これからのいけばなを考える会 第1回展『新いけばな主義』開催 2017年7月2日

3階ワンフロアを使っての現代いけばな作家27名の展覧会を開催。いろんな家元が集まり展覧会をするのは、今回が初めての試みとのこと。公募12名と招待作家15名からなる。
いけばなといってもまずイメージするような花瓶や花は全くない。巨大な流木、ベニヤなどを用い、縦横5m区画を最大限に活用した「いけばな」が会場で待ち構えていた。
初日には公募出品12名のグランプリ審査と発表。深谷正子さんのパフォーマンスや美術評論家の金澤毅氏を招いてのトークも開催した。

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BankART AIR 2017終了  2017年6月20日

BankART AIR 2017が終了した。いろいろ思うところもあるが、「やっぱり制作の現場はいいな」ということにつきる。ニューヨークのギャラリーが取り扱い作家を決めるには、取り急ぎアトリエにいってどんな風にやっているか、どのくらい作品量をもっているかをみるというのを聞いたことがある。数十前のこんな話と現在のAIRプログラムとを比較するのはどうかとは思うが、実際にリアルな情報が、作品制作の方法はもとより、何を食べているか、夜型か朝型か等、自然にこちらに伝わってくる。一方、真反対のことも感じる。作家のことを知りすぎるということだ。知らなくてもいいこと、神秘的なことが全て真裸にされて、作家にいだいていた壮大さ、不思議さが、飛んでしまう。BankART AIRもまたそんな「現場」が垣間みれるプログラムである。つくること、みてもらうこと、つくったもの、つくる人同士の共同幻想等々。これまでおこったこと、これからおこることの「るつぼ」が可能性としてここには繰り広げられている。

BankART AIR OPEN STUDIO 2017 2017年6月18日

4月から約二ヶ月間、BankART Studio NYKで制作してきた43組のアーティストによるオープンスタジオが、6月9日(金)からスタート。梅雨入りし、天気が危ぶまれたが、快晴のなかオープニングを賑やかに迎えることができた。
パーティのメニューは、いつもどおりの、みかんぐみのレンガキッチンでの焼き肉や焼きそば、お寿司。みんな食べるのがはやい。
今回は、地方都市から参加しているチームに加え、台湾、アメリカ、オーストラリアなどの海外組が7チーム。毎週末のアーティストトークは毎回満席、作家同士の交流も活発でプログラムとして大分定着した感じだ。オープンスタジオ初日300人を越え、とても活気があった。期間中には、スタジオアーティストの企画するイベントが多数開催された。公開の会期は6月18日(日)19時まで。
関連イベント: http://bankart1929.com/archives/1793

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片岡純也+岩竹理恵 台北滞在報告会、ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノ ARTIST TALK開催 2017年6月16日

6月16日、2組のアーティストのトークイベントを、パブで開催した。
「ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノ」は、オーストラリアのアジアンリンクからの助成を受け、横浜で約3ヶ月間滞在制作。開催中の「BankART AIR オープンスタジオ 2017」に参加してもらいお話を伺った。
「片岡純也+岩竹理恵」は、台北市・横浜市アーティスト交流プログラムにより、今年1月から3ヶ月間、台北国際芸術村 (Taipei Artist Village)にて滞在制作を行ってきたことについてのレポート。満席の会場からの質問と議論が絶えなかった。

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nitehi works presents 「Concerto L’accordo Contrabbando」2017年5月27日

清水恒輔(コントラバス)と生駒祐子(アコーディオン)のデュオ「mama!milk」のライブをkawamata Hallで開演。横浜を拠点に活動する美術家、稲吉氏が率いる「似て非works」が主催、会場演出を行なった。カフェでは人が賑わう真昼の時間帯での開演だったが、ホールの中は深い夜のような空間。哀愁漂う美しい音色は聴く人を惹きつけ、時の流れを忘れさせるライブでした。

