3階ワンフロアを使っての現代いけばな作家27名の展覧会を開催。いろんな家元が集まり展覧会をするのは、今回が初めての試みとのこと。公募12名と招待作家15名からなる。
いけばなといってもまずイメージするような花瓶や花は全くない。巨大な流木、ベニヤなどを用い、縦横5m区画を最大限に活用した「いけばな」が会場で待ち構えていた。
初日には公募出品12名のグランプリ審査と発表。深谷正子さんのパフォーマンスや美術評論家の金澤毅氏を招いてのトークも開催した。
Event
BankART AIR 2017終了 2017年6月20日
BankART AIR 2017が終了した。いろいろ思うところもあるが、「やっぱり制作の現場はいいな」ということにつきる。ニューヨークのギャラリーが取り扱い作家を決めるには、取り急ぎアトリエにいってどんな風にやっているか、どのくらい作品量をもっているかをみるというのを聞いたことがある。数十前のこんな話と現在のAIRプログラムとを比較するのはどうかとは思うが、実際にリアルな情報が、作品制作の方法はもとより、何を食べているか、夜型か朝型か等、自然にこちらに伝わってくる。一方、真反対のことも感じる。作家のことを知りすぎるということだ。知らなくてもいいこと、神秘的なことが全て真裸にされて、作家にいだいていた壮大さ、不思議さが、飛んでしまう。BankART AIRもまたそんな「現場」が垣間みれるプログラムである。つくること、みてもらうこと、つくったもの、つくる人同士の共同幻想等々。これまでおこったこと、これからおこることの「るつぼ」が可能性としてここには繰り広げられている。
BankART AIR OPEN STUDIO 2017 2017年6月18日
4月から約二ヶ月間、BankART Studio NYKで制作してきた43組のアーティストによるオープンスタジオが、6月9日(金)からスタート。梅雨入りし、天気が危ぶまれたが、快晴のなかオープニングを賑やかに迎えることができた。
パーティのメニューは、いつもどおりの、みかんぐみのレンガキッチンでの焼き肉や焼きそば、お寿司。みんな食べるのがはやい。
今回は、地方都市から参加しているチームに加え、台湾、アメリカ、オーストラリアなどの海外組が7チーム。毎週末のアーティストトークは毎回満席、作家同士の交流も活発でプログラムとして大分定着した感じだ。オープンスタジオ初日300人を越え、とても活気があった。期間中には、スタジオアーティストの企画するイベントが多数開催された。公開の会期は6月18日(日)19時まで。
関連イベント: http://bankart1929.com/archives/1793
BankART school 村田真+和田菜穂子「美術館の読み方、楽しみ方」がスタート2017年5月15日~
今回初めて講師を担当する和田氏は建築+アートの分野を横断し、キュレーションやアートマネジメント等、多岐にわたる活動をおこなっている。本講座は、村田(美術)と和田(建築)の2人の講師によるそれぞれの観点から近代以降の日本の美術館の成り立ちから美術館の建築史を分かりやすく掘り進めていく予定だ。具体例として東京、神奈川に限定した美術館を毎回取り上げていく。初回は村田真校長が担当。取り上げられた美術館は、東京国立博物館、東京都美術館、神奈川県立近代美術館。これら3館はル・コルビュジエの弟子の建築家たちが設立をしたという共通点がある。コレクションありき、団体展、企画展とそれぞれの展覧会様式を比較しながら、各美術館の成り立ちについて言及した。
朝鮮通信使祭列席とホンティアートセンター訪問 2017年5月8日
5月の連休の頃は、毎年釜山へと招かれます。釜山タワーのある龍頭山公園周辺を中心に、朝鮮通信使祭が毎年行われるからです。今年も例年通り好天に恵まれ、式典や行列に列席してきました。
今年は特に、現在日韓共同登録申請中の、朝鮮通信使のUNESCO世界記憶遺産への登録の可否がこの秋に決まることになっており、それを祈願する催しなども行われました。
翌日は釜山市街から西方に向かい、ホンティアートセンターへ。
釜山文化財団との協定により、レジデンスの交換プログラムの準備を進めているため、施設と周辺の下見に。周囲は工業地帯ですが、合間にアーティストのスタジオが点在しているそうで、徒歩3分くらいのところに、区が新たなレジデンス施設を新設していました。また新しくできる釜山市の現代美術館も近くにできるとあって、これからが楽しみな地域のようです。