月をかけて、ゆっくり整備した森の中で、毎年夏に、展覧会、コンサート、ワークショップなどのイベントを行っています。継続し続ける活動のパワーと、森と作品への愛着を感じることができました。
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また「いっぽ」では、地域の母親や子供にスペースを開放し、地域とのコミュニティーの場となっています。
施設長の松岡さんはパワフルな方で、積極的にアーティストやミュージシャンと恊働したイベント企画をして、親子がアートで楽しむきっかけや機会をつくる活動をされていました。

出張BankARTスクールin旭区で骨までスクール!

旭区にある動物園、ズーラシア。横浜には3つの動物園があり、それぞれの特色を生かして運営されている。まず、最近「BONES」という動物の骨格の写 真集を出した、野毛山動物園獣医の東野さんからお話を伺う。現在の動物園の役割を巡り、「本物を間近で見ることができること」という結論に至り、野生に戻すことのできない動物を調教して皆の近くで見せたり(実際に今回もフクロウを連れてきてくれました。かわいかった。)、動物園で死んだ動物から動物の骨格標本をつくったり、そしてそれを写真家と組んで写真集として刊行したり。
次にお話されたのはデザイナーのsetoさん。動物や昆虫などが持っている形態・ディテールなどを応用して作品をつくったり、ワークショップを行ったりされている。昆虫を描くためのパーツがスタンプになっているものを利用して、皆で新種の昆虫を描いてみる。
最後にズーラシアでおこなわれているナイトズーラシアの試みを、長倉かすみさんから紹介。動物園の大きな機能のひとつである「教育」について、創造力や自主性からはじまらないと、知識をただ教えただけでは身につかない、だからアーティスト等を動物園に招いて、動物をみる「目」を変えてあげることが重要なのだ、という話が印象的だった。

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出張BankARTスクールが神奈川区の市場を行く!

今日の出張先は市場です。横浜駅のほど近くに、食のまち横浜の台所、横浜市中央卸売市場があります。青果部と水産部にわかれており、せりをする本場はスタジアム4つ分の広さというから驚きです。日本で3番目の規模、そして日本で3番目に古いのだそうです。本日講師の小山正武さんの「つま正」は、夜間も受注を受けたり、たくさんの種類の商品を扱ったり、そのまま商品として出せない野菜を加工して出荷したり、いろいろな工夫をして、商売を成功させていました。また経営の傍ら、随所に古い歴史や伝説の残る神奈川区を歩いてまわるイベントなどを行っており、そのお話なども伺いました。最後に場内を見て歩き、市場独特の空間を堪能。市場の食堂でお魚の定食を食べて終了しました。

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出張BankARTスクールが西区を行く!

今日の出張BankARTスクールは、お隣の西区。老松中学校の石黒裕先生と、アーティストの中村政人さんをお迎えして「学校・地域・アート」という テーマでお話を伺いました。
最初に老松中の廊下の窓を利用したステンドグラスの作品を見せていただき、夜の学校ということでなんだかわくわくしながら、会場の図書室へ。
老松中は以前、職業体験としてBankARTに1週間、中学生が働きにきたことがあります。石黒先生は理科の先生なのですが、その職業体験のご担当で、いろいろとお世話になりました。中村さんは、アートを媒介にしての地域での活動にも力をいれており、また「美術と教育」とをテーマにした活動もされています。
義務教育としての学校の美術教育の実情や、アートやアーティスト、地域などが学校に関わることの意味など、他の先生方にもご参加いただき、それぞれの立場で様々な意見交換がされました。
現実的な様々な問題の中で、これからなにができるのかはわかりませんが、このような対話が何かに結実していけばと思います。西区、次回は学校つながりで東小学校です。

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the park展・Mini Kitchen 開催

BankART Mini galleryで、深沢アート研究所+アモルフォン主催の展覧会「the park」が始まりました。この展覧会は、アジアの現代美術作家9名によるグループ展です。BankART Life 2 屋上でのプロジェクト、ルーフトップパラダイスでもおなじみ、深沢アート研究所のカブさんも出品しています。
公園発祥の地、横浜で、様々な解釈の「パーク」をテーマにした作品が展示されています。展覧会は11月19日(水)まで。

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また、「the park」展と並行してBankART Mini Kitchenでも深沢アート研究所のカブさんが登場。横浜の花から採れた今年のハチミツや「ルーフトップパラダイス」の畑で収穫した野菜を使ったスペシャルメニューが振る舞われました。
用意されているハチミツは、ルーフトップパラダイスで養蜂をしているHAMA Boom Boom!岡田信行さんの師匠、養蜂家の人見さん(ちぼり堂)のハチミツです。ソバやクリなど様々な種類のハチミツが並びます。ハチミツのお酒もありま
すよ。
こちらのイベントも11月19日(水)まで(17:00-19:00)の開催です。
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ルーフトップパラダイス Artist's Talk vol.3 開催