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hiroyuki ikari

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takehi fukushima

BankART スクール 楢橋朝子「写真ワークショップ」初回 2017年5月18日

この講座は、写真家の楢橋朝子さんによる、受講生の写真作品の講評がメインだが、毎回最初に楢橋さんから現在活躍しているの写真家の紹介がある。初回はメキシコの写真家、マヌエル・アルバレス・ブラボ。
その後、受講生の作品講評。ほんとうに全員が全く違うタイプで、見ていて面白い。楢橋先生がひとりひとりの作品を丁寧に読み解き、掘り下げる、その理解ある補助線が、この後皆の作品にそれぞれどう影響していくのか、全6回が楽しみな講座です。

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BankART school  金澤毅「現代美術の世界/世界の現代美術」スタート2017年5月17日~

評論家であり、原美術館の副館長であった金澤毅氏による講座「現代美術の世界/世界の現代美術」がスタート。金澤氏のBankARTスクールは今回が初。「芸術と社会」「サブカルチャーとは何か」といったテーマを毎回掲げながら芸術への多角的な理解を深める事に焦点あてる。初回では「文化と文明の違いについて」と題し、アートとは何なのか、アートでない物は何なのかを”文化と文明”のキーワードとともに解説した。

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BankART school 中村恩恵「ダンス・クリエーション WS」開講 2017年5月16日~

BankART AIR2017のスタジオアーティストでもある振付家、中村恩恵さんのスクール講座「ダンス・クリエーション WS」がスタート。本講座は、中村恩恵さんの指導のもと実際に身体を動かしながら、ダンスの振り付け法を学んでいく。受講生は個人で活動しているダンサーやサラリーマンからスタジオアーティストなどダンス経験も職業もさまざまだが、みなさん表現することに意欲的で感受性も豊か。活気あるワークショップになりそうで、今後が楽しみだ。

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BankART school 村田真+和田菜穂子「美術館の読み方、楽しみ方」がスタート2017年5月15日~

今回初めて講師を担当する和田氏は建築+アートの分野を横断し、キュレーションやアートマネジメント等、多岐にわたる活動をおこなっている。本講座は、村田(美術)と和田(建築)の2人の講師によるそれぞれの観点から近代以降の日本の美術館の成り立ちから美術館の建築史を分かりやすく掘り進めていく予定だ。具体例として東京、神奈川に限定した美術館を毎回取り上げていく。初回は村田真校長が担当。取り上げられた美術館は、東京国立博物館、東京都美術館、神奈川県立近代美術館。これら3館はル・コルビュジエの弟子の建築家たちが設立をしたという共通点がある。コレクションありき、団体展、企画展とそれぞれの展覧会様式を比較しながら、各美術館の成り立ちについて言及した。

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朝鮮通信使祭列席とホンティアートセンター訪問 2017年5月8日

5月の連休の頃は、毎年釜山へと招かれます。釜山タワーのある龍頭山公園周辺を中心に、朝鮮通信使祭が毎年行われるからです。今年も例年通り好天に恵まれ、式典や行列に列席してきました。
今年は特に、現在日韓共同登録申請中の、朝鮮通信使のUNESCO世界記憶遺産への登録の可否がこの秋に決まることになっており、それを祈願する催しなども行われました。
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翌日は釜山市街から西方に向かい、ホンティアートセンターへ。
釜山文化財団との協定により、レジデンスの交換プログラムの準備を進めているため、施設と周辺の下見に。周囲は工業地帯ですが、合間にアーティストのスタジオが点在しているそうで、徒歩3分くらいのところに、区が新たなレジデンス施設を新設していました。また新しくできる釜山市の現代美術館も近くにできるとあって、これからが楽しみな地域のようです。
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スタジオは1Fで居住は2F。写真は居住スペースの廊下。

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ホンティに長期で入居しているアーティストのスタジオを訪問。

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周囲の街の様子

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新設中のレジデンス施設。