クリエイティブな(?)長い一日。(その2) 集まったアートイニシアティブのその後

集まれ!アーティストイニシアティブの2日目。
皆で朝食後、昨日から引き続き、午後の発表に向けての議論。

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昨日までは、各組織・各地域での話や、ぐちなどもありましたが、それをこれからどうしていくか?
各テーブルとも、簡単に答えの出る話ではないけれど、皆で話をすることで、智恵や勇気が共有されました。
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最後に各チームごと5分づつの発表をし、BankART池田が最後の挨拶とかえて、Realtokyoに連載しているコラムを読んで、アートを媒介にしていくことを生業とする私たちの立ち位置を再認識し、会は終了しました。
http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/tokyoinitiator/ikeda/bn/ikeda_005/
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BankARTは2004年開館当初、「未完成」からスタートしました。だからこそ、様々な人々に智恵や力を借りることで、ここまで成長してきました。
とはいえまだまだ4歳半。もっともっといろんな人の力を借りないと、立派なおとなにはなれないのです。そして私たちのまわりのおとなになろうという人たちにも、もっともっと智恵や力の共有が必要なのです。
全国から多くの人に訪れていただいた慌ただしい2日間でしたが、いつかはこの会の開催した意味が、花開く日が来ることを信じています。
皆様、おつかれさまでした。そしてありがとうございました。

クリエイティブな(?)長い一日。(その1)

昨日から2日間に渡っておこなわれている、横浜市主催の「クリエイティブシティシンポジウム2008」。今日の午前の分科会ではBankART代表池田もパネラーとして参加しました。

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昨日、できたてのほやほや、「クリエイティブシティのこれまでとこれから」の本。こちらは横浜市若手職員が横浜のクリエイティブシティについて語るという、BankARTスクールでおこなった内容を書籍化したもので、横浜市の施策がわかりやすく各担当者から語られている。こちらの本をこのシンポジウム会場で特別先行販売。
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そして夕方にはシンポジウム終了。ただし、私たちBankARTはこれから本番。シンポの関連企画でもある「集まれ!アーティストイニシアティブ」が BankART Miniで始まる。
日本全国から30数チームの施設運営者やアーティストイニシアティブを招いての大会議。こちらはシンポジウムではないので、参加者を大々的に募ったわけではないのに、100人以上の人が集結。
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東京ピクニッククラブの太田浩史さんと福岡冷泉荘の野田恒雄さんの基調講演のあと、アーカイブのこと、コンテンツ流通について、プログラムシェアについて、大学と地域、空店舗・歴史的建造物のリノベーション、行政・企業とのコラボレーション、我々はどう食べていくか?、そしてアートは地域の役に立つか?など8つの分科会にわかれてけんけんがくがく議論がスタート!なぜか9つめのテーブルには、横浜市の川口創造事業本部長や、福岡から宮本初音さんなどが自主分科会?
23時には公式会議は終了し、野毛飲兵衛ラリーパスポートを持って、野毛のあちこちにちらばって続きをけんけんがくがく。朝まで話していた人もいた模様…。
全国から来て頂いたゲストの方々には横浜を堪能してもらえただろうか?
議論はまだまだ続く…。
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Cafe Live 大和川レコード

秋深まるこの週末のCafe Live。今回はBankART Cafe Live公募部門で、本年度BankART賞を受賞した大和川レコード(アサダワタル)さんの公演でした。
ネットで実況中継、さらにリアルタイムの動きをBankART Miniの壁にて上映。モニタに映された自分とコント。今行われる公演と今行われた公演について、公演終了と同時に新聞を発行。
大和川レコードによって綿密に作られた時間性の操作に意表を突かれました。
大和川レコード(アサダワタル)さんは、大阪の築港ARCのチーフディレクターとしても活動しており、BankART life2 のもう一つの企画、「集まれ!アーティストイニシアティブ」にも参加しています。
アサダワタルさんHP
http://yrecord.exblog.jp/

