The Investigation 特別プログラムTICAD×Renovation Project vol.4

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25日(日)のThe Investigation 特別プログラムTICAD×Renovation Project vol.4を観て下さった方からメールが届きました。

「本日の公演、とても素晴らしいものでした。
前半はシリアス、後半はパワフルでエネルギッシュ、
アフリカ文化の陰と陽を感じることができました。
後半の土取さんとのセッションは、エモーショナルで感動しました。
まるでクラブに来ているかのような雰囲気で圧巻でした。
彼らのパフォーマンスは、ワールドクラスですね。
また来日して欲しいです。ぜひ呼びたいです。
良い週末になりました。ありがとうございます。」

ウルヴィントーレの皆さんは今日、帰国されました。あっという間でしたが、私たちスタッフも何か体の深いところに残るものを感じています。日本のお寿司の味も、忘れないで欲しいです。
また会う日まで!ムラコゼ!(ありがとう!)

BankARTスクール公開講座 - 北川フラム氏公開オープンレクチャー

BankARTスクール公開講座として、また現在開催中のTICAD 関連「アフリカ希望の大地」写真展の関連プログラムとして、北川フラム氏による公開オープンレクチャーがおこなわれました。幅広いフラムさんの仕事の中でも、特に1988-90年にかけて全国194ヶ所を巡回した「アパルトヘイト否!国際美術展」に焦点をあててのレクチャー。当時この展覧会の巡回先を探し 全国各都市の奔走されていたときに、先方へのプレゼンテーションのために背中に背負って歩いていた牛島達治氏制作のトラック(ゆりあぺむぺる号)の模型も特別にご披露いただきました。当時の状況や、苦労話などのお話は、芸術を志すもの、またコーディネートしていこうとするものたちにとって、勇気を頂く力強 いメッセージとなりました。
「アパルトヘイト否!国際美術展」に関しては、北川フラム氏の著書「希望の美術・協働の夢 北川フラムの40年 1965-2004」にも掲載されてます。聞き逃した方は、是非!

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嬉々として、リモコンのコントローラーをさわる北川氏。

The Investigation [追求] – いよいよ明日から。

5月21日の朝日新聞にThe Investigationの記事が掲載されました。

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↑クリックで拡大

いよいよ明日から、改修工事中のBankART Studio NYKを舞台に3日間の公演が始まります。
詳細はBankART1929 HP、「What’s new」から。http://www.bankart1929.com/

■ご予約・お問い合わせ
BankART1929 オフィス
info@bankart1929.com Tel:045-663-2812
25日(日)のご予約は終了致しました。その他の公演も残席僅少のため、ご予約はお早めに。

The Investigation [追求]

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アフリカ44ヶ国の首脳が来日、第4回アフリカ開発会議が横浜で開催されます。アフリカ関係の様々の催しが行われる中、BankART1929ではルワンダ共和国のアーティスト集団ウルヴィントーレを招いて、工事で閉館中のBankART Studio NYKでThe Investigation 【追究】を上演します。
The Investigationは原作ペーター・ヴァイス、1963年にフランクフルトで行われたアウシュヴィッツ裁判証言記録を元に書かれた戯曲です。 2005年ルワンダの首都キガリで初演されてから、世界中で話題になった作品の本邦初演。工事中の構内で、どんな上演がされるのでしょうか。期待と不安が交錯する日々です。

(つづく)

BankART スクール公開講座

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今月28日-30日にかけてTICAD IV(アフリカ開発会議)が横浜で行われます。
それに伴い、横浜ではアフリカ関連の催しがあちこちで行われていますが、BankART school でも
アフリカに縁のある方々を招いて講座を開いています。
今回は、JICAアフリカ部長の黒川恒男氏。
「アフリカ支援と今後の課題」と題して、アフリカの紹介、具体的なJICAでの活動、成果、今回のTICAD IVの意義についてお話しいただきました。
一口にアフリカと言っても言語・宗教・気候が非常に多様であること、貧困のイメージが強いけれども実際は経済成長を維持していること、エチオピアのバラ栽培が産業として成功しており、日本に年間500万本も輸入されていることなど、興味深いアフリカの現状を聞くことができました。
支援だけでは不健全、投資を呼び込む下支えとしてJICAの活動を行うという言葉が印象に残りました。

BankARTでは、引き続きレクチャーが行われます。
5/23(金)京都の約束プロジェクト実行委員会の川島悟一氏、5/24(土)は北川フラム氏をお招きして「アパルトヘイト否!国際美術展」についてお話しいただく予定です。
詳細はHPの最新情報をご覧下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。

