Breath展 7.14〜20

多摩美術大学芸術学科Breath展実行委員会によるBreath展が、Mini Gallery で始まりました。大学の授業<PBLⅡ–9 文化演出の現在>に参加する学生が企画し、運営する展覧会で、授業の一環として行われています。PBLとはProject Based Leraning、出された課題に学生が実地で自主的に取り組む授業形態です。そこで、この展覧会も学生自身が企画し、計画し、実施しています。韓国や中国から留学している学生も多く、国際色豊か。作品も油画、立体、アニメーション、テキスタイル等々と様々です。若く、ボーダレスなエネルギーが伝わってきます。展覧会は7月20日17:00までです。是非お立ち寄り下さい。初日はそれぞれの作品の前でアーティストトーク。

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大岡川クルーズ

スタジオアーティストの秋山直子さんが、黄金町にある大岡川桜桟橋とBankARTとの間を船でつなぐというプログラム、「大岡川クルーズ」を企画、開催した。秋山さんは黄金町mujikoboで現在、個展「サーカス」を開催中。お天気にも恵まれ、参加者は両会場のスタジオ訪問と9つの橋をくぐる大岡川クルーズを堪能した。mujikoboでの公開は16日(月祝)まで。
http://mujikobo.com/

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BankARTコレクション 7.6~7.13

BankART1929ではこれまでの活動の中で、企画した作家、関わった作家の作品を少しずつだが購入させていただいている。日頃はカフェやショップやBankART妻有等にその一部を展示しているが、久しぶりに新しく購入したものや、倉庫にしまっていたものをBankART Mini ギャラリーで公開した。
The Gun Groupのスノーパフォーマンス、大野一雄フェスティバルのメイン記録写真、台北横浜交流事業の作家の周 育正の作品。藤本 涼、楢橋朝子の写真、中谷ミチコの大型レリーフ、森村泰昌の大野一雄に扮した映像作品等々。

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アーティストインレジデンス2012 オープンスタジオ オープニングパーティ

5月15日に入居し、1.5ヶ月間の滞在制作をおこなってきた28組のアーティストのスタジオオープンがはじまった。初日のオープニングパーティでは横浜市鈴木隆副市長が挨拶をしてくださり、激励の言葉をいただいた。あいにくの雨で予定していたバーベキューは中止となったが、Asako’s Barでおなじみ麻子さんの手料理を囲み、たくさんの人で賑わった。前日まで切羽詰まった顔色で夜遅くまで制作をつづけていたアーティスト達の表情にも笑顔が戻り、少し緊張感がほどけた様子。OPEN STUDIO 2012は7月16日まで(11:30-19:00※最終日18:00まで)。

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リムジン屋台

この8年間で一度もなかったのに、今年になってから強風や台風で、アトリエワン設計のリムジン屋台が二度も転倒した。BankARTのアプローチは風の通り道になっていて、確かにとんでもない突風が吹く。二度の転倒でリムジンは大分ダメージを受けたので、これから時間をかけて修復したいと思っている。まずは、風がとおらない場所に移動した。夏に向けて整備しながら、BankARTpubの一員として活用していきたい。

松本中学校 職業体験

横浜市立の中学校が、近隣の施設や会社等で行なう職業体験を行なうプログラムで、松本中学の女子中学生3人が二日間BankARTで働いてくれた。仕事はいつものBankART仕事で、外回りの落ち葉の掃除や受付、カフェの対応、郵送物の発送作業等。緊張しているようだったけど、どうだったのかな?
毎年きてくれている老松中学に加えて、今年松本中学からオファーがあったのは、松本中担当の先生が老松中で教えていたからだ。こんなこともリレーがおこっていくものなのだ。

京都での会議

京都芸術センターでアーティストインレジデンス関係の会議があったので参加した。全国の諸施設、機関に加えて、文化庁長官や京都市長、京都芸大学長等、数多くのVIPも出席。懇親会での話も含めて、議論が深まったかどうか定かではないが、こういった機会を設けたくれたこと、文化庁もやるなっていう感じ。

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みなとみらい地区での結婚式場のこと

横浜みなとみらい地区での結婚式場建設問題について、BankARTからメッセージを発信した。都合9年間、街づくりに関係しながら活動をおこなってきているチームとして、街づくりについて、大きな問題がおこっているのに、なんのリスポンスもしないのは、無責任だと感じたからだ。重要なことは届くことだ。この発信が、皆さんにリレーされて、大きな声に膨らんでいくことを望みたい。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012 作品鑑賞パスポート販売開始

7月29日からはじまる大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012のパスポートを販売開始しました。7月29日から9月18日までの期間中、すべての作品を鑑賞できるパスポートです(鑑賞は各作品1回のみ/イベント除)。作品を観る毎にスタンプを押すスタンプラリー台帳だけでなく、特典やイベント、ツアーなどの案内も盛りこまれています。真っ黄色なパスポート、たくさんの作品を巡る頃には、スタンプや想い出で、さらに鮮やかさを増すのでしょうか。
一般前売3,000円(当日3,500円)、学生前売2,500円(当日3,000円)。前売券は28日までの販売。ぜひお立ちよりください。トリエンナーレ会期中はBankART妻有(作品番号D134)もオープンします!

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BankART妻有オープン準備

新潟県松代桐山にあるBankART妻有の雪囲いを外すために現地にいってきた。地震や大雪のため、水道関係、ボイラー、雨漏り、窓ガラスの割れ、基礎の落ち込み等、建物は大分いたんでいた。早速、いつもお世話になっている地元の工務店に主要な工事をお願いした。なんとか修復できそうだ。また一日かけて、埃だらけになっている家を掃除した。うちに比べて、まわりの状況はもっと悪く、建物そのものが壊れていたり、美しかった棚田が完全に地崩れで姿を消してしまっているなど、被害の規模は尋常ではない。
今年は大地の芸術祭の本番年なので、トリエンナーレ会期中はBankART妻有はフルオープンする。そのためにも、たくさんの方々が、また訪ねてくれる楽しい場所になるよう、もう少し時間をかけて準備していきたいと思う。