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Mini Kitchen:Asako's Bar

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BankART Mini Kitchenでは今週9日(日)まで、野菜ソムリエの佐々木麻子さんをお招きし、
Asako’s Bar Weekを開催しています。
ランチにはAsako’s Bar人気メニューであるキッシュ、舞茸ごはんのプレート、
ディナーはスペシャルメニューとしてポークソテープレートを出しています。
毎週土曜日のBankART Pubの定番として、多くの方に親しんまれてきたAsako’s Bar。
今週は新規のお客さんも、また常連さんも来てくださり、賑わっています。

佐々木麻子さんの数々のメニューは下記のブログでみることができます!
http://oixi.jp/asako-diary/

それぞれのクリエイティブシティ

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BankART Miniではクリエイティブシティシンポジウム2008学生会議がおこなわれました。各大学の有志がそれぞれ創造都市の研究をポスターにまとめたものを囲んでのポスターセッション。明日から始まる横浜市主催のクリエイティブシティシンポジウムの関連企画です。シンポジウムに参加する海外からのゲストも交え、一般参加者とも活発な意見交換が行われました。BankART主催の「集まれ!アーティストイニシアティブ」の展示の中で、それぞれの創造都市への展望がさらに拡がっていったことでしょう。次に、もっともっと見たこともない素敵な都市と日常をつくっていってくれるであろう若者たちに期待大。

HAMArt Vol.3創刊!

BankARTschoolで7-8月期の福住廉ゼミの有志によって制作されたフリーペーパー『HAMArt!』。
スクールが終了してからの短い時間の中で、毎週BankART Pubにてミーティングを重ね、本日めでたく完成!ということで、パブにてお祝い+お疲れ様パーティーが行われました。
今回は、横浜トリエンナーレやBankARTLife 2 が特集されています。
福住先生のゼミは、ほぼ毎回受講生がかわるのですが、毎回HAMArt!が刊行されるのは、やはり受講生の団結したチームワークと福住先生の丁寧かつス ピードのある添削の賜物でしょう。
HAMArt Vol.3は、BankART会場で配布しています。

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出張BankARTschool開講!

通常はBankART内に教室を構えて行っているスクールですが、BankARTLife2期間中、横浜市18区を巡るツアー形式で講座を行います。本日、栄区からスタートです。

村田真校長と荒木田百合氏(横浜市職員)を先生に、栄区にある「上郷・森の家」で行われた「さかえdeつながるアート」展にお伺いして、展覧会ツアー+レクチャーの講座となりました。
出展作家にインタビューを行ったり、アフタースクールでワークショップに参加したり、展覧会を楽しむとともに、元栄区在住の荒木田氏より森の豊かな栄区の特徴や魅力をお話いただきました。

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出張スクールは18区、市場や大学、廃校、文化施設など様々な場所を巡ります。詳細はHPをご覧下さい。http://www.bankart1929.com

Mini Kitchen:「Gomaの不思議なお茶会」

Mini Kitchenに料理創作ユニットGomaさんが登場!「Gomaの不思議なお茶会」というタイトルで、ケーキインスタレーションをお茶会形式で開催しました。巨大なケーキが不思議な色のクリームやかわいい形のクッキーでどんどんデコレーションされ、参加者の方はわくわく見守りました。
完成のケーキは記念撮影後、参加者の皆さんにぎやかなお茶会となりました。

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菊地容作「miku see」

Cafe Live vol.6 菊地容作「miku see」の公演が行われました。2008年度 Cafe Live Seriesの公募部門でCafe Live賞受賞のアーティストです。
巨大な岩が、2階から落ちてきたり、ピザ屋が配達にきたり、女装した出演者が、サッカーしながら焼き肉をしていたりと、理由がわからないままに色々な事が起こります。また、同時にインターネットの動画配信などを検索しながらプロジェクションして進行して行きました。BankART Miniの空間をめいっぱい使った公演でした。

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Cafe Live vol.5「夢見る権利」

中村恩恵さんと廣田あつ子さん出演のCafe Live vol.5「夢見る権利」が行われました。BankART Miniの床と壁面に囲まれたハードな一角を主にアクティングエリアとして公演が行われました。
顔にベールを巻き、近未来的な制服のような衣装で登場。双子のロボットの様でした。途中衣装変えや外の海岸でのアクトもあり、凝縮された濃密な時間でした。(写真:井村和人)

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