現在18区を次々と巡っている「出張BankARTschool」。
18日と20日の2日間、瀬谷区の長屋門公園に出張しました。
18日は古民家の中で囲炉裏を囲みながら事務局長の清水靖枝さんに長屋門の運営についてのお話を聞き、瀬谷区役所にお勤めで芸術麦酒プロジェクト仕掛人の緒賀道夫さんにこれまでのプロジェクトの内容とこれからの展望を伺いました。
古民家とは夏涼しいようにつくられているということで、若干の寒さはありましたが囲炉裏の煙の匂いと木の匂いに包まれながらテーマである「都市の中の古民家」を体験しました。
20日は同じく清水さんから古民家の建物について、また建築史家の稲葉和也先生に古民家保存と利用について伺いました。お2人のお話から先人の知恵や環境に対する工夫を教わりました。稲葉先生の言うように「都市の中の古民家」はオアシスであり、そんなオアシスを年間8万人が訪れる長屋門のように文化財指定をしなくても地域の人々の協力によって保存・活用することが大切です。
住んでいても知らないことの多い身近なこと。
皆様も「出張BankARTschool」で知らなかったまちの新しい側面を一緒に学びましょう。