お申し込み・お問い合わせ
BankART1929 オフィス
info@bankart1929.com
Tel:045-663-2812 
http://www.bankart1929.com/

アフリカ開発会議(TICAD)

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この5月28日 – 30日は、大規模な「アフリカ開発会議」が開催されます。

BankART 1929でもこの時期、その関連の事業が多く、現在はナショナルジオグラフィックのアフリカ関連の写真を中心にした展覧会が開催されています。
実行委員会形式で、もともとは写真展として企画されたものですが、1Fのホールはニブロールの高橋啓祐さんがアフリカをイメージした大規模なおおらかな映像インスタレーションを展開しています。スカンクの音楽も素晴らしい広がりをみせています。

またいくつかのレクチャーも開催します。明日16日(金)のJICAの黒川さん、24日(土)の北川フラムさんと続きます。既に展覧会をご覧になった方は、800円を差し引いて参加できます。是非ご参加ください。

Landmark Projectlll – 本町実験ギャラリーにて

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こちら本町実験ギャラリーでは、これまでのLandmarkProjectをご紹介しています。
実験ギャラリーは野毛マリヤビルホワイトと同じく、LandmarkProjectと共にオープンしました。地下なのになぜだか圧迫感がなく、遠くから聞こえる本町通りを走る車の音が心地よく感じられます。ここが一体どこなのか分からなくなってしまうような、不思議な時間が流れる空間です。
開館時間は11:30  19:00。場所はクリエイターの集まる本町ビルシゴカイの隣で、BankART1929 Yokohamaからは徒歩1分半くらいの所にあります。
今後の展開に乞うご期待です。

Landmark Projectlll – ぴおシティにて

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Landmark Projectlllが始まって、5日経ちました。
桜木町ぴおシティの地下2階では、空き店舗の空間を利用した映像作品をみることができます。老若男女、通りがかりの人たちが多くのぞいていかれ、いつもの展覧会とは異なった雰囲気です。
泉太郎の作品を展示している喫茶店で、本当に営業していると思って入る方がいたり、おじいさんが隣のゲームセンターの若者さながら、平川紀道の体験型作品に熱中していたり、高橋啓祐の作品の前で子ども達が映像の真似をしたり・・・。また、ヤング荘がつくったポスターをみて、長年馴染みある方たちが野毛やその近辺の昔話をしてくださいます。
いろいろな方に見てもらうことができ、反応を得ることができる桜木町ぴおシティは新鮮です。
展示時間は11:30から19:00までです。BankART近辺にいらした方はぜひお立ち寄りください。

Renovation project vol.3

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改修工事中のBankART Studio NYKにてシンポジウムがおこなわれました。
昨年スクールで開講した「ラジカルできちんとした建築構造と防災」との連動企画です。
司会はNYK改修設計を行っているみかんぐみの曽我部昌史氏、ゲストパネラーに金箱温春氏、西澤英和氏、長谷見雄二氏、吉田剛市氏を迎え、それぞれの観点からNYKを題材にリノベーションについて、防災、構造、法規対応、保存の問題などの議論が交わされました。改修現場の見学会も行われ、馴染み深かったスタジオやパブが撤去され、足場が組まれた空間をカメラ片手にツアーしました。
勝手に屋上まで上がって行ってしまう方や、足場の無い場所を覗き込む方など、ハラハラしながらの見学でしたが、無事ケガや事故なく終わりました。

今日は、5月にしては気温も低く、室内とはいえ工事現場内は冷えました。
見学後、各々にリノベーションされた空間を思い描きながら、ホットワインと暖かいお茶を飲みました。
工事終了は7月末を予定しています。新しくなって戻ってくるNYKを楽しみにしています。

1929パブ

「NYKにあったパブはなくなってしまったのですか?」というお問合せをよく頂きます。

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BankART Studio NYK改修工事に伴って、BankART Pub は BankART 1929 Yokohama にお引っ越しをしました。最初はどこか違和感のあったパブも、移転から1ヶ月が経ちだいぶこの場所に馴染んできました。
営業時間は19時から23時まで。入口は重厚な鉄の扉、ではなくて、馬車道駅出口から続くガラス張りの扉。昼とはまた違った雰囲気の1929 Yokohamaをお楽しみ頂けます。
海からの風が心地よい季節になって参りました。BankART Pubにはテラス席と横浜の地ビール・ペルリの生もあります。皆様のご来店を心よりお待ちしております。