都市に棲む〜BankART1929のアクティビティ 光州市立美術館11.6-12.3 その1

韓国光州市の光州市立美術館で開催中のBankART1929の展覧会の様子。
今回は、作家の仕事を紹介する展覧会ではなく、BankART1929の日常の活動、空間の雰囲気、都市との関わりを
プレゼンテーションした。受付、カフェ&パブ、ショップを、BankART Studio NYK本体に近いサイズで再構成。椅子等は、光州で行なった「椅子プロジェクト」で、市民から提供してもらったものだ。空間全体に響き渡っているのは、松本秋則の竹の作品。複雑な白い壁面で構成されている映像の部屋は、高橋啓祐が担当。これまでBankARTで行なった大型の展覧会やイベントの記録が、4台のプロジェクターを駆使して再構成されている。BankART Studio NYK本体の改修設計を担当してくれたみかんぐみ、受付周りの設計等を担当してくれ小泉アトリエ等も参加。この2チームは創造都市の展開として、黄金町、寿町でのプログラムも紹介してくれた。開発好明は一年後に配達される「未来郵便局〜韓国編」で、皆さんを楽しませてくれている。
巨大なアジアハブセンターも11月25日には正式にオープンする。光州方面へでかけられる方は是非!
会期11月6日〜12月3日(月曜休館)10時〜18時

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横浜国立大学大学院Y-GSA & UNICORN SUPPORT SYMPOSIUM+PARTY 11月3日(火)

Y-GSA(横浜国立大学大学院 建築都市文化専攻 建築都市デザインコース)と円錐会の主催でシンポジウムとパーティーを2Aギャラリーで開催。
円錐会とは、横浜国大の卒業生で設計に関わっている人達のOB会であり、今年度で15年目を迎える。
そのY-GSA、円錐会の設立においてリーダシップをとられた北山 恒教授が今年度で退任されることもあり、その退任記念とY-GSAと円錐会の交流を深めるために会が開かれた。
シンポジウムでは、北山氏の30年間における横浜国大での建築教育のこれまでを振り返りながら、これからの日本の建築教育のあり方について議論していった。パーティーでは、同期や教授の方々との久しぶりの再会の場、そして先輩後輩たちとの出会いの場という、またとない貴重な会となった。

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光州市立美術館 準備編10.30〜11.2

10月30日
高橋さんの担当するメイン映像室の組み立てを完了。全体のインスタレーションの雰囲気はちょうどBankART Studio NYKの1Fのような感じ。ソファーで一休みしているとBankARTにいるような気がする。
たまたま今日は、高橋さんの誕生日。お店の人に頼んで、サプライズお祝い。

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10月31日
今日はショップの書籍やBankARTのコレクションの展示、ポスターや写真等の作業。新しく英語(+日本語)で編集したBankARTの10年の記録、コンセプトブックからのエッセンス文を韓国語に訳して表示。

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11月1日
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11月2日
参加作家の松本秋則さんと開発好明さんも到着。
松本さんの竹の作品がインストールされ、開発さんの一年後に日本か韓国に到着する未来郵便局も設置された。

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都市に棲む〜BankART's Activities 光州市立美術館(韓国)準備編10.27〜29

10月27日
11月6日からの「都市に棲む〜BankART’s Activities」展のため来光州。韓国金浦空港から電車で龍山駅へ、KTXで光州へ。ホテルは旧市街地のフォングン洞、若者が多い活気のあふれる場所。11月25日にオープンするアジアハブセンターからも近い。ホテルの周辺やアジアハブセンター(ACC)の周りの探索。

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10月28日
コンテナ到着の日。到着時間が遅れたので昼間の街の探索に出る。
ACC近くのアートストリートのお店には今回の展覧会ポスターがあって、!!
とてもうれしいものだ。BankARTとも繋がりのあるアートスペースUgroを訪ねる。そこでもBankARTの展覧会チのラシや本も発見!夕方からコンテナの扉を開け、作品をおろすことで本日の作業は終了。
本格的な設営作業は明日からだ。

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10月29日
午前中に荷を展示会場に運び、昼からおおまかな展覧会場構成。延べで700㎡あるので、それなりの大きなインスタレーションだ。夕方、今回の展覧会の映像を担当してくれる高橋啓祐さんが到着。BankARTの雰囲気が少し出始めたところで今日は終了。夕食はホテルの近くにあるグッパーのお店。

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大野一雄フェスティバル2015 滞在アーティストワークインプログレス作品マラソン上演

今年のフェスティバルの終幕を飾るプログラムは、10月3日からフェスティバル会場内で滞在制作を続けてきた4人の舞踊家によるワークインプログレス連続上演です。立石裕美さんの「1960 イチキューロクマル」、向雲太郎さんの「Butoh? in Progress」、ジュリー・ヤリソアさんの「Soamaroroko」(ギターライブ 松本じろ)、アレサンドラ・スーティンさんの「Giant」(チェロライブ : 舩橋陽)と、それぞれがNYKの3階と1階の各スペースを使い、観客は移動しながら見る回遊型公演でした。今年もたくさんのお客様にご来場頂きました。ありがとうございます!

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大野一雄フェスティバル2015 大野慶人「花と鳥 舞踏という生き方」

大野一雄フェスティバル第3週の公演は、大野慶人「花と鳥 舞踏という生き方]です。日本に生まれた「舞踏」が世界のダンス界に発信したメッセージのひとつは、「年をとっても踊れる」、あるいは、「年を重ねてこそ踊れる踊りがある」、ということでした。少ない動きで踊る77歳の大野さんは、ますます力強く、荒々しい空間にも柔らかく拮抗する、不思議な存在感を放っていました。

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NYC Tour Benefit Concert  10月16日

日本芸術文化国際センター (ICJC) の主催により、横浜インターナショナルスクール邦楽アンサンブルのコンサートが開催されました。ICJCは、日本の伝統音楽の新作を国際的な舞台で発表し、邦楽の普及を目指して活動しています。今年は、新作箏曲をニューヨークで初演しますが、海外公演に先駆け、本拠地横浜で箏11台の合奏による新作と古曲のコンサートを開催しました。さわやかな音色がホールに響き渡り、学校関係者、父兄をはじめ多くの皆さまにご来場頂きました。

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大野一雄フェスティバル2015 ANTIBODIES Collective 「Dugong」2015年10月12日

2009年の大野一雄フェスティバルにも参加した、東野祥子率いるBaby-Qを母体にする新たなカンパニー、ANTIBODIES Collectiveが京都で10月末に旗揚げ公演を行います。それに先駆け、今回のフェスティバルにレジデンスし、ワークインプログレスの発表を行いました。荒々しい空間に拮抗するかのように配置されたダイナミックなオブジェと挑戦的な身体表現の組み合わせが、清々しさを感じさせる作品でした。京都の本公演にエールを送ります!頑張れ!

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