第3回目となる、ルーフトップパラダイスのアーティストトークがBankART Miniにて開催されました。
今回のゲストは深沢アート研究所/緑化研究室のカブさん、共同アトリエの加藤朋子さん・矢野絵美さん、コモレビデザインの内藤真理子さん、生意気のディヴィットさんとマイケルさん、北川貴好さん、川嶋貫介さん、金子良/のびアニキさんの計7組です。
司会にはみかんぐみの加茂紀和子さん、竹内昌義さんが登場。
それぞれの活動内容やルーフトップパラダイスの作品について発表していただきました。
生意気のお二人の趣旨とは少し外れたトークやのびアニキさんの横浜滞在期間にできあがった新作映像上映など、笑いありの楽しい会となりました。
次回はいよいよ最終回! 11月19日(水)に開催されます。詳しくはBankART 1929 HPまで。http://www.bankart1929.com/

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クリエイティブな(?)長い一日。(その2) 集まったアートイニシアティブのその後

集まれ!アーティストイニシアティブの2日目。
皆で朝食後、昨日から引き続き、午後の発表に向けての議論。

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昨日までは、各組織・各地域での話や、ぐちなどもありましたが、それをこれからどうしていくか?
各テーブルとも、簡単に答えの出る話ではないけれど、皆で話をすることで、智恵や勇気が共有されました。
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最後に各チームごと5分づつの発表をし、BankART池田が最後の挨拶とかえて、Realtokyoに連載しているコラムを読んで、アートを媒介にしていくことを生業とする私たちの立ち位置を再認識し、会は終了しました。
http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/tokyoinitiator/ikeda/bn/ikeda_005/
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BankARTは2004年開館当初、「未完成」からスタートしました。だからこそ、様々な人々に智恵や力を借りることで、ここまで成長してきました。
とはいえまだまだ4歳半。もっともっといろんな人の力を借りないと、立派なおとなにはなれないのです。そして私たちのまわりのおとなになろうという人たちにも、もっともっと智恵や力の共有が必要なのです。
全国から多くの人に訪れていただいた慌ただしい2日間でしたが、いつかはこの会の開催した意味が、花開く日が来ることを信じています。
皆様、おつかれさまでした。そしてありがとうございました。

クリエイティブな(?)長い一日。(その1)

昨日から2日間に渡っておこなわれている、横浜市主催の「クリエイティブシティシンポジウム2008」。今日の午前の分科会ではBankART代表池田もパネラーとして参加しました。

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昨日、できたてのほやほや、「クリエイティブシティのこれまでとこれから」の本。こちらは横浜市若手職員が横浜のクリエイティブシティについて語るという、BankARTスクールでおこなった内容を書籍化したもので、横浜市の施策がわかりやすく各担当者から語られている。こちらの本をこのシンポジウム会場で特別先行販売。
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そして夕方にはシンポジウム終了。ただし、私たちBankARTはこれから本番。シンポの関連企画でもある「集まれ!アーティストイニシアティブ」が BankART Miniで始まる。
日本全国から30数チームの施設運営者やアーティストイニシアティブを招いての大会議。こちらはシンポジウムではないので、参加者を大々的に募ったわけではないのに、100人以上の人が集結。
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東京ピクニッククラブの太田浩史さんと福岡冷泉荘の野田恒雄さんの基調講演のあと、アーカイブのこと、コンテンツ流通について、プログラムシェアについて、大学と地域、空店舗・歴史的建造物のリノベーション、行政・企業とのコラボレーション、我々はどう食べていくか?、そしてアートは地域の役に立つか?など8つの分科会にわかれてけんけんがくがく議論がスタート!なぜか9つめのテーブルには、横浜市の川口創造事業本部長や、福岡から宮本初音さんなどが自主分科会?
23時には公式会議は終了し、野毛飲兵衛ラリーパスポートを持って、野毛のあちこちにちらばって続きをけんけんがくがく。朝まで話していた人もいた模様…。
全国から来て頂いたゲストの方々には横浜を堪能してもらえただろうか?
議論はまだまだ続く…。
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Cafe Live 大和川レコード

秋深まるこの週末のCafe Live。今回はBankART Cafe Live公募部門で、本年度BankART賞を受賞した大和川レコード(アサダワタル)さんの公演でした。
ネットで実況中継、さらにリアルタイムの動きをBankART Miniの壁にて上映。モニタに映された自分とコント。今行われる公演と今行われた公演について、公演終了と同時に新聞を発行。
大和川レコードによって綿密に作られた時間性の操作に意表を突かれました。
大和川レコード(アサダワタル)さんは、大阪の築港ARCのチーフディレクターとしても活動しており、BankART life2 のもう一つの企画、「集まれ!アーティストイニシアティブ」にも参加しています。
アサダワタルさんHP
http://yrecord.exblog.jp/

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